iPhoneユーザーにおすすめのモバイルバッテリー7選!【大容量・軽量】
FUNQスタッフ
- 2022年12月29日
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モバイルバッテリーを持っていれば、外出中にスマホのバッテリーが少なくなっても焦ることがなくなりとても便利です。
しかし、いざモバイルバッテリーを購入しようと思っても多種多様な規格や性能があり、何が良いのかわからなくて困っている人も多いでしょう。
そこで今回は、iPhoneユーザー向けのモバイルバッテリーの選び方、おすすめのメーカーや製品を紹介させていただきますので、参考にしてみてください。
【iPhoneユーザー向け】モバイルバッテリーの選び方
iPhoneに向いたモバイルバッテリーを選ぶ際は、これから紹介する7つの点をチェックすれば、自分にぴったりな製品がみつかるでしょう。
どれも重要な項目なので、覚えておくと便利です。
バッテリー容量
モバイルバッテリーがどれほどのバッテリー容量なのかは、とても重要です。
自分の持っているiPhoneを0%から100%に充電すると過程して、何回分必要なのかを考えてみましょう。
いざという時に1回使いたいだけなのか、朝から使って昼くらいにはバッテリー切れを起こすから2~3充電したいなどと想定すると良いでしょう。
参考までに最新OS(iOS16)が動作可能なiPhoneのバッテリー容量は以下の通りです。
機種 | バッテリー容量 | 機種 | バッテリー容量 |
iPhone 14 | 3279mAh | iPhone 12 Pro Max | 3687mAh |
iPhone 14 Plus | 4325mAh | iPhone 11 | 3110mAh |
iPhone 14 Pro | 3200mAh | iPhone 11 Pro | 3046mAh |
iPhone 14 Pro Max | 4323mAh | iPhone 11 Pro Max | 3969mAh |
iPhone 13 | 3227mAh | iPhone XR | 2942mAh |
iPhone 13 mini | 2406mAh | iPhone XS | 2658mAh |
iPhone 13 Pro | 3095mAh | iPhone XS Max | 3174mAh |
iPhone 13 Pro Max | 4352mAh | iPhone 8 | 1821mAh |
iPhone 12 | 2815mAh | iPhone 8 Plus | 2675mAh |
iPhone 12 mini | 2227mAh | iPhone SE(第3世代) | 2018mAh |
iPhone 12 Pro | 2815mAh | iPhone SE(第2世代) | 1821mAh |
例えば、iPhone14ならばバッテリー容量は3279mAhなので3000mAh程度のモバイルバッテリーでフル充電1回分、6000mAhのモバイルバッテリーなら2回分充電できます。
一方で、iPhone SE(第3世代)は最大バッテリー容量が2018mAhなので、2000mAhもあればフル充電1回分、4000mAhのモバイルバッテリーなら2回分充電できます。
出力電流
iPhoneにはそれぞれ充電規格があります。
iPhone6以降であれば、5V/1A、5V/2.1A、5V/2.4の3種類に対応しており、iPhone8以降ならばPD(Power Delivery)に対応しており、最大で9V/2Aの18Wで充電できます。
iPhone用ではない汎用のモバイルバッテリーを買う時は、出力電流が合致しているか確認しましょう。
ワイヤレス充電
いくつかのiPhoneは、ワイヤレス充電用の独自規格であるMagSafeを搭載しています。
搭載しているiPhoneは2022年12月現在でiPhone 14、iPhone 14 Pro、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 12、iPhone 12 Proの6機種です。
これらのiPhoneはMagsafe対応のモバイルバッテリーを使うことで、充電ケーブルを使わず背面に装着するだけで充電が可能となります。
ただし、スマホケースを利用している場合は、ケースもMagsafeに対応していないので注意しましょう。
急速充電に対応しているか
iPhone8以降ならばPD(高速充電の規格)に対応しており、PDに対応するモバイルバッテリーを使えば急速充電が可能となります。
通常の充電と比べて、数倍早く充電できるので合って困ることはないでしょう。
モバイルバッテリー側に「高速充電対応」や「素早く充電できる」と表記してあったり、出力電流が高くても「PD(Power Delivery)対応」と表記されていなければ、iPhoneでは高速充電できない点には注意しましょう。
持ち運びやすさ
モバイルバッテリーの運びやすさはとても重要です。重さや大きさには注意しましょう。
