BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • eBikeLife
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

近年、大型連発! 和歌山方面のキハダを狙え!「三重、和歌山のキハダ対策」【前編】

大阪府泉南市のプロショップ・ヘッド&テイル。長年、近郊在住のビッグゲームアングラーに親しまれてきたショップであり、その店の主が古谷秀之さんだ。多くのオフショアゲームの経験を持ち、沖縄の離島をはじめ、三重、和歌山のキハダ、青森のクロマグロと、大型マグロを求めて年間、幾度となく挑戦している。そんな経験豊富な古谷さんに、今回、三重、和歌山方面のキハダゲームのノウハウ、おすすめルアーを伺った。

ほぼ一年を通して楽しめる三重、和歌山エリア

2020年は、コロナウイルスで動きにくいこともあり、例年数回行っている沖縄離島へのキハダ釣行ツアーは自粛気味になったが、そんな中で、可能な範囲で三重、和歌山に度々訪れた古谷さん。お店でツアーを企画し、お客さんとチャレンジすることも多い。

そして中には初めてキハダをやる人がお店に訪れ、古谷さんのアドバイスで道具を揃え、そして一緒にツアーに参加することで、初チャレンジで釣果を得られたという人も多くいたという。近隣アングラーには頼もしい兄貴分的なエキスパートアングラーだ。

▲長きに渡り大阪近郊のビッグゲーム好きアングラーを支えてきたヘッド&テイル。店内にはマグロ攻略アイテムが豊富に揃う。来店時には、店主の古谷さんがタックルセレクト、攻略テクニックなど、色々と相談にのってくれる頼もしいお店だ。

そんな古谷さんに、今回は三重、和歌山のキハダについて、あれこれ解説してもらった。

「一年を通して説明すると、まず厳冬の時は、サンマ、イワシが入ってくればキハダ、ビンナガ(ビンチョウ、トンボとも呼ばれる)がトップに出てくる状況になります。ただサンマやイワシは、いつも出会えるわけでなく、メインはジギングで楽しむ感じになりますね」

ジギングで探る場合、水深は100mほど。この時のベイトは、食べやすいものを食べている感じで、小さいイカや幼魚を捕食していることが多いという。

ターゲットはビンナガがメインになりつつ、その中で時折50㎏クラスのキハダがヒットすることもある。ただ小さいベイトを捕食しているからといって、ジグも小さいのが良いというわけでなく、ある程度のサイズのジグで、相手に気づいてもらうことも重要となる。

「ポイントとしては、パヤオもありますが、多くの場合が海溝の溝が入っているエリアで船を流して探っていく感じになります。ソナーで探すこともありますが、基本的には海溝の壁沿いを長く流し、マグロ類が回遊してくると釣れるというパターンです。三重は北西の風に強いエリアなので、冬場でも出やすい。伊勢志摩、尾鷲、熊野沖は、港からすぐのエリアで、ある程度の水深の場所が広がっているので、狙いやすいのです。風の状況により、和歌山の潮岬までが冬場のエリアですね」

▲三重、和歌山からそれぞれキハダを狙うことができる。今や日本一、大型キハダをより確実に狙えるフィールドと言えるだろう。最大は80㎏クラス。それ以上の可能性も秘める。
▲2020年、古谷さんは和歌山釣行で、3人でヒットということもあったという。釣果はタイミング次第。情報収集と、回遊を予測しての船の予約が必要だ。

トップで楽しめるシーズン開幕の初春

その後、3月頃からイワシが入ってくるのが例年のパターン。2020年は、このイワシの回遊で、ビンナガがトップウォーターで結構釣れたとのこと。サイズは7~10㎏がメインだった。ちなみに2019年はトップで35本釣り上げた日もあったという。黒潮の分流が入ってくるとチャンスといえる。

「4月に入ると状況が変わり、カタクチやマイワシのいいサイズが入ってくるのですが、そうなってくるとキハダが釣りやすい状況になります。2020年、この時期に友人が熊野沖で30㎏オーバーを12本獲った日もありました。2019年も4月は良かったですね。この時期に、僕も45㎏、35㎏をキャッチし、ビンナガは入れ食いでした。キャスティングで狙うなら4月からスタートという感じですね」

その後、5月は釣れないことはないと言うが、釣果が少し落ち着くという。釣果はエサとなる魚の入り方次第だ。そして梅雨頃、6月後半頃から再びキハダが三重、和歌山方面に入り、ヒートアップしてくるそうだ。そしてこの頃から完全に、各船はキャスティングメインで探っていくようになる。

「ただこの時期に、下にたくさんキハダの反応が映っている、と船長から聞いたこともあり、ジギングでも良い釣果は得られるのではないか、と推測しています。ただ単に、ジギングタックルを持っていく人がいなかっただけです。これからはキハダが表層に出ない状況で、皆がチャレンジしていけば、ジギングでさらなる釣果を得られる可能性もあるのではないかと思っています」

6月後半から8月いっぱいまでが、三重、和歌山でキハダを狙いやすいシーズン。近年のこの海域でのキハダゲームは、サイズが良いのが特徴。アベレージは45㎏ほど。最大で80㎏クラス。それ以上のサイズも確認されている。

「この時期でも回遊しているエリアは、海溝のあるエリアが多いですね。そのような場所では、釣果情報、漁師さんからの情報を参考に、回遊している群れを探っていく、鳥を探していく感じです」

