自転車で味わう鳥取横断旅。鳥取を貫く「鳥取うみなみロード」を走る

鳥取県を横断する鳥取うみなみロード。全長152kmにわたり鳥取を丸ごと体感できる夢のようなサイクリングロードだ。道中は温泉地も点在する。現地サイクルツアーガイドとして活躍している小椋宣洋氏とともに走った鳥取を紹介するぞ！

鳥取は砂丘だけで終わらない

鳥取県と言えば砂丘だろう。そんなステレオタイプな考えをもってはいないか。実際に訪れると、（もちろん砂丘もすごいが）それ以外にも見どころが多いことに気付く。「鳥取の魅力を聞かれたら、海と山が近いことって答えることにしてるんだよね」と話すのは、県内でサイクルツアーなどを手掛ける小椋宣洋氏だ。名所を尋ねるとよどみなくいろんな話がでてくる。

また、鳥取には「鳥取うみなみロード」という道があるのも知っているだろうか。鳥取県の海沿いをつなぐ、なんと全長152kmにも及ぶ道。鳥取県横断だ。長い距離設定だが、もちろん１日で走り切る必要はない。しかし、１日で普通に走れてしまうくらい、ここは一部を除きほぼ平らな道が続く。スピードに乗り、風を切り、気持ちいいサイクリングの時間が長く続く。名所も道沿いに連なっており、鳥取を走るサイクリストにこれ以上の道はない。

MAP

鳥取うみなみロードを走りたくなる4つの魅力！

砂丘や神話の舞台など名所がたくさん！

白兎神社など日本神話にゆかりのある場所が多い。また、鳥取砂丘から見る日没は一見に値する。

温泉が豊富！

湖底から湧く温泉をはじめ、県内には10カ所の温泉地を有する。鳥取県はじつは温泉県ということを知ってほしい。

海沿いの平坦路が気持ち良い！

ほぼ平坦な道が続くのがうみなみロードの特徴だ。想像より速く走れる気持ちよさを実感できる。

海と山が超近い！

さっきは海を走っていたと思ったら、足を少し延ばせばすぐに山に入る。平坦に物足りなくなったら曲がってみるのも手だ。

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