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「ミズノ」の防寒ウェア『ブレスサーモ モンスタームーブダウン』登場

限定120着の最高峰

ありがたいことにミズノのゴルフ部門とはかなり縁がある。10年くらい前にミズノオープンの翌日に行われる関係者によるコース体験ラウンドに呼んでもらったことが始まりだったと思う。プロツアーのとんでもないセッティングを始めて体験した貴重な機会だった。

デニム素材を使ったシューズケースを別注で作って貰ったら数時間で売り切れたこともあった。数年後に「特別な収納力を備えたキャディバッグについて意見を聞かせて欲しい」、という依頼を受けたことから「ボルサヴォアドーラ」というラゲッジシリーズが生まれた。

今はゴルフアパレルを一緒に作っていて、年に幾度となく大阪本社を訪ねている。長いこと彼らと仕事をする中で強く感じるのは、商品のクオリティに対する厳しさだ。今まで見たスポーツメーカーの中で断トツ一番。そして、それを叶える技術力やノウハウをもつことこそが特別なのだ。

そんなミズノが持てるテクノロジーをフルに活用して作り上げたダウンジャケットが完成した。首周りに始まり、ライナーの胸部や腹部や背面、裾や袖に至る全てのパーツで保温力と機動性を追求している。同社のプロ用のユニフォームを製作する氷上工場で作られる数少ないコンシューマー向けのプロダクトだという。あまりにも拘りすぎて120着しか作れなかったというのも彼ららしいエピソードである。

日本が誇るスポーツメーカー、ミズノのテクノロジーの最高峰がここにある。

BREATH THERMO MONSTER MOVE DOWN

ブレスサーモ モンスタームーブダウン88,000円

最適ダウンの追求

61か所のダウンパーツそれぞれに0.01g単位の精度で最適なダウン量を充填。

アコーディオンパーツ

背面の肩周りに凹凸のあるアコーディオンパーツが高い伸縮性を実現。

サーモホルダー

立体感のある起毛パーツが首元から入る空気を抑制し保温性を高める。

リフレクションギア

アルミニウム薄膜を特殊コーティングした熱反射する特殊な保温裏地を採用。

テックライニング

裏地背中側の伸縮性のある凹凸構造は、温かい空気を逃さない設計。

ホールドパーツ

スイング動作の際にも空気を逃さない二重構造設計を施した袖口と裾部分。

「ミズノテクニクス 氷上工場」に潜入取材!

「ブレスサーモ モンスタームーブダウン」の製造現場にお邪魔した。

最高峰の生まれる場所

場所は兵庫県丹波市、縦長の兵庫県の中央東寄りに位置する山間の街である。1969年に設立した「ミズノテクニクス 氷上工場」には50名のスタッフが在籍し、その内の9割が女性。同工場では主にアパレルの製造を行っている。ミズノテクニクスには他に3つの工場があり、ゴルフクラブや野球のバット等を作る養老工場、グラブ等を製造する波賀工場、シューズを担当する山崎ランバード工場があるのだが、いずれもプロアスリート用なども製造する。この氷上工場では野球やサッカー、ウィンタースポーツ等様々なプロスポーツのウェアが作られるのだ。

ちなみに、2022年の冬季北京五輪における日本代表のメダル18個のうち13個は、この氷上工場製のユニフォームを纏った選手たちが獲得したものだ。このことこそが同工場製品のクオリティと信頼性の何よりの証だろう。

その超一流の製作現場において、ブレスサーモ モンスタームーブダウンは生み出される。しかも一般的なダウンジャケットの倍にも及ぶ190もの工程を経て完成されるというから驚きである。1着につき10人のオペレーターが19工程を担当するのだが、恐ろしく丁寧に行われる一つひとつの作業を見ていると、プロフェッショナルの世界を相手にモノ作りを行うオペレーターたちの誇りや執念が垣間見えるのである。

それゆえこのジャケットは1日5着、総数120着しか作れない。最高峰のプロダクトはこうして生まれるのだ。

最高峰のダウンはこうして生まれる

裁断

採用される生地も丈夫で伸縮性のある最高峰のものを用意。無駄なくパーツを裁断するのがオペレーターの腕の見せどころ。

転写

同社のランバードマークやライナー首元につくネームは熱転写で圧着されている。1枚1枚丁寧に取り付けられているのだ。

ダウン封入

一般的なダウンでは30~40程度のダウン部屋が備わるがこちらは61か所にも及ぶ。0.01グラム単位でダウン量を調整している。

縫製

パーツの工程とそれを表地に装着する工程があり、一人のオペレーターが複数の工程を担当。そうすることで丁寧な仕上げとなる。

検品

シワや左右のバランス、ほつれや縫いの乱れがないか等を確認。一人のオペレーターが一着ずつ細部に渡ってチェックしていく。

【お問い合わせ先】
ミズノ(0120-320-799)

MIZUNO x NEW VINTAGE GOLF

またそのミズノが新進気鋭のアパレルブランドとコラボを発表!

日本が世界に誇るスポーツメーカー”MIZUNO”とNEW VINTAGE GOLFが初コラボレーション。

古き良きMIZUNOのClassicなロゴをヒューチャーした、SWEAT CREW、SWEAT PANTS、BUCKET HATをリリース。

色褪せないクラシックスタイルに、新鮮なカラーリングとシルエットを融合。どこか懐かしく、どこか新しい。ゴルフのON/OFFを問わず、あなたの日常に溶け込む一着です。

 

話題のブランドがついに登場「NEW VINTAGE GOLF 2024 spring summer」

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PROFILE

水上貴夫

EVEN / 編集長

水上貴夫

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

水上貴夫の記事一覧

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

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