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Appleがクリエイターに向けて、真鍋大度、サカナクションの山口一郎ら登場のCMを公開

Macの何がクリエイターを惹きつけるのか?

今や、WindowsでもMacでもできることはそう変わらないし、Windowsのフォントがダサいとか、デザインが悪いとかいうことも別にないと思う。Adobeのソフトウェアも、他の主立ったクリエイティブなアプリケーションも、ほとんどどちらのOSでも動くから、そう大きな違いはないと思う。

が、Macがクリエイター達にとって使いやすい道具であることに変わりはないようだ。

たとえは最新OSのmacOS 11 Big Surだって、細部に渡って細かなデザインのリファインを行っている。透明感、文字のクリアランス、アイコンデザイン、ウィンドウのデザインに至るまで、1ドット単位でルールに基づいて美しくデザインされている。

クリエイターにとって、そんな環境が心地良いのは言うまでもない。

アップル macOS 11 Big Surを一般向けに公開。20年ぶりのメジャーアップデート

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2020年11月13日


どこにいたって「Macの向こう側から」なら

いずれにせよ、この状況下で、リモートワークが一般的になり、従来より場所の制約が少なくなったことは確かだろう。

このAppleのCMムービーにあるように、東京でも、大阪でも、新潟でも、山梨でも、愛媛でも、栃木、石川、北海道、東京、宮城でも……日本のどこにいたって、クリエイティブに没頭することができる(ちなみにこの記事は神奈川県で書いている)。『Macの向こうから』なら、どこにいたってクリエイティブを産み出すことができるのだ。

CMにはサカナクションの山口一郎はじめ、初音ミクを生み出した伊藤博之、写真家、フィルムディレクターの蜷川実花、メディアアーティストの真鍋大度、グラフィックアーティストのVerdy、映画監督の川瀬直美、ファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信などが登場という豪華な構成。AppleのCMで初音ミクが踊っているというのも新鮮だ。

最後に、サカナクションの山口一郎のコメントを引用しておこう。

20歳、初めて自分でeMacを手に入れた時。
初めてGarageBand、Logicで音楽を生み出せた夜。
初めてMacで歌詞を書き上げて、ディスプレイに向かって歌った日。
iPodに自分で作った歌を入れて、スタジオから遠回りして帰った夜。

僕の音楽は、いつもMacと一緒でした。
僕の感覚の進化も、いつもMacと同じ。

40歳、今僕はプロのミュージシャンとして、
音楽と向き合っています。
少しは大人になったかもしれませんが、
まだあの頃の自分を信じられています。

今、デスクで向き合うのは、iMac。
変わらないまま変わっていく僕ら。

Macは僕の感情を全部知っている。

山口一郎

 

CMの音楽は、MOMの「あかるいみらい」が使われている。

(村上タクタ)

出典

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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