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現世界女王の梶原悠未、悲願の金メダルに向けて「精神的に成長できた」

開幕まで1カ月余りに迫った東京オリンピックに向け、日本自転車競技連盟(JCF)がトラック競技日本代表内定選手の記者会見を行った。中距離勢は女子オムニアムで現世界女王として金メダルに挑む梶原悠未のほか、男子オムニアムに出場する橋本英也、梶原とペアを組んで女子マディソンに出場する中村妃智の3選手が、大会への抱負と現在の心境を語った。

目の前の課題を追い続けた1年間

UCIトラックネイションズカップ香港大会では梶原悠未がオムニアム、エリミネイション、マディソの3種目で金メダルを獲得した PHOTO:the cycling association of Hong Kong China

「この1年間、トレーニングでは目の前の課題に取り組んできました。その課題を習得できるまで取り組むことで、習得できたときにはさらに、高いレベルの課題が見えてきました。見える限りのところまで進むと、さらに遠くが見渡せる。それを繰り返し行ってきました」

コロナ禍で大会が延びた1年間を問われ、梶原はそう淡々と答えた。昨年2月のトラック世界選手権では女子オムニアムで初優勝。現役女王として挑む五輪は1年延期となったが、つねに自分を追い込み厳しいトレーニングに励む梶原にとって、延期の1年間はさらなる成長をもたらした。

昨シーズンは世界選手権までが中止となるなか、ようやく5月に香港で開催されたネイションズカップで1年ぶりに国際大会に出場。梶原は女子3種目(オムニアム、エリミネイション、マディソン)で金メダルを荒稼ぎした。

「レースはいつも私に前進するための力と知恵を与えてくれます。レースの中では反省点や改善点もありました。その失敗から学び、その学びで今歩いてる道を照らしていきたいです」

天性の速さが注目されるが、自身がこの1年で最も成長できた点には「精神面」を挙げる。側で常に梶原を支える母・有里さんや、クレイグ・グリフィン中距離ヘッドコーチとの対話を通じて、自分を信じる力が身に付き、自信が付いたという。

©JCF

「自分自身の思考と感情・感覚を信じることができるようになりました。ありのままの自分を受け入れて向き合うことで、金メダルへの一歩を踏み出せる強さを手に入れることができたと考えます」

グリフィンコーチは、梶原自身がトラブルなく本番当日を迎えさえすれば、金メダルの可能性は高いと太鼓判を押す。ネイションズカップでは他の五輪出場中距離種目、男子オムニアムの橋本、女子マディソンの梶原・中村も金メダルを獲得した。オリンピックのメダルを現実的な目標に見据えて、オリンピック本番への最後の仕上げへと入る。

以下、各選手、コーチのコメントを紹介する。

梶原悠未「夢を追いかけられる環境に感謝」

©JCF

「私には長年の夢があります。それはオリンピックで金メダルを獲得することです。今では目覚めた時から夜眠りにつくまで、頭から離れない目標になりました。残りのオリンピックまでの期間も夢のビジョンを思い浮かべながら、自分自身が成長していくイメージを大切にしたいと思います。私自身としてはこのように自分の夢を追いかけられる環境・状況に感謝しています。大変な状況の方々への支援が行き届くことを願っています。オリンピックの開催可否は、決定に従います。ただし開催された場合は、未来の選手である子供たちも見ている中で、代表に選ばれているので、日本代表として胸を張って、最高のパフォーマンスができるよう準備をしていきたいと思います」

橋本英也「ネイションズカップ優勝で自信」

©JCF

「今回のネイションズカップは本当に久しぶりに、2020年の2月の世界選手権以降の初めての国際大会で、(コロナ禍以降)これまで国際大会がなかったので、自分がどのような仕上がりかというのがわかってなかったんですけど、ネイションズカップを通して結果として僕の(東京オリンピックで)出場するオムニアムで優勝することができ、国際大会で十分通用することが実感できたので、オリンピックに向けてすごく良い自信になりました。世界は大変な状況なんですけど、オリンピックという世界(一流)のメンバーが集まる、その舞台を見てもらって皆元気を出してもらえたらと思っています」

中村妃智「本番でもしっかりやり遂げたい」

©JCF

「(ネイションズカップの)マディソンでの私の役割は、梶原選手に良い位置でバトンを渡すことで、その一つを目標にして走りました。金メダルを獲得することができて、目標は大方クリアできたのではないかと思います。オリンピック本番でもしっかりやり遂げたいと思っています。小さい頃からテレビの中で見てきたオリンピックという舞台に、自分が挑戦できるということにとても感謝しています。この大変な世の中、私たちが走ることで何かその走りが力に変わればいいなというふうに思っています。メダル獲得目指して頑張ります!」

クレイグ・グリフィン中距離ヘッドコーチ「梶原金メダルの可能性は高い」

「女子オムニアムはかなりの高い可能性で、梶原選手が金メダルを獲るのではないかと思います。梶原選手はパワーとスキルが素晴らしいです。おそらく世界の女子選手の中でも一番速い選手となるのではないでしょうか。ここから本番当日まで、彼女が健康でけがもなく仕上げに入ることができれば、かなり高い確率で金メダルを狙うことができると思います。橋本選手はとても戦略力に優れている選手。男子のオムニアムに関しては、順位が凄く不安定で変わりやすく、どんなことも起き得るレースで予想は難しいです。もちろん橋本選手がメダルを取る可能性はあると思っていますし、まずトップ5は堅いのではないかという風に予想します。女子マディソンについては今回大きなフォーカスではなく、トップ8に入れたらというくらいに考えています」

JCF
https://jcf.or.jp/

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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