iPhone、Mac、iPadでSparkを使うと「メールがまた楽しく」なり、ウクライナ支援にも！

メールの対処に苦しんでいませんか？

筆者のようなメディアの仕事をしていると、プレスリリースなどを受け取る必要があり、1日に2〜300通のメールを受け取る。大半はスルーする案件だったとしても、中には対応して取材しなければいけない案件も発生する。

こうなるととてもじゃないが、全部に目を通して細かい判断をするのは無理。しかし、中には非常に重要なメールも混じっているから、おろそかにはできない。

みなさんは、メールの対応はどうされているだろうか？　お困りではないだろうか？

筆者は、多くのメールを開いて、チェックし、対応するものしないもの、保留するもの……に分けて管理するのに非常に苦労していた。ブラウザのGmailでは管理しきれないし、かといって純正のメールアプリは、受け取ったメールが多くなり過ぎて動かなくなった。大変困っていた……Sparkに出会うまでは。

『メールがまた楽しくなる』……Sparkで

Sparkは、iPhone、iPad、Mac、そしてAndroidで使える（つまり、Windowsでは使えない……近日対応予定）メールアプリ。

Spark
https://sparkmailapp.com/ja

一番便利なのは、インテリジェントなメール分類機能。迷惑メールの検出機能。

とりあえず、今は必要ないメールを『アーカイブ』することで、対応が必要なメールだけを目の前にすることができる。

筆者の使い方だと、まずはスマートインボックスを使う。

そして、『受信トレイ』、『通知』に表示されるメールで対応が必要なものに対応し、当面不要なメールをアーカイブ送りにする。今すぐはレスポンスできないが、対応が必要なメールについてはピンを付けておく。

『メールマガジン』に表示されるものが一番多くなるが、ザッと見て、見てみたいものがなければ全部まとめてアーカイブに（これが1日200通ぐらいあり、忙しい時はたいてい一切見る時間はない）。これだけで、当面のメール対応はOKというわけだ。

必要に応じて、『ピン付き』に保存されているメールに対応し、時間がある時に『既読』にあるメールを確認して対応が不要になっていればアーカイブに送る。

これだけで、メールを完全にコントロールできる。

もちろん、似たような処理はGmailでだってできるのだが、ローカルのデバイスで管理できるのはやはり便利だし、iPadやiPhoneを使えば、快適なフリック動作でメールをアーカイブ送りにできる。

そして、重要なメールにだけフォーカスできるのだ。

実はこのアプリ、ウクライナで開発されている

実は戦争が起こるまで知らなかったのだが、このメール、ウクライナにおいて開発されている。

戦争が始まってすぐ、アイコンの右端にウクライナの国旗の色のストライプが入るようになった。

そして、寄付を求めるメッセージが表示された（最初の一度だけで常時表示されるわけではない）。

『今すぐ寄付をする』をタップすると、さまざまな手段で寄付をするメニューが表示される。

なんと、人道支援だけでなく、防衛支援の寄付をすることもできる。メールアプリから戦争に力を貸すことができるようになるとは思わなかった。ウクライナの人々に支援をしたい気持ちがあるが、自分が払ったお金が銃弾になり、ロシアの若者を傷つけることになるかもしれない……という判断には決意が必要だ。筆者は人道支援の方をタップすることにした。

アプリ自体は非常に便利なので、ぜひ使ってみていただきたい。

アプリを購入して使うことで、少しでもウクライナの力にもなれるという新しいメリットもある。

（フリック！編集部）