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「楽しすぎて、深夜バイトが終わってから寝ずに触ってました」——河村康輔【Macで、力を解き放つ・インタビュー】

クリエイティブの世界に飛び込もうとする若者を応援するMacの新CMが17日からオンエアされている。

イラストレーター、作曲家、CGアーティスト、デザイナー、カメラマン……さまざまな若きクリエイターたちが自分の部屋で、Macを使ってクリエイティブに取り組んでいる様子が次々と流れる。

そのCMに登場してしている、コラージュアーティストの河村康輔さんに話を聞いた。

東京を代表するコラージュアーティスト

河村さんは、さまざまな写真やイラストを切り貼りして写真を作るコラージュアーティスト。『大友克洋GENGA展』や『楳図かずお映画祭』のメインビジュアル、中原中也『エーガ界に捧ぐ 完全版』の装丁、ルミネ書けるエヴァンゲリオンの広告ビジュアル、アートディレクション、デザイン、その他楽曲のジャケットやポスターのデザイン、Tシャツ、壁面のアートワークなど誰もが見た事のあるデザインを作ってきた東京を代表するアーティストだ。

その河村さんに、Macとの出会いについて聞いた。

色は好きじゃなかったけど、少し安かった展示品のライムのiMacを買った

「『デザイナーになりたい』って言って広島から東京に出てきたんですけど、学校なんてほとんど行かなくて。友達の家に行った時に、初めて見たのが青い半透明のPower Mac G3でした。『何これ?』って聞くと、『これでデザインするんだよ』と言ってPhotoshopで写真を切り抜いて組み合わせて見せてくれたんです」

それで、猛烈に欲しくなったが、Power Macは安くはなかった。リサイクルショップで1万5000円で古いベージュのMacを買ったけれど、OSが入っていなくて動かなかった。そこでちゃんとした店で買うことにした。

「仕送りがなくって、おじいちゃんに頼んで学費として出してもらった20万円を持ってソフマップに行きました。半透明のiMacが17万8000円でした。でも、プリンターやスキャナーも買わないといけない。そこで展示品として安くなっていた『ライム』っていう緑色のiMacを買いました。本当はそんな色はイヤだったんですが」

「パソコンって高校の授業でWindowsで書類作るぐらいしか使ったことがなかったんですけど、iMacでPhotoshopを使ったらめちゃくちゃ分かりやすくて驚きました。ひたすら写真を切り抜いて、Photoshopのメニューにあるフィルターを1個ずつ試していました。当時は深夜のネットカフェのバイトをしていたのですが、朝6時に帰ってから寝ずにずっとMacでPhotoshopを使って遊んでいて……昼過ぎてから寝て起きたらすぐバイト……っていう生活を続けていました」

その後、ポリカーボネートのグレーのG4、アルミボディのG5と、だんだんと欲しいマシンが買えるようになっていったのだそうだ。

『無理してでも欲しいモノを買え、死にはしない』

今は、どのMacを使ってらっしゃるのだろうか?

「最新のMacBook Proの14インチを使っています。スタジオにはiMacと、前のM1搭載のMacBook Proの13インチが置いてあります。去年からiPad Proも使い始めて、出張時の飛行機の中などはiPad Proでキリヌキ作業をしています。Apple Pencilでやるとベジェ曲線で切り抜くより手作業っぽい感じが出るんです」

「M1チップ搭載のMacBook Proは素晴らしいですね。僕の作品はレイヤー数が100枚以上もあったりするので、1作品で1GB、もしくは3〜5GBとかあったりするので、以前は保存にも時間がかかってたんですよ。でも、新しいMacBook Proなら複数のファイルを開いて、絵を切り貼りしてもなんのストレスもない。まったく速度が変わらない。iPhoneやiPad Proとも連携しているので、出先でもファイルを開いたり作業したりできる」

クリエイターを目指す若い人にメッセージがあれば。

「『無理してでも欲しいモノを買え、死にはしない』って思いますね。最初は本当に『こんな高いMacを買って生活できるのか?』って思いましたけど、無理して買ったことによって『仕事しないと!』って思いますからね。数を作って、モノを作る感覚を覚えないと……って思います。最近はいろんな機種が出て、性能に対する価格もだいぶ抑えられてますから、同じ値段でより高い性能のMacが買えるようになっていると思います」

「やりたいことがあれば続けた方がいい。5年とか10年食えなくても、続けたらきっと食えるようになります。チャレンジを続けて下さい」

(村上タクタ)

『小さな部屋にこもって
押し入れの中や、テーブルの片隅でひっそりと
ベッドの下を隠れ家にして、
僕たちはここで始まったばかりだ。

この小さな秘密基地から
世の中に描き出そう。
頭の中にあふれるアイデアは
狭い空間じゃ抑え切れない。

六畳の部屋を越えて、広がっていく。
どこまでだっていこう。
誰よりも速く、誰よりも強く、
世界を揺さぶるんだ。

この指先には、無限の力があるから。

M1チップで、力を解き放つ』

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

村上 タクタの記事一覧

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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