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Apple Watch いま買える最新シリーズから、歴代モデルなど徹底紹介

Apple Watchって何がいいの?

スマートウォッチの大本命としてApple Watchが発売されたのは、2015年4月24日。

そこから5年。Apple Watchは微妙に軌道を修正しながら、『日常使えるアクティビティ記録、ヘルスケア』を中心としたスマートウォッチとして着実に進化を続けている。

Apple WatchはiPhoneを母艦として、それと連携するデバイスとして機能する。現在のところ、Androidとは連携できず、iPhoneと一緒にしか使えないが、それでも世界のスマートウォッチの半分以上のシェアを持ち、2019年には約3070万台を出荷し、同年のスイス時計産業全体の出荷台数をApple Watch単体で大きく上回っている。

身体に一番近いデバイスとして、iPhoneの通知の一部を表示、移動、運動、心拍、血中酸度濃度などの計測と記録、FeliCaを使うSuicaやPASMO、iD、QUICPayなどの電子決済の利用が行える他、専用のアプリを追加することで、さまざまな機能追加することができる。

また、ウォッチフェイスと呼ばれる文字盤はアップルがデザインしたものの中から選ぶことができる。サードパーティがデザインした機能は『コンプリケーション』という小さな画面上の部品として、このウォッチフェイスに組み合わせることができる。watchOS 7からはかなり大きなコンプリケーションが使えるようになったので、サードパーティオリジナルのコンプリケーションを組み合わせて、個性的なウォッチフェイスを作ることもできるようになった。

Series 3からはeSIMを内蔵するセルラーモデルもラインナップされ、キャリアと契約すればiPhoneを持たなくても単独でデータ通信、通話を行うことができる(契約はiPhoneの契約に付随するものとしてしか行えないし、電話番号はiPhoneと同じ)。

常に大きめと小さめの2サイズをラインナップしており、初代からSeries 3までは、312×390ピクセルの液晶を持つ42mmケースと、272×340ピクセルの38mmケースをラインナップ、Series 4以降は本体サイズ、画面領域を拡大した368×448ピクセルの44mmケース、324×394ピクセルの40mmケースをラインナップする。

Apple Watchのベルトは独自の接続方式により付け外しできるのだが、大きい方、つまり42mmケースと44mmケース、小さい方、つまり38mmケースと40mmケースはベルトを共用できる。つまりApple Watchのベルトは大きい方用と、小さい方用があり、互いに互換性はない。

ケースの素材は現在のところ(Series 6では)オーソドックスなアルミニウム、少し重くて光沢が美しい医療用レベルのステンレススチール、鈍い色味が美しいチタニウムの3種類をラインナップする。過去にはEditionとして、セラミック素材ものや、超高価な18K素材のモデルをラインナップしたこともある。

現行モデルでは、ディスプレイ表面の素材はアルミニウムモデルではIon-Xガラス、ステンレススチールモデルとチタニウムモデルにはより硬く傷つきにくいサファイアクリスタルが使用されている。

防水機能は年を追うごとに性能向上しており、最新モデルでは水深50mに耐える防水性能を持っており、海などで泳ぐこともできるとされている。

最新のApple Watch Serise 6って何がスゴイの?

最新のSeries 6は、新たに6種類のウォッチフェイス(文字盤のデザイン)を採用し、睡眠アプリを標準とした最新のwatchOS 7をプリインストールしており、血中濃度ウェルネスセンサーや、常時表示Retinaディスプレイ、従来のモデルより20%処理能力をアップしたデュアルコアのS6チップを採用した最新のApple Watchだ。

同時につなぎ目のないソロループ、ブレイデッドソロループも用意され、アップルらしいシンプルで、美しく、誰もが使いやすいスマートウォッチとして高い完成度を実現している。

Apple Watchはその進化の過程で、6軸のジャイロセンサーやGPSを利用したアクティビティの記録、第2世代の光学式心拍センサー、電気式心拍センサーなどを装備してきたが、今回もっとも注目されているのは、血中濃度ウェルネスセンサーだ。

