7年前、初めてサンフランシスコに行った時の話と、友人から聞いた今の話
- 2021年06月22日
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初めて、カリフォルニアに行ったのはアップル取材ではなかった
フリック!で初めてカリフォルニアに取材に行ったのは7年前のことだった。
僕自身はカリフォルニアといえば、21年前に、ロスに行ったり、サンディエゴに行ったりしていた。当時はラジコン飛行機の雑誌を作っていて、フロリダにはしょっちゅう行っていた。フロリダはラジコン飛行機のメッカだったのだ。
いや、考えてみればその前に、バイク雑誌時代には、BMWの試乗会で、ツーソンとか、サンアントニオとか、南の方のいわゆる荒れ地によく取材に行っていてた。日本が冬でバイクに乗りにくい冬の季節に、暖かいアメリカ南部で試乗会……というのは、当時よくあったパターンなのだ。ハーレーの試乗で、シカゴ、ラスベガス、ルート66、グランドキャニオン……あたりを走ったりもした。
というわけで、取材でアメリカというのはよくあったのだが、ハイテク産業の街、シリコンバレー、カリフォルニアに足を運ぶことができたのは、ようやく2014年になってからだった。
ただ、当時は、まだ私は、アップルさんからは発表会には入れていただけなかったので、フリック!自体で仕立てた取材で、Evernoteやさまざまなスタートアップをめぐる企画を立てた。といっても私は残念ながら英語が不得手なので、タテマエとしては『鞄の中身』の取材で、シリコンバレーのいろんな方のバッグの中身を見せてもらう……という取材で出かけたのだった(鞄の中身の話を聞くぐらいなら、僕の英語力でもなんとか……)。
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。