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意識するのは「時計の6時と12時」の位置【飛ばせるスイングの基本】

ドラコンプロといえば飛ばしのプロフェッショナルだが、安楽拓也の理論はひと味もふた味も違う。安楽によれば、ゴルフのスイングは手品と同じで、タネを明かせば誰でも飛距離を伸ばせるという。まずはスイングの仕組みを知ることから始めよう!

ヘッドは物理的に頭の真下付近に落ちるもの

スイングの仕組みを理解する上で、安楽がまずイメージしてほしいというのが時計の針だ。

「自分の体を中心にして頭の上が12時で、その真反対が6時になります。まずは、頭が12時にある状態のままで素振りをしてみてください。ヘッドは6時の位置に落ちるはずです。次に、頭を自分から見て右側に傾けて、11時くらいの位置に持っていきます。頭をその位置に置いたまま振って見てください。ヘッドが頭の真下に落ちるはずです。つまり、頭の位置によってヘッドが落ちる場所は決まっているわけです。円の最下点にヘッドを落とそうと思ったら、頭の位置は絶対に12時になるんです」(安楽)

ヘッドが落ちる場所

頭が11時の位置ならその真下にヘッドが落ちるので、ボールに対して自然とアッパー軌道になる。

ドラコンの時はこの辺にヘッドを落とす

アッパー軌道を強める意味でドラコン競技の時は右足よりもさらに外側にヘッドを落とす。

 

教えてくれた人:安楽拓也

あんらくたくや。1970 年生まれ。日本を代表するドラコンプロであり、ツアープロのコーチを務めるなどその指導力は高い評価を得ている。2019年は「第6 回JPDA 全日本決勝大会」でロングドライブシニア部門とアキュラシードライブオープン部門で優勝を飾っている。ゴルフパートナー所属。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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