やっぱりよかった、関東以北最高峰・日光白根山からの景色|編集部員の山活LOG
安仁屋 円香
- 2024年11月07日
療養期間などいろいろあって、高い山に行くことができなかった、2024年の夏山シーズン。そんな年もあるよね、と思いながらも、気持ちや体力が回復したころ「まだ間に合う!」と向かったのは、私の山人生のきっかけにもなった日光白根山でした。
やっぱりよかった、関東以北最高峰・日光白根山
言わずと知れた栃木の、いや日本の名峰。私はその昔、この山に登って、山にどっぷりとハマっていったのです。2,000mまで上れるロープウェイ、深呼吸をくり返したくなる森歩き、別世界へと誘う森林限界、山頂付近から見下ろすエメラルドグリーンの五色沼、すぐそばにそびえる男体山。山頂までの歩行時間は約2時間30分。一歩一歩進むたびに変わっていく目の前の景色は、10数年前に山を始めたばかりの私の心をぐっと掴んでいきました。
視界が一気に開ける森林限界では、何度この山を歩いても、「わ~」とか「すご~い」という、短く感動を表現する言葉を発せずにはいられません。
この日、山頂付近には登頂を喜び、昼食をとる多くの人の姿が。そこから少し離れた、人影の少なく静かな場所が私の”いつもの”休憩場所。そこに座って、温かいコーヒーを飲みながらひと息つくと、「やっぱりいい山だな~」としみじみ思うのです。
下山したら、奥日光の白濁した温泉へ。何度もくり返す「いつもの山旅」は、いつだって私の心を癒してくれる最高の山旅です。
【今回歩いたルート】歩行時間:約5時間10分
日光白根山ロープウェイ~避難小屋分岐~日光白根山~五色沼避難小屋~五色沼~弥陀ヶ池~七色平~血の池地獄~日光白根山ロープウェイ
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PROFILE
ランドネ / 編集部(ADDIX)
安仁屋 円香
旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。
旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。