フリック!読み放題が、控え目に言っても最高だ(自画自賛)
- 2020年06月10日
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flick!読み放題プランで、最新号を含む140冊が読める!
300円(税別)の読み放題プランで、146冊と有料ウェブ記事読み放題
新しい仕組みを作ってもらって、先週から、フリック!の読み放題を始めた。
月額300円(税別)で、過去に作ったフリック!電子版104冊と、フリック!特別編集のムック42冊(いずれも2020年6月10日現在。今後順次追加予定)、そして[FUNQ/flick!]の有料記事が読めるという大盤振る舞いなサービスだ。
もちろん、下心はあって、今後、有料配信のウェブ記事に加えて、ストリーミング、動画配信、音声配信などを行う仕組みを構築していきたいと思っている。
そのアカウントを使うサービスの、ベーシックプランとしての読み放題サービスだ。そして、仕組みが構築できれば、枻出版社の他の本でも同じような配信を行いたいと思っている。つまり、フリック!は、10年前の電子雑誌オンリーの雑誌になったのと同様、枻出版社全体の中で、新しい仕組みにチャレンジする切り込み隊長というわけだ。
現在は、『フリック!会員』(無料)になっていただいて、その上で、『フリック!読み放題プラン』にご登録いただくと、上記146冊のムックが、ブラウザ経由で読めて、さらにmeclibというアプリにダウンロードして読んでいたくことができる。
なのだが、この仕組み、恥ずかしながら構築したばかりで、まだ少々使い勝手が悪い。これまで、さんざんいろんなアプリや、ウェブサービスの使い勝手を批評していたクセに自社で取り組むとこの始末。お恥ずかしい限りではある。
とりあえずは、こちらで登録方法を解説するので、参考にしていただきたい(徐々に使い勝手は向上するはず)。
flick!読み放題プラン | |
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電子書籍 | https://funq.jp/flick/magazines/ |
有料記事(6/1現在) | https://funq.jp/flick/article/592686/ https://funq.jp/flick/article/592748/ |
まずは、ユーザー登録を
まずは、上記リンクから、有料プランのトップページへ。
こういうページから『新規ユーザー登録』もしくは『ログイン』を。
ここが第一の関門で、この仕組みは、ユーザーアカウントは枻出版社の各誌の会員システム共通で、使うので、FUNQ会員や、ライダークラブ、趣味の文具箱など、他の雑誌の会員に登録いただいていると、『すでに登録いただいています』とのメッセージが出てしまう。
ややこしいのだが、システム自体は共通なので、新規でない方は、その時にご登録いただいたメールアドレスでログインいただきたい。
会員ページのホームに、電子書籍サイトへのリンクを追加
ログインいただくと、よくありなクレジットカードの登録や、内容確認のメールなどのステップを通った後、会員となる。
が、昨日まで電子書籍ダウンロードサイトへのリンクが一度しか表示されなかったので、一度違うボタンをタップしてしまうと、他のリンクからダウンロードページへ飛ぶ必要があり、とても使い勝手が悪かった(申し訳ありません)。
会員サイトのトップにそのリンクがないのはいくらなんでも不自由なので、数日前になんとかリンクを付けてもらった。つまり右上のハンバーガーメニュー(漢字の三のようなボタンのこと)をタップしてホームを選ぶといつでもここに帰ってこれる。
ここから、[FUNQ/flick!]の有料記事へも、電子書籍のページにも飛ぶことができる。
読み放題のページはこんな感じ。我々が作った全部で146冊の本がここで全部読める。
続いて、アプリをインストールし、ブラウザから一冊ずつ本をダウンロード
ブラウザで読むと、ネット回線がない場所でキャッシュから消えてしまうと読めなくなってしまうが、ダウンロードしていつでもどこでも読める仕組みも作ってある。
ここから先に進む前に、まずこちらからmeclibというアプリをダウンロードいただきたい。
meclib(iOS、iPadOS版) https://itunes.apple.com/jp/app/meclib/id924837089
meclib(Android版) https://play.google.com/store/apps/details?id=com.elflow.meclib
続いて、上記ブラウザで開いている本の左上のメニューをタップ。
そして、『ダウンロード』をタップ。そうすると、電子書籍データがダウンロードされる。
ちょっとここからは大画面で見られるようにiPadに移ろう。アカウントして読み放題会員にさえなっていれば、iPadやAndroidなど他の端末でもブラウザでダウンロード、meclibで閲覧することができる。個別にダウンロードするのは少々手間だが、一度ダウンロードすればその端末ではずっと閲覧できる。
ダウンロードしたらあとは読み放題。ご覧のようにたくさんのフリック!を全部ダウンロードしてご覧いただくことができる。
作った私が言うのもなんだが、これはなかなか圧巻だ。
たとえば、創刊当時の本。スティーブ・ジョブズの追悼号もあれば、紙版の最後の号、電子のみになってからの最初の号もある。あまり持ってる人はいないかもしれない『アウトドアで役立つデジタルツールの本』というムックもある。この本、私は結構気に入っていたのだ。また、Vol.03には、まだ無名な時代の剛力彩芽さんが登場して下さっていたりする。
iPhone 5の頃はiPhoneケース人気もすごかったし、ウェアラブルデバイスやミラーレスカメラなども話題になった頃だ。最初の『カバンの中身』の本もこの頃。
EvernoteやDropboxなど、クラウドサービスが普及し始めた頃のフリック!も面白い。
せっせとダウンロードすると、過去の146冊がサクサク読めて楽しい。控えめに言っても最高だ。
ぜひ、この『読み放題プラン』に加入いただいて、思う存分フリック!を楽しんでいただきたい。
flick! digital (フリック!デジタル) 2020年6月号 Vol.104の購読はこちら
『フリック!読み放題プラン』なら月額300円(税別)で、過去のフリック!と関連ムック150冊以上が読み放題! 2週に1度の有料記事も読めるので、お得なこのプランへの加入もぜひ!
(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。