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ヤビツ峠のサイクリングムービー公開! コースガイド&最新おすすめスポット紹介

関東のサイクリストに大人気のヤビツ峠。平日・休日問わず、毎日多くのサイクリストが標高761mのヤビツ峠のピークをめざしてヒルクライムを楽しんでいる。

日向涼子さんが実走&おすすめスポットを紹介

ヤビツ峠のある神奈川県秦野市の山間部は丹沢大山国定公園に指定され、東京都心からも気軽にアクセスできるネイチャーエリアだ。サイクリングのみならず、トレッキング、トレランなど多くの人たちがヤビツ峠へやってくる。

そんなヤビツ峠を舞台にしたサイクリングムービー「はじめてのヤビツ峠」が公開された。ナビゲーターはモデルでサイクリングアドバイザーの日向涼子さん。日本各地、数々のヒルクライムルートを走ってきた日向さんにとってヤビツ峠とは?

ビギナーからベテランまで愛される峠/日向涼子

「はじめてヤビツ峠のヒルクライムにチャレンジしたのは、ロードバイクに乗り始めてまもないころ。10年ほど前です。当時からヤビツは本気のヒルクライマーのトレーニング峠として知られる存在で、私もはじめてのヤビツをワクワクする気持ちで登ったことが思い出されます。今ではビギナーからベテランまで幅広い層のサイクリストに愛されている峠になっています。

近年は地元の理解も進み、同時にサイクリスト自身も事故なく安全に走ることが求められていると思います。秦野市側からのルート攻略のポイントは、蓑毛の直線的に登る急坂区間が終わるまではペースをセーブすることでしょう。本格的に山間部に入ると勾配は緩みます。前半で貯金する峠ではなく、中盤以降でいくらでも巻き返せる特長のルートです。

ルート上にはヤビツ峠レストハウスはじめ多くのスポットがあるので、タイムアタックも楽しいですけど、ぜひゆったりとヤビツライドを楽しんでほしいです」

ヤビツ峠は丹沢大山国定公園の中にある

今回、日向さんがヤビツ峠ヒルクライムを楽しみながらコース上のカフェなどのおすすめの立ち寄りスポットを走りながら紹介していく。ヤビツ峠の名前は聞いたことはあって、いつか走ってみたいと思っているビギナーにとって、ヤビツ峠のコースの特長を掴みやすいだろう。また、毎週のようにタイムアタックしているようなベテランにも、新たなスポットとの出会いがあるかもしれない。

さらに、今回のムービー制作の取材当日、ヤビツ峠で偶然出会ったサイクリストの皆さんとのトークも収録。内容盛りだくさんのムービーに仕上がっている。

ヤビツ峠で出会ったサイクリストへのインタビューも

定番の南麓ルートとダイナミックな北麓ルート

ヤビツ峠の頂上に向けたルートである県道70号には、秦野市街からアクセスしやすい南麓ルートと、峠の北側に広がる宮ヶ瀬エリアから登る北麓ルートがある。

名古木交差点を起点とする定番の「南麓ルート」

国道246号の「名古木交差点」(ながぬき)を起点に峠のピークまでヒルクライムが続く南麓ルートは関東のヒルクライムの大人気ルートだ。距離11.7km、平均勾配6%で、およそ40分~1時間30分ほどで走り切れる。健脚クライマーは30分ほどで走破する。

今回のムービーの中でも登場するコース中盤にある「菜の花台展望台」は屈指の絶景スポットのひとつ。秦野市街はもちろん、晴れれば太平洋や富士山も望むことができる。トイレもあるため、ヒルクライム途中のおすすめの休憩地点としておすすめだ。

菜の花台駐車場の奥に進むとある展望台

そして、ヤビツ峠のピークには2021年3月に誕生した新スポット「ヤビツ峠レストハウス」がある。標高761m、ヤビツ峠ピークのバスロータリー脇の階段を少し登った先に建つ。オシャレなレストハウスの標高は777mだ。秦野市産の木材を使用したサイクルラックがお出迎え。フロアポンプや工具などの貸し出しもある。お店の看板メニューである丹沢ロイヤルカレーは絶品。サイクリストウェルカムなレストハウスは、ヤビツ峠ライドの定番立ち寄りスポットになりつつある。

ヤビツ峠レストハウスはサイクリストの新たな憩いの場
レストハウス代表の平野夫妻はじめ、スタッフにはプロピアニストも

壮大なロケーションが魅力の「北麓ルート」

宮ヶ瀬エリアから距離18.1kmのヒルクライムを楽しめる北麓ルートは、南麓ルートに負けない壮大なロケーションが魅力だ。北麓ルートの起点は、宮ヶ瀬湖エリアの「宮ヶ瀬北原」交差点。そこから渓谷沿いの険しいルートを縫うように標高差470mを駆け上がる。序盤から中盤までは緩斜面が続き、全体の平均勾配も3.5%とヒルクライムにしては緩やか。いっぽうで、大門橋など南麓ルートにはないダイナミックで刺激的なヒルクライムを楽しめるだろう。

ダイナミックなロケーションが広がる北麓ルート

中盤以降には、昭和レトロ感のあるカフェ「青山荘 きまぐれ喫茶」や湧水スポット「護摩屋敷の水」などもあり、ロングヒルクライム休憩スポットに最適だ。ペペロンチーノ、焼きそば、ケーキ&コーヒーセットなどの軽食やドリンクをオーダーできる。店舗の名の通り「きまぐれ」開店なので、お店の最新情報はママのきまぐれブログから事前にチェックしておきたい。

丹沢大山エリアは水が豊かで、ヒルクライムルートも清流に沿って走っていく。ヤビツを代表する湧水スポットの「護摩屋敷の水」。飲水は自己責任だが、夏場のヒルクライムの身体のクールダウンとしておすすめだ。

このほかにも、「BOSCOオートキャンプベース」など、ヒルクライムを楽しみながら自然を身近に感じられるエリアが広がる。

北麓ルートは来年3月31日まで通行止め

なお、こちらの北麓ルートは、先日11月15日から2023年3月31日まで、昨年の災害で被害を受けた道路の完全復旧工事のため一部区間が通行止めになるので注意したい。秦野市側からヤビツ峠レストハウス、青山荘(きまぐれ喫茶)、BOSCOオートキャンプベースまでは走行できる。もちろん、南麓ルートは降雪や凍結をしない限り通行可能だ。

ムービーで紹介しているスポットに立ち寄りながら、ヤビツ峠ヒルクライムを楽しんでみてはいかがだろうか。

動画はこちらからチェック!

 
ヤビツ峠レストハウス

秦野市「ヤビツ峠」に関する情報

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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