この血中濃度ウェルネスセンサー、医療用ではないということであいまいな表現になっているが、簡易的に血液に含まれる酸素のレベルを計測することができる。健康な人であればほとんどの場合95~99%の血中酸度濃度を示すが、肺炎などの障害が起こって血液中の酸素濃度が低下している場合、それを客観的に数値として表示することができる。万が一、COVID-19にかかって肺機能が低下している場合、明示的にそれを表示することができる(医療用ではないので、あくまで目的はウェルネスとフィットネスということなので、不安があった場合の正確な計測は医療機関で)。また、低酸素トレーニングなどでも血中酸素ウェルネスセンサーは役に立つはずだ。

Apple Watch Series 6 の機能や特長を解説

Apple Watch Series 6 の機能や特長を解説

2020年12月23日

現行3モデル、Series 6、SE、Series 3の違い。どれがお買い得か

2020年11月現在、最新モデルのApple Watch Serise 6、コストパフォーマンスの高いSE、さらに安価なSeries 3がラインナップされている。

当然のことながら、最新モデルのSeries 6がもっとも高性能だが、そのぶん価格も高い。Wi-Fiモデルの40mmが4万2800円(税別)、44mmが4万5800円(税別)となっている。単体で通信可能なセルラーモデルはさらに1万1000円(税別)高。

現在非常にお買い得で、かつ性能も高いのがSE。

文字盤のサイズ、解像度などはSeries 6と同じ。50mの耐水性能も心拍計測機能、高度計などの機能も備わっており、外見上の際もない。

違うのは、血中酸素ウェルネスセンサーと、電気心センサーを持たないこと。Retinaディスプレイが常時点灯式でないこと。また、チップセットはS5を搭載している。S5はSeries 3の最大2倍高速という高性能なチップセットだが、Series 6が搭載しているS6の方がS5よりさらに20%高速だ。

また、ステンレスボディと、チタニウムボディ、そしてブルーや(PRODUCT)REDという豊かなカラーバリエーションはSeries 6しかなく、SEで選べるのはアルミニウムのシルバー、スペースグレー、ゴールドの3色だけだ。しかし、十分にお買い得だし、バンドでいろいろ工夫できるのだから、本体色はそれだけでも十分だともいえる。

SEのWi-Fiモデルは、40mmが2万9800円(税別)、44mmが3万2800円(税別)となっている。単体で通信可能なセルラーモデルも5000円(税別)高で購入できる点にも注目したい。

また、延長保証や過失や事故による損傷をカバーしてくれるアップルケアもSeries 6の場合7800円だが、SEの場合4800円。購入時のトータルコストではSEの方がかなり安くなることはチェックしておきたい。SEのコストパフォーマンスは非常に高い。

これまで安価なモデルとして人気だったSeries 3は、Series 4以降の本体サイズが大きくなる前の42mm/38mmボディを持つ唯一のモデル。

Wi-Fiモデルは、40mmが1万9800円(税別)、44mmが2万2800円(税別)とSEよりさらに1万円安い。セルラーモデルはラインナップされない。

Series 3が2万円前後で購入できることは注目に値するが、SEのコストパフォーマンスの高さを考えると、筆者は現時点では1万円足してでもSEを購入することをお勧めする。

Series 3の小さな画面では、利用できないウォッチフェイスも増えてきているし、今後OSのアップデートが毎年されていく中で、Series 3の42mm/38mmディスプレイは44mm/40mmディスプレイより先にサポートされなくなるだろう。長い目でみると、Series 3の方が先に製品寿命を向けることになると思う。

また、点灯検出やファミリー共有、コンパス、常時計測の高度計などの機能もないし、搭載されているS3チップは、SEが搭載するS5の半分の処理能力しかない。

よほど、ちょっとでも安いモデルが必要なのであれば別だが、1万円足してSEを買う方が、満足度も高いし、長くApple Watchを楽しめるはずだ。


Apple Watch Series 3 の機能や特長を解説

Apple Watch Series 3 の機能や特長を解説

2020年12月23日

GPSモデルとGPS+Cellularモデルの違いは?