メインベイトはイワシだが、ムロアジやツムブリを捕食している状況、トビウオを追っている状況もあるという。そして大きいベイトを捕食している時は、特にトップウォータープラグにも反応が良いとのこと。

逆にイワシだらけの状況では、エサが多すぎてしまい、ルアーに反応しづらい状況もある。ただ古谷さんは2020年シーズン、イワシだらけの状況で、60㎏をキャッチ。上手くキハダの目の前にルアーが入れば喰ってくるということだ。

「また三重県尾鷲の沖にあるパヤオで狙うこともできます。パヤオではジギングで探っていく人も多いですが、キャスティングでの誘い出しで出ることもあります。パヤオは6月から12月まで、ロングランでキハダ、ビンチョウが狙えます。常にチャンスがありますね。ただパヤオ周りは特大サイズが少ない。それでもキハダの50㎏クラスまでは狙うことができます。ただ入れる時間などのルールがありますいつまでもパヤオで遊漁をやらせてもらえるように、ルールはしっかりと守りたいですね」

パヤオ以外のエリアでの8月以降は、エサとなる魚の回遊次第。ベイトフィッシュが入ってくれば、それにキハダが付いていることもある。

ちなみに古谷さん自身、10月、12月にいいサイズのキハダを獲っている。そのキハダは、ヘッド&テイル店内にデジタル魚探で飾られている。

また2020年も、古谷さんの仲間から、またSNSで釣果報告があった。さらに、トップウォーターでなく、ジギングで狙えばさらなる可能性があるかもしれない。これからのこの時期の開拓も楽しみのひとつといえるだろう。

▲レディースアングラーも良型キャッチ。写真は正丸での釣行。

Furuya’s Select
ダイビングペンシル

▲古谷さんはお店で販売するキハダ対応プラグは、全て使用してみるという。ここでは現在使用しているモデルの一部を紹介。もちろん動きは、それぞれ微妙に異なる。動きの特徴や、最近のヒットプラグに関しては、お店で直接確認してほしい。

大型キハダに合わせたタックルセレクト

三重、和歌山方面のキハダ狙いでは、大型がいるということから強めのタックルが必要なことが多く、さらにプラグは大きめのものでも喰ってくるというイメージがある。

「ヘッド&テイルに来る初めてキハダキャスティングをやるというお客さんには、6号タックルをオススメします。最盛期で経験者であれば、アベレージが40~50㎏はあるので8号タックルとなります。特に夏のキハダは元気なので、8号タックルのほうが安心ですし、無理ができるので、比較的体力のあるうち、短い時間で勝負できます。6号だと、もしも60㎏、70㎏、80㎏というサイズが掛かったら、なかなか上がってこないこともあります」

リールはPE6号を使うなら14000番、8号なら18000番、20000番。リーダーは、PE6号なら、ナイロンの130~150lbを使用。古谷さんは140lbをセレクト。8号なら170lbだ。装着する長さは、古谷さんの場合、少し長めなのが特徴である。

「リーダーの結び目が、キャスト時(キャスティングポジション時)にリールに巻き込まれない長さの人が多いですが、僕は長めにしています。2ヒロ半くらいです。その理由は、80㎏のキハダなら2mくらいはあるからです。尾に巻かれてPE部分が切れる可能性があることを考えての長さです。また船べりまで寄せ、キハダが回り始めてから、なかなか寄ってこない、寄せられないこともあります。そんな時にラインブレイクが多い。ある程度の長さがあり、しっかりリーダーを船長が掴めれば、より寄せやすい。長ければ、船底での擦れによるラインブレイクもより防げると思います」

ちなみに80㎏クラス、それ以上のサイズの可能性がある時は、予備でPE10号、リーダー200lbをセットしたタックルを持ち込むこともある。

ちなみにロッドは、通常の8号クラスでは、ここ数年はダイワの3本継ぎ初代のソルティガ AP83XXHSがパワーもちょうど良く、お気に入りで使用。石垣島などへの遠征時も、コンパクトになり使いやすいという。また昨年からホッツのマグロ対応ロッドを古谷さんがテストしており、こちらは2021年の年内発売予定となっている。

▲以前から通う沖縄離島で、キハダにおけるポッパーの威力を実感していた古谷さん。最近では、キハダに最適な性能を備えたポッパーが数多く発売され、多くの場面で使用しているという。動かし方の基本は、アクションを入れた後の5秒ほどのストップ。

Furuya’s Select
ポッパー1

▲ここのところ次々と発売されている小口径カップのポッパー。その実績は十分。ポッパーの種類は、大きく分けて2タイプ。こちらのモデルは、ポップ音と適度な泡を発生させるタイプ。

Furuya’s Select
ポッパー2

▲ポッパーでありながら、ダイビングペンシル的な動きも演出するモデル。

近年、大型連発! 和歌山方面のキハダを狙え!「三重、和歌山のキハダ対策」【後編】はこちら>>>

近年、大型連発! 和歌山方面のキハダを狙え!「三重、和歌山のキハダ対策」【後編】

近年、大型連発! 和歌山方面のキハダを狙え!「三重、和歌山のキハダ対策」【後編】

2021年10月14日

出典

SHARE

PROFILE

SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

No more pages to load