特に重さはバッテリー容量で大きく変化し、200gのものもあれば500gのものもあります。
仮に500gだった場合、500mlのペットボトルを常に持っているようなものなので、意外と疲れます。
軽量のものを求める場合は300g以下のものから選ぶと良いでしょう。
ちなみに、iPhone14は172gなので、200gだとしてもiPhoneより重い計算になります。
USBポート数
USBのポート数も確認しておきましょう。
iPhoneが1台充電できれば良いのか、他のスマホやタブレットも一緒に充電するのかで考えるとよいでしょう。
バッテリー容量の少ないものは、大体1ポートしかありませんが、大容量のものになると4ポートくらい搭載しているものもあります。
PSEマークが付いているか
PSEマークのPSEとは「Product+Safety+Electrical appliance & materials」の頭文字を取ったもので、電気製品が電気用品安全法の基準をクリアしていることを示しています。
PSEマークがあれば100%安全ということではありませんが、PSEマークがない製品は怪しい海外製のものが多く、火災や爆発事故を起こしかねないのでおすすめできません。
【iPhoneユーザー向け】モバイルバッテリーのおすすめメーカー
iPhoneユーザー向けのモバイルバッテリーのなかでおすすめのメーカーを4つほど紹介させていただきます。
Anker
Ankerは、モバイルバッテリー業界で圧倒的なシェアをもつメーカーで、安全で高性能、高品質と非常に評価が高いです。どのメーカーか迷うなら、とりあえずAnkerを選んでおけば間違いないかもしれません。
Ankerは中国の深センに本社を置く、いわゆる中国企業ですが、日本における販売やカスタマーサービスはアンカー・ジャパン株式会社が行っており、トラブル時も日本語で対応可能です。
Panasonic
Panasonicは、リチウムイオン電池式のモバイルバッテリー生産からは撤退していますが、電池式のモバイルバッテリーは現在も販売しています。
特に同社のeneloop(充電式ニッケル水素電池)が使えるモデルは人気が高いので、乾電池式の電気製品にも利用したい方にはおすすめです。
エレコム(ELECOM)
エレコムは大阪市中央区に本社を置く日本のメーカーであり、古くからパソコン関連の商品を多く発売してきました。
安くて安全性も確かな製品が多いので、日本のメーカーで安いモバイルバッテリーが欲しいという方におすすめです。
Belkin
Belkinは、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置くメーカーです。全体的におしゃれなアイテムが多く、モバイルバッテリーのデザインにこだわりたい方におすすめです。
デザイン性が高い分、いくらか値段が高いのはネックですが、常に携帯しているモバイルバッテリーだけBelkin製のおしゃれなものにし、旅行や家族用の大型モバイルバッテリーはコスパの良いブランドから選ぶのもアリです。
【iPhoneモデル別】バッテリー容量の選び方
iPhone14
機種 | バッテリー容量 |
iPhone 14 | 3279mAh |
iPhone 14 Plus | 4325mAh |
iPhone 14 Pro | 3200mAh |
iPhone 14 Pro Max | 4323mAh |
iPhone14やiPhone 14 Proは最大バッテリー容量が3200前後なので、3000mAhのモバイルバッテリーなら約1回分、6000mAhのモバイルバッテリーなら約2回分、10000mAhのモバイルバッテリーなら余裕で3回充電できるでしょう。
iPhone 14 PlusとiPhone 14 Pro Maxは、最大バッテリー容量が4300前後なので、4000mAhのモバイルバッテリーなら約1回分、8000mAhのモバイルバッテリーなら約2回分、10000mAhのモバイルバッテリーは約2.5回充電できるでしょう。
iPhone13
機種 | バッテリー容量 |
iPhone 13 | 3227mAh |
iPhone 13 mini | 2406mAh |
iPhone 13 Pro | 3095mAh |
iPhone 13 Pro Max | 4352mAh |
iPhone13やiPhone 13 ProはiPhone14やiPhone 14 Proと同様に、3000mAhなら約1回分、6000mAhなら約2回分、10000mAhなら余裕で3回充電できます。
一方でiPhone 13 miniは2406mAhしかないので、5000mAhのモバイルバッテリーで約2回分、10000mAhのモバイルバッテリーな約4回充電できます。
iPhone 13 Pro Maxは、iPhone 14 PlusやiPhone 14 Pro Maxと同様に4000mAhなら約1回分、8000mAhなら約2回分、10000mAhなら約2.5回充電できるでしょう。
iPhone12