Apple Watch Serise 3発売時にセルラーモデルが選択できるようになった。アップルの発表会ではティム・クックが電話したスタッフが、湖の上でSUPをしながら電話に出るというデモンストレーションとともにその機能が紹介された。Series 3のセルラーモデルはデジタルクラウン(竜頭)の上が赤い。Series 4以降(SE含む)では、デジタルクラウンに赤い輪が描かれている。

Apple Watchは初代から、近くにあるiPhoneを介して通話、デジタルデータの送受信が可能となっている。しかし、セルラーモデルはeSIMを内蔵。iPhoneを介さず、単体での通話、デジタルデータの送受信が可能となっている。

単体での通信が可能とはいえ、電話の契約はiPhoneに付帯する契約となる。電話番号はiPhoneと同じ契約となり、ドコモではiPhoneの契約に550円、auやソフトバンクでは350円の追加で利用することができる。3大キャリア以外のMVNOなどでは今のところApple Watch用の料金プランは用意されていない。

セルラーモデルであれば、iPhoneを家に置いてジョギングにでかけても、電話を受けることができるし、地図を見たり、メールを見たり、メッセージを受け取ったりというデータ通信が可能。ストリーミングで音楽を聴いたり、アクティビティの計測データをアップロードしたりできる。

Apple Watchの歴史の振り返り

どちらかといえば後発だったApple Watch

『スマートウォッチ』というのは、デジタルガジェットとしてはひとつの究極で、昔から数多くのチャレンジがあった。搭載を望まれる機能は数多いが、小さなボディに多数の機能を搭載するのは難しく、『腕時計』は精巧で壊れにくいデバイスの代表だ。時計の代替品として、腕という場所を奪うのはなかなか難しい。

センサー技術、小型化技術の進化により、2012~3年頃からUp by Jawbone、Nike fuelband、fitbitなどの『ウエアラブル・デバイス』が人気を博した。モーションセンサーを使って歩数をはじめとしたアクティビティを記録するデバイスだ。

同じころ、現代的な、スマホと連携するスマートウォッチの先駆けとして登場したのはPebbleだった。こちらは、クラウドファンディングのKickstarterで記録的な成功を収め、多くのマニアに愛された。

そんな中、もはや出遅れたのではないかという思えるようなタイミングで登場したのがApple Watchだった。

発表は2014年9月10日(日本時間)。半年後の翌年3月10日に、4月24日の発売が発表された。

仕様はアップルらしい熟慮に熟慮を重ねて検討されたもので、38mmと42mmのサイズを持つ角丸四角のマルチタッチディスプレイを持つ時計サイズのデバイスだった。さまざまなグラフィックが用意されるが、アップルのみがデザインできるウォッチフェイスという文字盤と、サードパーティがデザイン可能なアプリが用意され、基本的には母艦となるiPhoneと連携する設計になっている。

登場当初は、プロモーションには迷いがあったようで、発表会に多くのファッション誌、時計専門誌の記者が呼ばれた他、200万円以上もする18金のラインナップが用意されたりした。その他、アルミとステンレスのボディが用意され、バンドが自由に付け替え可能で、アップルが用意する多彩な素材、デザイン、色彩のバンドをアレンジできることが発表された。

また、Hermesとのコラボモデルが用意され、専用のレザーバンドと文字盤、パッケージをともなって販売された。

つまりは、『時計というファッションアイテム』としての側面が今より強調されていたのである。

その後、よりアクティビティトラッカー、フィットネス用途にフォーカスされるようになる。ファッションアイテムとしてのアピールをやめたわけではないが、歩数や心拍などの計測と記録、iPhoneと連携してのアクティビティの分析により重きが置かれるようになっていく。

とはいえ、製品としての基本フォーマットは初代の時点で完成されており、基本ボディデザイン、マルチタッチディスプレイ、デジタルクラウンとサイドボタンという操作系、iPhoneとの連携仕様、バンドの接続方式……などは、最新のSeries 6に至るまで完全に踏襲されている。それは、初代のiPhoneがマルチタッチディスプレイをはじめ、ほぼすべての要素を持ってデザインされたのに似ている。後の性能向上でカバーできる部分も含め、デバイスの基本的な思想は、かなり練ってから最初の一機種目のデバイスがローンチされていることが分かる。

初代モデルは今にして思えば、動作が引っかかることも多く、電池の持ちも厳しかったが、第2世代であるSeries 2の登場で、基本的な部分はかなり改善された。

Series 2ではSuicaなどの電子マネーも利用可能に!

