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正しいパドルの持ち方・漕ぎ方 徹底図説|元日本チャンピオンに教わるSUPの基本

正しいパドルの持ち方を知ろう

ボードの上に立てるようになったら、今度は漕ぎに挑戦。まずはパドルの正しい持ち方から覚えていこう。疲れにくくてスピードが出せる、効率のいいパドリングができるか否かは、正しくパドルが持てているかが大きく関わる。ポイントは肩幅より少し広く持ち、どちらの手もパドルを強く握り締めないこと。両ヒジとも、なるべく伸ばした状態をキープすることなどが挙げられる。陸上でも繰り返しパドルを持って、感覚をつかんでおこう。

グリップは手の平で包み込むように持つ

グリップは強く握り締めると上半身に力が入り、パワーロスに繋がってしまう。降り下ろしやすいように、上から手の平で軽く包み込むようにして持つ。

持ち幅は横に持って肩幅と比較する

パドルの持ち幅は肩幅よりも少し広めが目安。極端に狭かったり広かったりすると、力が入りにくい。パドルを横にすると肩幅と比較しやすい。

長さはヒジが少し曲がる程度が目安

パドルの長さはグリップを握ってヒジが少し曲がるくらい。ただし漕ぎ方やボードの種類にも寄るので長さ調節ができるアジャスター付きのパドルで好みの長さを探ってみよう。

横から見た時きれいな三角形を作る

腕とシャフトで、きれいな三角形を作るのが正しい持ち方。三角形が狭いと力が入りづらく、大きいとパドルが短くなってしまう。シャフトを持つ手は添える程度。

正しい向きでパドルを持つ

パドルはシャフトとブレードの接合部で角度が付いている。構えた時にブレードが奥に向かって曲がっている状態が正しい向きになる。

正しいフォームで漕いでみよう

ここでは効率よく漕ぐためのフォームをマスターしていこう。前項で解説したように、横から見た時に両腕がきれいな三角形を作り、正しいパドルの持ち方で構える。足は肩幅くらいに広げ、ヒザを曲げる。また顔は進行方向を向くように。正しいフォームがとれれば、多少水面が揺れていたり、風が吹いていても安定してくれる。それでもバランスがとりにくい場合は、モモに力を入れて内側に絞るようにして、カラダの軸を意識してみよう。

顔を上げて進行方向を見る

不安定だとつい足元を見たくなってしまうが、それは逆効果。姿勢を正して常に進行方向を見るように心がける。

力を抜きながらカラダの軸を意識して構える

上体を起こしてヒザを曲げ、スタンスは肩幅くらいに広げる。顔は進行方向を向いて、カラダの力を抜く。内股を締め、カラダの軸を意識すると、バランスを崩すことなく力を込めて漕ぐことができる。

ヒザを曲げて構える

漕いだ力を無駄なく推進力に変えるため、ヒザを曲げて、柔軟に動けるようにする。ヒザを曲げた方がバランスも取りやすい。

大きく漕いで、パドルで進む感覚をつかむ

腕を伸ばして無理なく届く位置からパドルを水面に差し込む。
水面が割れないようにゆっくりと漕ぐ。
本来なら足元でパドルを抜くが、後ろまで漕ぎきる。初めはゆっくりと大きく漕いで、ボードがどのような動きをするのかをつかんでいこう。

ボードから離れた所を漕ぐのはNG

ヒザが伸び、パドルの持ち幅が狭く、ボードから離れた所を漕いでいる。これでは力が入らず、少しの揺れにも対応できず、バランスを崩してしまう。

ヒジが曲がっているのもNG

ヒジが曲がっていると、力が入りづらく、腕だけに頼ってしまい、全身を使った漕ぎができない。両ヒジを伸ばすように心がけよう。

パドルの持ち替え方をマスターしよう

まっすぐ進むために両サイドを漕ぐ

パドリングを繰り返すと、ボードは漕いだ側とは反対方向に曲がっていく。そのためパドルを持ち替えて両側をバランスよく漕ぐ必要がある。

パドルの持ち替え方は1から2でシャフトの真ん中を持ち、3でパドルを回して4で下方にあった手でグリップを持ち直す。慣れればほんの1~2秒で持ち替えられるようになる。

効率よく漕ぐためのワザを身に着けよう

基本となる漕ぎ方を理解したら、次は効率よく漕ぐためのストロークの練習。パドルを水面に差し込む位置は、無理なく腕を伸ばして届く辺り。グリップを持った手は上から下に振り下ろすイメージで水面にまっすぐ刺し込み、シャフトを持った手は後ろに水を押し出すようにして漕ぐ。パドルは後方まで漕ぎ切らず、足元辺りで抜く方が効率よく漕げる。抜く際は手首をひねって進行方向に対してブレードを横に向けると水の抵抗を受けにくい。

