【真鍋未央のランニングフォーム診断＆改善メニュー】腕が遊んでいる

ランニングコーチ真鍋未央さんが、頑張る市民ランナーのフォームをチェック。
いまより美しく、快適に走れるフォームへの改善ポイントや、すぐに取り組めるエクササイズなどをレクチャーします！

【今回のチャレンジャー】小川洋平さん

東日本大震災の際に「自分の脚で歩いて帰れる体力をつけたい」と感じたことをきっかけに走り始め、気付けばサブ3ランナーに！ サブ2.5を目標に日々ランを楽しんでいる。

小川さんのランデータ

ランニング歴

5年

月間走行距離

200〜300km

ランニング頻度

週3〜5回

1回あたりの距離

10〜20km

自己ベスト

2時間54分／フル

目標

フルでサブ2.5

【BEFORE】小川さんのフォームをチェック！

悩み

ふくらはぎがときどき痛む

トラブル例

• パワーロスが生まれる
• ふくらはぎが張る
• 後半の失速の原因に

【真鍋コーチのフォーム診断】
上半身と下半身を連動させて、完璧なフォームに！

筋力のバランスもよく、バネの備わった美しいフォームです。強いていえば、腕振りが脚運びと連動していない点が気になりますね。左右の腕振りがバラバラで、腕が遊んでしまっていることが原因と考えられます。上半身と下半身をしっかり連動させられれば、完璧なフォームへと近づけるはずです。そうすれば、サブ2.5も夢ではありません！

NGポイント

• 腕が遊んでいる
• 腕振りと脚運びが連動していない

フォーム改善に役立つエクササイズ＆ストレッチ

全身の連動性を高めるツイスト

脚を揃えてから、軽くジャンプしながら腕を大きく振る。ジャンプのリズムに合わせ下半身を左右にひねる。始めはゆっくり、徐々にスピードアップ！ ラン前に10回行う。

腕振りを意識付けるモモ上げ

腕をしっかり前後に振っていることを意識して、その場でモモ上げを10回。繰り返し行うと、自然と脚との連動性も身についてくる。ラン前に取り組むと動きの意識付けにもなる。

【AFTER】よりスピード感のある効率的なフォームに改善

動画でもっと詳しくフォーム改善エクササイズをチェック！

コーチ紹介

真鍋未央
現役時代、資生堂で実業団選手として活動した経歴をもつランニングアドバイザー。現在は、楽しく、美しく、速くをモットーに、クラブや企業などを対象にしたランニングイベントを開催。
公式ブログ：「Miobiyori 〜Beautiful Running Life〜」

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