2016年秋に発売されたSeries 2は水深50mまでの防水性を備え、海水での水泳も可能とされた。また、同時期に発売されたiPhone 7と同じく、NFC、FeliCaを搭載しており、日本ではSuicaやiDなどの電子マネーを扱うことができた。これによって、Apple Watchは決済にも使えるようになった。iPhoneをポケットから取り出さなくても電車に乗れるようになったし、家に置いてジョギングに行っても缶ジュースを買えるようになったのである。

S2チップを搭載し、初代モデルから飛躍的に処理能力を向上させたのも大きな特徴だ。

なお、初代モデルからBluetoothを備えていたので、Bluetoothヘッドセットを使って音楽を聴くことはできた。

初代にあった18金モデルは廃止され、代わりにセラミックを使用したモデルが用意され、ボディ素材はアルミ、ステンレス、セラミックの3種類となった。

またApple Watch Hermesに加えて、Apple Watch Nike+も用意されるようになった。

Series 2の登場とともに、初代モデルにSeries 2と同じデュアルコアCPUを搭載し、watchOS 3を搭載したリファインモデルがSeries 1として発売された。つまり、少々ややこしいのだが、初代とSeries 1は別のモデルなのである。

セルラーモデル追加により単体で通信可能になったSeries 3

2017年秋登場のSeries 3では、S3チップが搭載され、さらに動作速度が70%もアップしている。このあたりは毎年長足の進化を遂げており、毎年昨年のモデルが過去の遺物に見えるほどだった。W2チップの搭載により、Wi-Fi接続の速度が85%も向上し、Bluetoothもより省電力、高性能になった。

さらにセルラーモデルがラインナップに追加。キャリアとの別途契約が必要だが、単体でiPhoneと同じ電話番号の電話回線を使えるようになった。このセルラー契約は、日本ではドコモ、au、ソフトバンクで提供されており、IIJやUQなどのMVNOでは契約することができない。

セルラーモデルはデジタルクラウンの頂部が赤くなっており、単体で通信可能であることをアピールした(翌年からは赤い部分はリング状になり、少し控えめな表現となる)。

なお、このSeries 3は38mm/42mmディスプレイ世代の最後の商品だったので、低価格モデルとして現在(2020年)に至るまで販売が継続されている。

Apple Watch Series 3 の機能や特長を解説

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2020年12月23日


AppleのwatchOS 5 ってどんなことができるの?

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2020年12月23日

Series 4より44mmケース登場。ディスプレイの拡大でより複雑なウォッチフェイスを使えるようになった

2018年秋のSeries 4では外見が大きく変わった。本体が多少大型、薄型化され、ディスプレイが拡大された。

初代からSeries 3までは、312×390ピクセルの液晶を持つ42mmケースと、272×340ピクセルの38mmケースが用意されていたが、Series 4以降は368×448ピクセルの44mmケース、324×394ピクセルの40mmケースが用意された。これにより、より複雑なデザインのウォッチフェイスを使えるようになった。Series 4以降用の複雑なウォッチフェイスはSeries 3以前では使うことができない。

小さい方のケースは女性が利用することを想定していると思われるが、ディスプレイが見やすい大きい方のケースを使う女性も多いようだ。また、ケースの大きさを嫌って、小さい方のケースを利用する男性もいる。バンドの互換性がないことには注意したい。

プロセッサーは64ビットに対応したS4が用意され、S3よりさらに処理速度が2倍になった。

光学式心拍センサーは第2世代になり、電気式心拍センサーも搭載された。この電気式心拍センサーを利用した心拍機能は、アメリカでは医療機器として承認されており、心電図アプリによる計測が可能となっている。日本では2020年11月現在認証されておらず、この機能は使用できない。

セラミックボディのEditionは廃止され、本体素材はアルミとステンレススチールのみとなった。

Apple Watch Series 4 の機能や特長を解説

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2020年12月23日


AppleのwatchOS 6 ってどんなことができるの?

