
山道具を整理整頓しながら防災バッグを作ってみた!

安仁屋 円香
- 2025年01月28日
地震や大雨などによる災害を知らせるニュースを目にする機会がとても多くなっていることから、「防災」について考える時間も増えてきています。とはいえ、心のどこかで自分は大丈夫、アウトドアスキルを身につけているから乗り越えられる、という根拠のない自信を抱いてしまっていることも事実。とても身近な問題でありながら、どこか遠く現実味のない問題。そんな漠然としたモヤモヤとする気持ちに変化が訪れたのは、年末の大掃除でのこと。アウトドアアイテムや、身の回りの生活用品の整理整頓をしているときに、使わなくなったウエアや道具、買ったりもらったりしたけれど出番のなかった化粧品などで「防災バッグ」を作れるかも?と。
山で使うもの、使わなくなったもので作るオリジナル防災バッグ
防災バッグとは「緊急時に持ち出すもの」ということで、自分自身で背負うことを考慮して、愛用している(正しくは以前よく愛用していた)バックパックの中から、とくに丈夫で耐水性にも優れるマックパックのウェカ30をマイ防災バッグに。置き場所は玄関。中身には、現役で活躍している山道具、使わなくなった山道具、家にあった生活用品、定期的に入れ替える食べもの、この4つのカテゴリで、まとめてみることにしました。
山行に合わせて持ち出す調理道具やライト
バーナーやカトラリー類は、いまも山ごはんを作るときに活躍しているもの。そのほか、ヘッドランプ、ソーラー充電式ランタン、トイレットペーパー、インナーシーツ、ポータブル電源も同様。使うタイミングになったら取り出す。これらは家でしまう場所を防災バッグの中にした、というイメージです。ソーラー充電式ランタンは、太陽の光が差し込むリビングに置いています。
使う機会の少なくなったウエアや山道具
山用の靴下や下着、ベースレイヤーなどは、速乾性や防臭機能などを兼ね備えているため、着替えとしてまとめて。山のお土産に買った手ぬぐいも、一枚あると何通りもの用途があるので、しまっておくだけではもったいないアイテム。そのほか何種類もあるシェラカップ、使いかけのアウトドアボディスプレー、プラティパスのボトル。防災アイテムをまとめているスタッフサックも含め、捨てたり手放したりできないものは、こんなときに重宝します。
家で眠っていた捨てられない日用品
使いかけのウェットティッシュやポケットティッシュ、ナプキン、マスクのほか、携帯トイレの予備、エマージェンシーシート、絆創膏など。また、左右で個数が合わなくなってしまった使い捨てコンタクトレンズや、試供品の化粧水・乳液、買い溜めしていた歯ブラシ、歯磨き粉などもここに。水のいらないシャンプーはこれを機に購入したもの。次に山小屋泊へ行くときは、持っていってみようと思っています。
定期的に入れ替えるフリーズドライ食品と行動食
「山で食べるもの」を基準に、お湯または水を入れるだけで完成するフリーズドライ食品や、行動食になるお菓子を準備。賞味期限の短いお菓子は山歩きをするたびに入れ替え。長期保存が可能なフリーズドライも、テント泊縦走をするときなどはここから持ち出す予定です。「食べたくなるものを用意しておく」という考え方は、山歩きでもおなじ。何を入れているのかを常に把握できる工夫も、大切な防災対策のひとつなのかもしれません。
ここで準備したものはまだまた始めの一歩。ここから使って、見直してをくり返しながら、もしものための万全な備えを、日々考えていけたらと思います。
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PROFILE

ランドネ / 編集部(ADDIX)
安仁屋 円香
旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。
旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。