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【陣馬山/一の尾根】山好きな母を連れて!週末のんびり山歩き|#4

まだまだ登山歴の少ないランドネ編集部員のみかみが、山の魅力に惹かれて「登山」が趣味のひとつになった母を連れて、週末に山歩きをいっしょに楽しむようすをお届けします。

今回の記事では「どうしても陣馬山に登って、山頂にある白馬像を見てみたい!」と話す母の願いを叶えるべく、ランドネ最新号の「あんぱん旅」と絡めて、のんびりと低山歩きを楽しむことに。今回も期待以上の山旅で、母も娘も、大満足の週末をすごすことができました!

山頂に佇む“白馬”を見るために、初めての陣馬山へ

次はどこの山に行こうか~。なんて話は常日頃からしているのだが、結局いつも決めきることができずに、会話が終了してしまう私たち。年が明けてからは、母と私の予定が合わなかったり、なんだかんだ落ち着かない日々が続いたことにより、昨年の八ヶ岳登山を最後に、しばらく2人で山に行くことができていなかった。

そして、ついにしびれを切らした母が「山頂にある白馬がみたい!」と声を上げた。

白馬……?と最初は困惑したが、すぐにあの大きなオブジェが頭に浮かぶ。高尾周辺のエリアに興味深々の母が狙いを定めていたのは、陣馬山の白馬のオブジェだった。

「そしたらその日は、あんぱんを持って山歩きしよう!」

すぐさま私が提案し、「いいね!」とすかさず返してくれる母。ランドネの特集テーマに沿って定期的に山歩きをしようと決めていた私たちは、(父の力も借りて)たくさんのあんぱんを仕入れて、バックパックにたっぷりと詰め込み、今年初となる2人での山旅をするために陣馬山へ向かった。

まったりと歩く、あんぱん山旅がスタート!

今回は藤野駅から登山口まで30分ほど歩き、一の尾根コースを歩いて山頂へ。帰りは栃谷尾根コースを下ってくるプランに決定。母は久しぶりの登山だったので、リハビリも兼ねてコースタイムをゆっくりめに設定した。

そんなこんなでまったりとした山旅が始まったのだが、まったりしすぎて降車駅を間違える……なんてハプニングも。慌てても仕方がないので、30分ほど駅のホームで日向ぼっこを楽しむことに(すでに後先が心配!)。

▲藤野駅で降車するつもりが、気づいたら相模湖駅のホームに。仕事だったら絶対に電車を間違えることはないのだが、母といると完全に気が緩んでしまうらしい(笑)

予定の時間からはだいぶ遅れてしまったが、無事に藤野駅に到着。ちょうどいいタイミングで登山口行きのバスが停車していたが、初めて降り立った駅ということもあり、せっかくなので歩いて登山口まで向かうことに。

▲毎回のように「やっぱり山のふもとは、空気がおいしいね~」なんて会話をする私たち

そうして歩くこと30分。普段のように他愛もない会話をしていると、あっという間に登山口へ到着。山頂までの目安は100分だそうだが、私たちは多分120分ほどかかるだろう……。気になるものを写真に収めたり、見晴らしのいい場所から街を見下ろしたり、初めて目にする植物があれば観察をしたり。母と娘、どちらも興味関心の対象が多いので、山のなかでは大忙しなのだ。

陣馬山は、私たちにどんな景色を見せてくれるのだろう?と、期待に胸を膨らませながら足を踏み入れた。

▲山茶花か、椿か、それとも他の花なのか……。未だに見分けることができないのだが、日の光に照らされた赤い花がとても美しく、まるで私たちを迎えてくれているかのような気分に

長く続いていた舗装路を抜けて登山道に入ると、嬉しそうに山道をかけ上がっていく。私は歩きはじめに疲れやすく、いつも母の後ろを歩くようにしているのだが、子どものようにはしゃいでいる母の姿をみると、ついつい写真を撮ってしまう。

今回の山旅は、新調したミステリーランチのバックパックが相棒だそう。ECサイトを見ながら何色にすべきか、サイズはどうしようかと悩みに悩んでいたので、「当たりだった!」と喜んでいるようすを見れて一安心。

▲綿毛が集まっている姿がかわいかったようで、立ち止まってスマホでパシャリ

今回歩いた「一の尾根コース」は急登が少なく、少しのブランクがあった母のリハビリ登山にぴったり。最近は雨が少ないからか、枯葉が敷き詰められているような道も多く、少し滑りやすいのかも?と心配していたが、ふわふわとした落ち葉を踏みながら「かつおぶしだ~」と能天気に話す母は、まったく気にしていないようす。

そのあとも大きな枯れ葉をみつけると、すぐさま指で穴を空けて顔をつくっていた(これには私もつい便乗してしまう)。三連休初日のハイテンションもあり、思う存分にはしゃぎながら山歩きを楽しむことができた。

▲「誰かが見つけてくれるかも?」と、そっと木に差し込んでおく

お昼時が近づき、だんだんとお腹がすき始める私たち。道中であんぱんをかじりたい気持ちを抑えながら、目的にしていた白馬のオブジェを目指して、山頂へと歩みを進めていった。

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PROFILE

三上美羽

ランドネ / 編集部(ADDIX)

三上美羽

編集・登山歴どちらも2年ほどの、ひよっこ編集部員。山でしか感じることのできない特有の世界観と、自分らしい山の楽しみ方を探すことが好き。ソロ登山は少し苦手なので、だれかといっしょに山歩きをする登山スタイルが定着している。母や友人などを連れて、ランドネらしいおもてなしをしながら、日本各地の山を巡るのが夢。

三上美羽の記事一覧

編集・登山歴どちらも2年ほどの、ひよっこ編集部員。山でしか感じることのできない特有の世界観と、自分らしい山の楽しみ方を探すことが好き。ソロ登山は少し苦手なので、だれかといっしょに山歩きをする登山スタイルが定着している。母や友人などを連れて、ランドネらしいおもてなしをしながら、日本各地の山を巡るのが夢。

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