富士山を眺めながら、ススキ野原が広がる山へ!|秋こそ楽しみたい「山×ススキ野原」
Mt.ランドネメンバー
- 2024年10月30日
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10月に入ってから、だんだんとすごしやすい気候へと移り変わり、秋風を感じながら山歩きを楽しめる時期がやってきました。今回は、秋だからこそ足を運びたくなる山をMt.ランドネのメンバーがセレクト。また、選んだ山といっしょに楽しめる、プラスαのテーマについても、あわせて紹介してもらいました!
ススキ野原を見るために、山梨県の高座山~杓子山へ
秋だからこそ登ってみてほしい山は、山一面がススキ野原となる高座山と、それに連なる山梨百名山の杓子山。ともに低山なので、秋風の吹く今の時期だからこそ、心地よく山歩きを楽しむことができます。
ススキ野原には、紅葉によって赤や黄色に彩られる山々の姿と同じくらいに、秋らしい魅力が詰まっています。澄んだ秋晴れの日に登れば、間近に佇む大きな富士山を眺めつつ、海原のように広がるススキ野原を見渡しながらの山歩きを楽しむことも。ぜひ、秋らしさを全身で感じたい方に訪れてほしい山です!
目の前は、まるでススキ野原の舞台のよう
高座山~杓子山へ登る際は、「鳥居地峠」登山口から。出発地点は木々に覆われていますが、しばらく歩くと驚くほどに景色が一変。幕が開いたかのように目の前の景色が開けて、高座山一面を覆うススキ野原とそこへ誘う道が出現します。
つい「スゴい!」と声を出してしまうような絶景に、いっきにテンションが上がってしまうはず。足を進めるごとにススキの舞台に入り込んだような感覚になり、秋らしさと自然の美しさを体感することができます。
自由に波打つススキ野原のようすを眺めて、秋のすっきりとした空気の心地よさを感じる幸福感は、山歩きの魅力そのもの。いつまでも見ていたくなるような秋の絶景を、ぜひ山歩きといっしょに楽しんでみては?
高座山を登って山梨百名山の杓子山山頂へ
高座山の傾斜は少しハードですが、ススキ野原を右手に望みながらだんだんと標高をあげていきます。休憩のタイミングで後ろを振りかえると、ススキの海はだんだんと下に広がって見えるようになり、その先にある大きな富士山を見ては気分が高まります。
杓子山の山頂に到着すると、待ち受けるのは360°にひろがる大パノラマの絶景。富士山を眺めながら、温かい飲み物と秋らしいモチーフの和菓子などを味わうのもおすすめです。
ススキ野原を巡る山旅を楽しもう!
9月下旬~11月上旬が見頃と言われているススキ野原。見頃の時期が長いススキ野原は、天気の良い日に合わせて訪れやすく、秋らしさを存分に感じられる場所です。
時間が経つにつれて、刻々と見え方が変化するススキ野原の姿を、ぜひ山の上から眺めてみてはいかがでしょうか。
紹介した山
・高座山(標高1,304m/山梨県忍野村)
・杓子山(標高1,598m/山梨県忍野村)
おすすめルート
鳥居地峠登山口~高座山~大権首峠~杓子山~大権首峠~高座山~(登りと別ルート※下山に向かって左ルート)~鳥居地峠登山口
歩行時間:約5時間10分
※登山口にはお手洗いはありません。
アクセス
【公共交通機関の場合】
・富士急行線「富士山駅」から路線バス 内野行き又はふじっ湖号で「忍野村役所前」下車(約25分)
・富士急行バス(高速バス)「新宿バスタ」→「忍野村役所前」下車(約2時間10分)
※「忍野村役所前」バス停から「鳥居地峠」登山口まで徒歩約40分
【車の場合】
東富士五湖道路の「山中湖IC」から、一般道にて鳥居地峠登山口へ(約25分)
※無料駐車場あり
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PROFILE
Mt.ランドネメンバー
山や自然をこよなく愛し、自分たちの“好き”を共有するコミュニティーサービスの一員。会員限定イベントなどを通じて、山や自然の新しい魅力を見つけたり、自分らしいアウトドアを楽しんでいる。
山や自然をこよなく愛し、自分たちの“好き”を共有するコミュニティーサービスの一員。会員限定イベントなどを通じて、山や自然の新しい魅力を見つけたり、自分らしいアウトドアを楽しんでいる。