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DTスイス渾身のエンデュランスホイールが刷新。「ERC 1100 DICUT 35/45」|DT SWISS

ロードからグラベル、シクロクロスまでカバーするDTスイスのエンデュランスホイールERC1100シリーズがリニューアル。2種類のリムハイトが用意され、あらゆる部分が進化した注目のホイールだ。

全面的に進化をとげた注目の万能ホイール

新ERCシリーズは、シンク(SINC)セラミックベアリング搭載の180ハブを使用した1100シリーズと240ハブを使用した1400シリーズからなる。さらにリムハイトが35mmと45mmの2種類が用意される。
同シリーズのおもな進化のポイントは3つ。リム内幅を広げた空力的に最適化されたリム形状の、最新のラチェットEXPハブの採用と最新世代のエアロスポークの採用。これにより空力性能と耐久性が向上した。

リムは空力解析のスペシャリスト、スイスサイドと共同開発し、空力性能と横風時の安定性を追求。リム内幅を22mmに拡大し、よりワイドなタイヤに対応することで、タイヤも含めたホイール全体としての転がり抵抗を減らし、乗り心地、グリップやトラクションなども向上させた。
ハブは従来より軽量化と信頼性向上を果たしたラチェットEXPハブを採用。内側のラチェットをハブボディに直接ねじ込むことでハブの剛性が上がり、ベアリングの耐久性を高めた。
スポークは、最新のTヘッドタイプのエアロスポークを採用。従来のエアロスポークより横方向を薄く前後方向を広くすることで、空力性能と引っ張り強度を向上させている。
ERC1100シリーズは35mmハイトモデルがペア1398gと圧倒的な軽さも実現。フィールドを問わず走れる安定感と軽快さをあわせもつ注目の万能ホイールだ。

リムハイトは35mmと45mmの2種類。いずれもリム内幅は22mmと旧モデルより3mm拡大
上位モデルの1100シリーズにはシンクセラミックベアリング搭載の180ハブが採用される
エアロスポークも形状が改良され、空力性能と引っ張り強度を向上させた
リム内幅は22mmに拡大。DTスイスが推奨するタイヤ幅は28〜34mmだが、製品説明書の「タイヤ/空気圧」対応表によると25mmから64mm幅まで対応する
ベアリング間隔を7mm広げ耐久性が向上したラチェットEXPハブ

横風条件下での安定性も追求

リムは空気抵抗を改善し、横風条件下での安定性も追求した。左の表はリムにあたる風の角度変化に伴う回転抗力値の変化をあらわす表で、特に45mmハイトリムは横風時の抗力値が少ない。右の表はリムにあたる風の角度変化伴うステアリングモーメントへの影響をあらわす表で、ERC両モデルは直線的な変化になっており、横風時でも安定していることが見て取れる。

ラインナップ

ERC 1100 DICUT 35

価格:16万1700円(フロント)、22万4400円(リア)
リムハイト:35mm
サイズ:650B(受注生産)、700C
重量:1398g(ペア、700C)、フロント636g、リア762g

山岳も行ける軽量モデル
リムハイト35mmのチューブレスレディ対応ホイールとして圧倒的な軽さのペア重量1391gを実現。登坂性能を強化した山岳向けの軽量モデルだ。

ERC 1100 DICUT 45

価格:16万1700円(フロント)、22万4400円(リア)
リムハイト:45mm
サイズ:700C
重量:1449g(ペア)、フロント663g、リア786g

何でもこなす万能モデル
リムハイト45mmで、より優れた空力性能をもつ万能タイプ。旧モデル(47mmハイト)より64g軽くなって、平坦も上りも下りもこなす。

共通スペック

リム内幅:22mm
対応タイヤ幅:25-64mm
対応タイヤ:チューブレスレディー、クリンチャー
ハブ:180ダイカット
ベアリング:SINCセラミック
対応スプロケット:シマノ(スラムXDRフリーハブボディキット付属)
対応ブレーキ:ディスク(センターロック)
スポーク:DTエアロライトⅡ&DTエアロコンプⅡ、Tヘッド

2人のベテランライダーがインプレッション

アグレッシブな軽さの35mm、中速域からどんどん軽くなる45mm(管洋介)

35mmはローハイトの超軽量ホイールを履いているかと思うほど足の回りが軽く、駆動剛性の高さから初速のかかりのよさが際立つ。コーナリングからの立ち上がりではアグレッシブにバイクを振って加速できる。またリムの剛性の高さはタイヤの性能を引き出し、ワイドリムの接地感は安心感がある。35mmでも十分なクルーズ性能を持ちあわせており心強い。ヒルクライムやクリテリウムだけでなく信号で発進を繰り返すようなロングライドでも性能に惚れ込むだろう。45mmは、35mmと10mmの差でもエアロ効果を感じるほどクルーズ力に包まれた走り。スピードの維持能力の高さから踏み味は中速域に向けてどんどん軽くなっていく印象だ。アップダウンをこなすようなシチュエーションではホイールの慣性が大きくリードしてくれることを実感できる。フロントの風抜けもよく悪天候でも安心して使え、長距離レースでは後半も足を残せるはず。

パワーのあるライダーなら45mm、上りを軽快に走りたいなら35mm(浅野真則)

個人的にDTスイスのパフォーマンスホイールPRC1100ダイカット35に2年以上乗っているが、今回登場したERC1100シリーズはあらゆる面においてこのホイールを上まわっていると感じる。リムハイトが同じ35mmのモデルは重量が20g以上軽いし、リムハイト45mmのモデルはほぼ同じ重量なのに空力性能が高い。ERCシリーズは推奨タイヤ幅が28~34mmで、レーシングタイヤを履かせれば、ふつうにロードレーシングホイールのように軽快に上るし高速巡航もできる。いっぽう、太めのグラベルタイヤを履かせれば比較的スムーズなオフロードもカバーする。タイヤやバイクしだいでまさに変幻自在。守備範囲がとても広い万能なホイールだ。35mmと45mmのどちらがおすすめかは好みやコースプロフィールにもよるが、パワーのあるライダーなら45が合いそう。35は山岳グランフォンドなど上りを軽快に走りたい人に薦めたい。

 

浅野真則(右)

自転車ジャーナリスト。2年以上前からDTスイスのホイールPRC1100ダイカットを使う同ブランドのヘビーユーザーで、2019年秋の台湾KOMにも同ホイールで参戦した。最近プライベートでジャイアントのディスクブレーキロードを導入し、ERCシリーズも愛車でしっかりテストした。

管 洋介(左)

競技歴25年のベテランライダー。自身のチーム、アヴェントゥーラサイクリングの代表も務める。数々のホイールも実戦で使用してきており、長年のレースほかライド経験を生かした的確なインプレッションが持ち味。スクールコーチ、またカメラマンとしても活躍している。

取材協力/マルイ www.dtswiss.com/ja

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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