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【Coupe du Japon DH最終戦】泉野龍雅が優勝、シリーズチャンピオンに輝く

10月26-27日(土-日)国内MTB公式シリーズCoupe du Japon DH最終戦が 十種ヶ峰スキー場(山口県)にて開催された。

男子エリートクラスでは、前戦のウイングヒルズ大会から連勝となる泉野龍雅選手(自転車道)が優勝。2位となった清水一輝選手(DELIGHTED JAPAN)との0.1秒の争いを制し白熱のレースを見せた。女子エリートクラスも連勝となる中川弘佳選手(Lovespo.com)が優勝。

天気予報に反して強い雨が降った土曜の公式練習日、コースは滑りやすいウェットとマッドなコンディションの難しい路面となった。

作り込まれたバンクやジャンプ、テクニカルなシングルトラックで構成されたコースにおいてタイムドセッションで最速タイム3分03秒780をマークしたのは2019年全日本チャンピオンの清水一輝選手、2.188秒遅れの2位には浦上太郎選手(TRANSITION/CLEAT)、3位には4.023秒遅れで秋元拓海選手(KONA RACING TEAM)となった。
天候の回復したレース日、予選は前日のタイムセッションに引き続きトップは清水選手、2位に井本はじめ選手(SRAM/SANTACRUZ)、3位に山田淳一選手(SANTACRUZ/重力技研)、上位4名がタイム差2秒以内で決勝もタイトなレースが予想された。女子エリートクラスはトップに渡邊美里選手(Lovespo.com)、2位に中川選手、3位には冨田敬子選手(Acciarpone racing)となった。

コースコンディションも回復する中、徐々にスピードアップをし迎えたエリート決勝、女子クラスは予選のタイムを大幅に更新し中川選手が3分45秒743で13秒以上のマージンで圧勝、2位に全日本チャンピオン岩崎美智恵選手(TRIPCYCLE GLOBAL RACING)、3位にローカルライダーの村田実里選手(VAN-QUISH)となった。
大画面のスクリーンに映し出された興奮の男子エリートクラス決勝は予選7位の泉野選手が約10秒タイムを更新し2分49秒221の圧巻の走りでホットシートを奪取すると、最終走者の清水選手まで誰もその座を脅かすことが出来なかった。予選トップの清水選手がゴールし表示されたタイムは2分49秒355と0.134秒及ばず泉野選手の勝利が確定した。3位には井本選手の結果となった。

今大会にて2019Coupe du Japonシリーズは最終戦となることから各クラスシリーズチャンピオンが決定、男女共に今回の優勝者と同じく泉野選手、中川選手が輝いた。

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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