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2020年12月23日

新型ディスプレイの搭載により常時点灯が可能になったSeries 5

2019年秋発表のSeries 5は、画面サイズは変わらないものの新型ディスプレイの搭載により常時点灯が可能になった。常時点灯可能とはいえ、バッテリーライフを従来と変わらないものにするために、表示は若干暗くなり、消費電力が少ないデザインとなり(明るい部分が少ない)、1分に1度の更新となる(秒針が表示されなくなる)。

チップセットはS5を搭載。

本体素材はアルミ、ステンレスの他にセラミックが復活。さらにチタニウムのモデルが用意された。

Apple Watch Series 5 の機能や特長を解説

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2020年12月23日


血中酸素ウェルネスセンサーを搭載したSeries 6と廉価版のSEが登場

そして2020年秋、S6チップと血中酸素ウェルネスセンサーを搭載したSeries 6が登場。同時にS5チップと常時点灯ではないディスプレイを搭載した(つまり、Series 5よSeries 4の中間的なモデルである)廉価版のSEが発売された。

Series 6ではセラミックモデルが廃止されいてるが、アルミニウムモデルにブルーと(PRODUCT)REDが追加された。ステンレスとチタニウムは従来通り。

SEにはアルミモデルしか用意されない。

また、Series 6とSEでは、iPhoneを持っていない高齢者や子供がApple Watchを利用するためのファミリー共有……という仕組みが用意された。

Apple Watch Series 6 の機能や特長を解説

Apple Watch Series 6 の機能や特長を解説

2020年12月23日


Apple Watchはバンド選びも楽しい

バンドは前述のように44mm/42mmの大きいケース用と、40mm/38mmの小さいケース用には互換性がない。Apple Watch本体裏側のボタンを押しながら横にスライドさせることで交換できる。

これまで、非常に多くの素材、カラーリングのバンドが用意されている。

一貫してスタンダードとして利用されてきたのが、スポーツバンドというシリコン製のバンドと、ウーブンナイロンという素材を使ったスポーツループ。これらは4800円(税別)で別売りされており、非常に多彩なカラーバリエーションが用意される。

2020年にSeries 6と一緒に登場したのがソロループとブレイデッドソロループ。この2種類はバックルやリンクを持たず、バンドの伸縮性を利用して伸ばして装着する。デスクでキーボード作業をする時にバックルが当たらないのが快適だ。

ただし、バックル部分でのサイズ調整ができないため、購入時にサイズを選ぶ必要があるのが悩ましい。できれば、一度アップルストアなどでサイズを確認して購入したい。ウェブサイトで購入する時は、プリントアウトできるガイドペーパーを使って腕の太さを計測することになっているが、装着感も含めてジャストサイズを探るのは案外と難しい。

ソロループは液状シリコンゴムで作られており4800円(税別)、ブレイデッドソロループは伸縮性のあるポリエステルフィラメントで作れており9800円(税別)となっている。

レザーバンドはバックルのあるモデルや、マグネットで装着するモデルが用意されている。マグネットのタイプは2020年に新しいデザインとなった。また、Hermesのバンドは当初別売りはされていなかったが今では別途購入することができる(しかし、専用の文字盤は使えない)。

金属製のバンドはトラディッションナルなリンクを接続するタイプと、細かいチェーンを編み上げたミラネーゼループが用意される。Apple Watch登場当初高価だったミラネーゼループは今では9800円で購入できるが、リンクブレスレッドは今でも3万7800円~4万8800円(税別)と少々高価。

バンドは、リンク部分さえ合致すれば、社外品も使えるが、リンク部分の強度や精度は保証の限りではないので、利用はオウンリスクで。

スマートウォッチの50%以上のシェアを持つApple Watch

Apple Watchは6年の歳月をかけて、機能を熟成させており、全世界のスマートウォッチの50%以上のシェアを持つ製品に成長している。

当初ファッション製品としての側面も模索していたようだが、現在では、『iPhoneの通知の表示』『ヘルスケアデータの取得』『FeliCaによる決済』をはじめ、『単体での音楽再生』『単体での通話』『単体でのGPSログ取得』などの機能を含め、ヘルスケア製品としての機能を充実させている。

誰もが手放せないiPhoneの、さらに身体にフィットした機能を抽出することで、非常に完成度の高いスマートウォッチになっている。

より、専門性を増したスマートウォッチとしてガーミンなども存在するが、日常使用から身近なヘルスケアをカバーした製品として、Apple Watchは当分の間独走を続けることだろう。

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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