
宇都宮ブリッツェンが2023チームキットを発表。2年ぶりにジャージデザインを刷新

Bicycle Club編集部
- 2023年01月01日
栃木県宇都宮市を拠点とする地域密着型のプロ自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」が2023年のチームキットを発表した。チーム15年目を迎える2023年は2年ぶりにチームジャージのデザインを一新。バイクは引き続きMERIDAを使用するが、今期より新型スクルトゥーラ9000をメインバイクとして採用した。以下、プレスリリースより。
新型スクルトゥーラ9000をメインバイクにレースに挑む
レースウェアサプライヤーは「SUNVOLT(サンボルト)」
2020年より継続でサンボルト社製のレースウェアを採用。デザインはより赤のボリュームを増やし、ベースのグラフィックにブリッツェン(ドイツ語で稲妻)を施してあります。
サンボルトのデザイン担当者のコメント
「宇都宮ブリッツェン=赤」のイメージをより強固なものにするため、全体に赤色を配置しています。ベースのグラフィックにブリッツェン(稲妻)を配し、たくさんのスポンサーさまに応援され、愛されているチームとして、企業様ロゴとも融合するイメージを大切にしました。

レースバイクサプライヤーは「MERIDA(メリダ)」
バイクもメリダ社で継続となりますが、新型スクルトゥーラ「9000」をメインバイクとして採用します。小野寺 玲がいち早く実践投入しておりますので、以下、小野寺のコメントをご参照ください。
選手コメント
小野寺 玲
チームには在籍8年目になり、⻑い間、さまざまな赤いジャージを身にまとってきました。
今回リニューアルされたデザインも、チームカラーである「赤」が際立つデザインでカッコイイなと思っています。赤の中にも、稲妻が走るような模様があるのもポイントですね。ウェアサプライヤーのサンボルトは、担当者の方が選手からの細かい意見を素早くフィードバックして下さり、常により良い物へと進化しています。おかげさまでトレーニングからレースまでストレスなく走れるウェアをご提供頂けています。昨年は襟に「ONODERIDER」の文字を入れた、プロトタイプジャージまで作って下さいました。感激でした。
一方、今年駆る自転車であるメリダの新型スクルトゥーラは、2022年の最終戦「ツール・ド・おきなわ」に実戦投入しました。従来のモデルから引き継いだ軽さ、そしてリアクトにも負けず劣らずの鋭さ、そしてシリーズ最高の快適性をも兼ね揃えた、まさに⻑距離ロードレース向きのバイクだと判断したための投入でした。
この判断は正解で、210kmのコースをストレスなく走ることができ、最終局面でこの僕に“独走にトライする気まで起こさせるくらい”のバイクでした!
⻑らくリアクトを愛用していた僕ですが、よりオールラウンドに進化した今の僕には、このスクルトゥーラがふさわしいのかもしれません。
新シーズンのレースで駆るのが楽しみです。
谷 順成(新加入・キャプテン)
2023年、宇都宮ブリッツェンの多くのサプライヤーさまの支えのもと、新たなスタートが切れることに感謝しています。
選手の移籍の中で一番の大きな変化は、バイクが変わることだと思います。
メリダは初めて使わせてもらいますが、世界中の選手がメリダのバイクによって輝かしいタイトルを残しており、国内においても、これまで宇都宮ブリッツェンに所属された選手たちが力強い走りをし、多くの勝利を収めてきたことを目の当たりにしてきました。そのため、バイクが変わることに不安はなく、むしろ早く乗りたいという気持ちでいっぱいです。
また個人的に、サンボルトのレースウェアは、2017年から2019年の3年間使用させてもらい、当時も常に進化を続けていたことに驚かされました。
3シーズンぶりに使用させてもらうため、どれだけ進化しているのか、それを体感できることにとてもワクワクしています。2023シーズンのチームスローガンは、“ONE OF A KIND”で、唯一無二のチームであることを証明していく1年になります。
すべてのサプライヤーさまが唯一無二の商品を作り出し、そして宇都宮ブリッツェンの走りを支えてくださるので、それを推進力に変え、勝つために走っていきます。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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