あの美し過ぎるXDRディスプレイをノートパソコンに搭載。MacBook Pro 14/16
flick! 編集部
- 2022年03月17日
(この記事は『flick! 2021年12月号』に掲載された記事を再編集したものです)
黒はとことん黒く、白は限りなく白く
MacBook Pro 14/16に、Mac Proと同時に発売された、あの約60万円以上もする6Kディスプレイ、Pro Display XDRと同等の品質を持つ、Liquid Retina XDRディスプレイが搭載された。
XDRディスプレイのすごいところは、100万対1というコントラスト比にある。つまり、黒はとことん黒く、白はとことん明るいのである。
たとえば、従来の液晶であれば、ディスプレイに黒を表示していたとしても、暗い部屋に置くとディスプレイがぼんやりと光っていることが分かったはず。対して、XDRディスプレイはバックライトとして1万個ものミニLEDを搭載しており、表示する映像に応じて、ミニLEDの明るさを制御している。これにより、黒は完全に黒くできるのだ。
XDRディスプレイをじっくり堪能いただきたい
このような地図や写真の黒が深くなると、立体感が増して、手で触ると刺さりそうなディテールを感じる。
Apple TV+の番組『FOUNDATION』を表示してみた。漆黒の宇宙の黒の深みが増し、閃光が目に刺さるように明るい。映画を見るのに最適。
ミニLEDの手前に7枚重ねの専用光学フィルムが配され、光を拡散し滑らかな映像を提供している。
コントラスト比の高い写真を美しく表示することができるようになった。単体で見ると慣れてしまうが、他のディスプレイと比べると、いかに黒が黒く、色が美しく見えるディスプレイか理解することができる。これほど美しいノートPCのディスプレイを他に知らない。
(フリック!編集部)
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