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【八ヶ岳/高見石小屋】山好きな母を連れて!週末のんびり山歩き|#2

まだまだ登山歴の少ないランドネ編集部員のみかみが、山の魅力にどっぷりとハマった母を連れて、週末に山歩きをいっしょに楽しむようすをお届けします。

今回の記事では、八ヶ岳の高見石小屋に宿泊をする1泊2日の旅を紹介。標高500mほどの低山しか足を運んだことのなかった母に、人生初の”山小屋泊”を伴う山旅を体験してもらいました!

前回の記事はこちらから!【#1】

山小屋のぬくもりを感じる時間を満喫

小屋の入り口に立つと「高見石小屋」の文字を枝で模った、かわいらしい看板が目に入る。山小屋によって味の違ってくる看板は見ているだけで興味深く、いったいだれが作ったのだろう……なんて思いつつ、少し重めのドアを開けて小屋のなかに入る。

親切なスタッフさんに案内をしていただき、ウェルカムドリンクのあったかいお茶をいただいてから個室へ。荷物を置いたら、いっきに肩の力が抜けたような気がした。

いままでは、編集部の先輩や山岳ガイドの方といっしょに山に登ることが多く、自分が先導する山歩きは今回が初めて。じつは「ひとりで母をここまで連れてこれるのか?」と、緊張していたのかもしれない。

▲個室の天窓からは青空が見える。風で流れていく雲を黙々と眺めたりも

部屋でくつろいでいるとき、電波が届かない場所だと理解していたはずが、いつもの癖でスマートフォンを手に取ってニュースを見ようとする母。「これじゃ暇つぶしができない!」と何度も同じことを言っている姿をみて面白おかしくなってしまった。

その後、夕飯に呼ばれるまで母親と他愛もない話ばかりしていた。旅行に行ったときは、テレビやスマートフォンから得た情報をもとに会話が弾むことが多いが、山小屋だと話す内容が大きく変わってくる。昔の話とか、行きたい旅行先の話とか、それこそ行きたい山の話なども……。

▲日が落ちて夕飯の時間が近づくにつれて、次々とランプに火が灯されていく

しばらくすると、部屋の外から夕食の案内が聞こえた。続々と集まる登山者といっしょにテーブルを囲み、きれいに並べられた夕食を見て心が躍る。目の前には、大きなエビフライとハンバーグがメインのプレートとご飯、温かいクラムチャウダー。

山小屋でこんなに豪華なごはんが食べれると思っていなかった母は、さすがに驚いているようす。言わずもがな美味しい夕食に、どれかのメニューをひと口食べるたびに2人で大絶賛していた。

食後は、高見石小屋の管理人である木村さんが行なう「星の勉強会」。ちょうどアトラス彗星が近づいていた時期だったが、この日は残念ながら見ることができず……。

勉強会が終わってから外に出てみると、日中は晴れていたにも関わらず、夜には雲がかかってしまい、満天の星空は一旦おあずけ。ちょっぴり残念に思いつつも、明日の日の出に期待して、早めに就寝することに。

そして次の日、気持ちよく朝を迎えた私たちは、高見石展望台へ。宿泊者のほとんどが続々と高見石に集結し、美しい日の出を見ることに成功! 母も私も、美しい日の出を前にして、言葉が出ない状態に。

「こんなきれいな風景が見れるなんてね。山小屋、今日これてよかったね。」

スマートフォンを構えながらそう話す母を見て、”山で特別な時間をすごす”ことの価値を感じることができた気がした。山小屋デビュー戦、大成功なのではないだろうか。

▲高見石小屋に戻っていく宿泊者たち。淡い空の色合いと澄んだ空気が心地いい

小屋に戻ってからは、パッキングをし直して帰路につく準備を。……といいつつも、私にはどうしても達成すべき任務が。10時にオープンする高見石小屋の喫茶前でスタンバイしながら、帰りの登山コースを再チェック。そうして、八ヶ岳ですごす2日目が始まった。

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PROFILE

三上美羽

ランドネ / 編集部(ADDIX)

三上美羽

編集・登山歴どちらも2年ほどの、ひよっこ編集部員。山でしか感じることのできない特有の世界観と、自分らしい山の楽しみ方を探すことが好き。ソロ登山は少し苦手なので、だれかといっしょに山歩きをする登山スタイルが定着している。母や友人などを連れて、ランドネらしいおもてなしをしながら、日本各地の山を巡るのが夢。

三上美羽の記事一覧

編集・登山歴どちらも2年ほどの、ひよっこ編集部員。山でしか感じることのできない特有の世界観と、自分らしい山の楽しみ方を探すことが好き。ソロ登山は少し苦手なので、だれかといっしょに山歩きをする登山スタイルが定着している。母や友人などを連れて、ランドネらしいおもてなしをしながら、日本各地の山を巡るのが夢。

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