AppleのwatchOS 5 ってどんなことができるの?
flick! 編集部
- 2020年12月23日
※こちらの記事は『flick! digital 2018年7月号』の記事を再編集したものです。
SiriウォッチフェイスとSiriショートカットで利便性はさらに向上
初代のApple Watchは200万円のモデルを作るなど、少々迷走していた感があるが、2017年秋に発売されたSeries 3あたりになると、カジュアルな日常利用と、フィットネスにフォーカスしてから、Apple Watchは順調に進化を続けているように思う。
2018年6月に発表されたwatchOS 5のアップデートもその流れを汲むもので、フィットネス系の改善と、日常利用での利便性の向上に主眼が置かれている。
我々の生活を大きく変えそうなのはSiriウォッチフェイスの進化だろう。Siriウォッチフェイスは、watchOS4の時代から搭載されており、さまざまな機能を自動的にサジェストしてくれるということを期待してものだったが、その後の進化はそれほどではなかったように思う。
そのウォッチフェイスの搭載機能がようやく増えた。運動に関する通知や、地図に関する通知、心拍などに関する情報が表示可能になった。
さらに大きな進化は、iPhone自体にSiriショートカットが搭載されたことだろう。Siriショートカットがあれば複雑な処理を組み立てておけば、ひと言で済むかもしれない。また、手を持ち上げて口元で指示するジェスチャーを取れば『Hey Siri!』と言わなくてもSiriが起動するようになる。Siriまわりがかなり便利になってきたといえるだろう。
AppleのwatchOS 5 の機能をご紹介
LTEを搭載し、NFCでSuica を使えるようになり、かなり便利になってきた。完成度が高くなった。カラフルなバンドの登場で、お洒落さもさらに増していると思われる。
鳴り物入りで登場しながら、初代はそれほど便利じゃなかったSiriウォッチフェイスに機能追加。新しいショートカットが自動的に生成され提案される。
新しく追加されたSiriショートカットはすべての人の利便性を向上してくれそうだ。運動、地図、心拍に関する通知が追加された。
標準のOSで認識する運動の種類が増加。ジムでの運動など、従来だと検出が難しかったアクティビティも含まれる。
さまざまなアクティビティが追加され、選択できるようになった。自動検出にも対応し、運動する前に設定しなくてもいい。
トランシーバーのような『プッシュトゥトーク』機能。特定の人と、短い音声でやりとりしたいような時に便利そう。
今回唯一の新製品でもあったレインボープライドの2018年度版のバンド。虹色のウォッチフェイスも用意されている。
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