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中津川で栗きんとんを買って、富士見台高原で味わおう!|秋こそ楽しみたい「山×栗きんとん」

10月に入ってから、だんだんとすごしやすい気候へと移り変わり、秋風を感じながら山歩きを楽しめる時期がやってきました。今回は、秋だからこそ足を運びたくなる山をMt.ランドネのメンバーがセレクト。また、選んだ山といっしょに楽しめる、プラスαのテーマについても、あわせて紹介してもらいました!

発祥の地で味わう、季節の和菓子「栗きんとん」

「栗きんとん」と言うと一般的にはおせち料理を思い浮かべるかもしれませんが、中部地方では岐阜県中津川が発祥の和菓子として知られています。栗と砂糖のみで炊き上げて茶巾でくるみ、栗の形に整えたもので、年齢問わず多くの人々に愛されているお菓子です。

中津川市内には栗きんとんを作る和菓子店が十数店舗ありますが、9月ごろになると一斉に販売が始まります(念願の栗きんとん解禁!)。毎年この季節は、中津川からほど近い富士見台高原の山頂で、素朴な味わいの栗きんとんとおいしいコーヒーをいただくのが定番になっています。

▲にぎわい物産館の栗きんとんコーナー(9月~12月開設)。17店舗が一同にそろい、微妙に味わいがちがうので食べ比べるのも楽しい

のんびり歩ける富士見台高原の山頂で一服!

富士見台高原は中央アルプスの南端、恵那山系にあたる、笹で覆われた穏やかな山容の山です。登山口は何か所かありますが、栗きんとんを調達してから山に向かうため、神坂峠からの最短ルートを使います。

▲登山口は神坂峠駐車場前の古代東山道の標識が目印。ここから1300年前の古道の森を歩いていきます。
▲山頂は恵那山、中央アルプス、北アルプス、南アルプスが見渡せる360°の大パノラマ!

見晴らしのいい山頂に着いたら、ゆっくり景色を楽しみながらコーヒーと栗きんとんをいただきます。秋ならではの「山×栗きんとん」を満喫する旅は毎年恒例のイベント。今年も存分に、中津川のおいしい栗きんとんを楽しみたいと思っています。

▲2店舗の栗きんとんを食べ比べ。

紹介した山

富士見台高原(標高1,736m/岐阜県中津川)

おすすめルート

神坂峠~古代東山道~神坂小屋~富士見台高原山頂~萬岳荘~神坂峠

歩行時間:1時間40分

アクセス

【公共交通機関の場合】

JR中央線中津川駅下車、タクシーにて神坂峠で下車(約1時間)

【車】

中央道中津川インターから国道19号線を経由、林道(12月~4月上旬閉鎖)に入り神坂峠まで約1時間

※大檜駐車場に無料駐車場(20台)あり

※にぎわい物産館/JR中津川駅前にぎわいプラザ1F 8:30~16:00

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PROFILE

Mt.ランドネメンバー

Mt.ランドネメンバー

山や自然をこよなく愛し、自分たちの“好き”を共有するコミュニティーサービスの一員。会員限定イベントなどを通じて、山や自然の新しい魅力を見つけたり、自分らしいアウトドアを楽しんでいる。

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