手首を返しながらリズムよく漕ぐ

上から下に振り下ろすようにして、水面にパドルを刺し込む。
決して水しぶきを飛ばさないようにして漕ぐ。
最後まで漕ぎ切らず、足元辺りで抜く。その際に手首をひねりブレードが進行方向に対して横を向くようにする。
パドルを水面ギリギリに這わせてリズムよく前に差し出す。

【ポイント1】パドルは軽く握り、手首をひねって抜く

パドルは強く握らず軽く添えるイメージ。パドルを水面から抜く際に手首をひねって抜く。反対側を漕いでいる時は逆にひねって抜くようにする。

【ポイント2】刺すように入れ、横に寝かせて抜く

刺し込むようにパドルを入れて、抜く時は左側を漕いでいたとしたら“、し”の字を書くイメージではらうようにスッと抜くとブレーキになりにくい。

力強く進みたい時の漕ぎ方

効率よく漕ぐ方法を身につけたら、今度は力を込めて漕ぐ方法を覚えていこう。パドルを持った両手できれいな三角形を作り、振り下ろすようにパドルをまっすぐ挿し込み、水を押し出しながら漕いで、手首をひねりながら足元で抜くのは前頁で練習したとおり。同様の動きでピッチを上げて、テンポよく漕いでいく。通常よりもストロークは短く、しっかり振り下ろしてスピーディに漕いで行こう。少し前屈みになるのがコツだ。

テンポよく、リズミカルに漕いでいく

しっかりと振り下ろし、パドルを沈める。
水の重みを感じながら押し出すように漕ぐ。スピーディに漕ぐためシャフトが曲がっているのがわかる。
通常よりストロークは短く、足元より手前で抜いている。
頭の上に構えて再びテンポよく漕いでいく。

一気に加速したい時の漕ぎ方

一気にスピードをつけたい時のパドリングがこちら。突然来た波に乗りたい時や、レースのスタートダッシュで他の選手より前に出たい時などに使えるテクニックだ。前傾姿勢になってパドルをなるべく前方に挿し込み、ストロークはさらに短く手前だけで漕ぐ。パドルを抜いたらシャフトを持った手はボクシングのジャブを打つように前方に差し出し、また同じ前傾姿勢でパドルを挿し込む。腕や肩だけでなく背中も使って漕ぐイメージだ。

前傾姿勢になって手前だけで漕ぐ

前傾姿勢になってなるべく前方にパドルを挿し込む。
背中の筋肉を使って漕いでいく。
短いピッチで手前だけで漕ぐ。
ボクシングのジャブを打つようにカラダのバネを使ってパドルを差し出し、その反動で戻ってくる力を利用して漕ぐイメージ。

ブレーキのかけ方

「走る」、「曲がる」に加え、「止まる」は三大基本動作の一つ。人にぶつかりそうになった時や、波に乗ろうとしてとっさに止めたい時などに使えるテクニックだ。パドルを後方に挿し込み、水の抵抗を利用してブレーキをかける。ボードはパドルを挿し込んだ側に回転しながらスピードを落として止まる。パワー負けしないようシャフトを持った手は腰に当てて固定し、グリップ側の手は引き寄せる。ヒザを曲げてしっかり体重を載せて行おう。

腰に当てて腕を固定する

水の抵抗に負けないよう、手を腰に当ててパドルを固定する。その際、脇を締めておくと、さらに効果が増す。

水流に負けないようにパドルを挿し込む

後方にパドルを挿しこむ。
すると水の抵抗を受けて、ボードはパドルを挿しこんだ側に曲がりながらスピードを落とす。パドルのしなり具合からも、力を受けているのがわかる。
パドルを挿し込んだ側に大きく曲がって止まった。

【監修】釜口“TAKA”貴晴さん

TAKA SLIDEオーナー
湘南・江ノ島の海が目の前のSUP専門店。元日本チャンピオンの経験を生かしたレッスンは初心者〜上級者まで幅広く、安全で楽しくわかり易いと好評!

TAKA SLIDE

住所:神奈川県鎌倉市腰越3-5-26
電話:0467-32-2012
URL:http://takaslide.com

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BLADES(ブレード) 編集部

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『NALU』の連載から単独発行となった、 SUP専門の定期刊行マガジン。フィールドを選ばないSUPの楽しみ方から、カルチャーにいたるまで、充実したコンテンツを発信する。

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