機種 | バッテリー容量 |
iPhone 12 | 2815mAh |
iPhone 12 mini | 2227mAh |
iPhone 12 Pro | 2815mAh |
iPhone 12 Pro Max | 3687mAh |
iPhone 12やiPhone 12 Proは、iPhone14やiPhone 14 Proと同様に、3000mAhなら約1回分、6000mAhなら約2回分、10000mAhなら余裕で3回充電できます。
一方でiPhone 12 miniは2227mAhしかないので、5000mAhのモバイルバッテリーで約2回分、10000mAhのモバイルバッテリーな約4回充電できます。
iPhone 12 Pro Maxは3687mAhなので、4000mAhなら約1回分、7000mAhなら約2回分、10000mAhなら約2.7回充電できるでしょう。
iPhoneSE
機種 | バッテリー容量 |
iPhone SE(第3世代) | 2018mAh |
iPhone SE(第2世代) | 1821mAh |
iPhone SEは最大容量が2000mAh前後しかないので、2000mAhなら約1回分、4000mAhなら約2回分、10000mAhなら約5回充電できます。
【iPhoneユーザー向け】おすすめ大容量モバイルバッテリー
Anker 347 Power Bank (PowerCore 40000)
Ankerのモバイルバッテリーの中でも最大容量となるのがAnker 347 Power Bankです。
バッテリー容量の大きいiPhone 14 Pro Maxでも9回も充電できるほどの大容量となっています。
どちらかと言えば、MacBookも充電したい方に向いています。
容量(mAh) | 9700mAh |
端子 | USB-C×2ポート、USB-A×2ポート |
電圧 | USB-C出力:5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A / 15V=2A / 20V=1.5A (MAX 30W)、USB-A出力:5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A (MAX18W)、合計出力:5V=6A (各ポートMAX 30W) ・サイズ 約 167 x 85 x 46 mm |
サイズ | 約 167 x 85 x 46 mm |
重さ | 約898g |
エレコム モバイルバッテリー 20000mAh DE-C34-20000
エレコムのDE-C34-20000はとにかくコスパの良いモデルです。
20000mAhの大容量、PD対応、USB-CとUSB-Aを1ポートずつ搭載しており、家族全員分のスマホを1回充電しても余裕たっぷりでしょう。
容量(mAh) | 20000mAh |
端子 | USB-C×1ポート USB-A×1ポート |
電圧 | USB Type-Cは5V/9V/12V、USB-Aは5V |
サイズ | 幅約75mm×奥行約27.6mm×高さ約150mm |
重さ | 約435g |
パナソニック 8本急速充電器 ニッケル水素電池専用 BQ-CCA3
パナソニックのBQ-CCA3は、eneloopの充電器ですがモバイルバッテリーとしても利用できます。
eneloopはもちろん普通の乾電池も使えるので、出先で乾電池さえ購入すれば延々と充電できるでしょう。
旅行先や出張先で乾電池式の家電(髭剃りやLEDライトなど)の電池交換もしたい方におすすめです。
容量(mAh) | ニッケル水素電池最大8本(容量は電池による) |
端子 | USB-A×1ポート |
電圧 | USB Type-Cは5V/9V/12V、USB-Aは5V |
サイズ | 幅約75mm×奥行約27.6mm×高さ約150mm |
重さ | 約520g |
【iPhoneユーザー向け】おすすめ軽量モバイルバッテリー
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)
Anker 621は132gと非常に軽いモバイルバッテリーです。
MagSafeに対応しているので、ケーブルを持ち歩きたくない方に最適でしょう。
iPhoneの背面にすっぽり収まるサイズ感なので、充電したままでも邪魔にならず持ち歩くことができます。
容量(mAh) | 5000mAh |
端子 | USB-C×1ポート ワイヤレス充電 |
電圧 | USB-C出力 5V=2.4A(MAX12W)、ワイヤレス出力 5W / 7.5W |
サイズ | 約 111 x 66 x 11.5 mm |
重さ | 132g |
Anker PowerCore 10000
Anker PowerCore 10000は、同容量のモバイルバッテリーのなかでは最軽量・最小クラスとなっています。
容量が10000mAhもあるのに180gしかなく、持ち運びが楽です。
PD(高速充電)には対応していないので、軽さと容量を重視したい方におすすめです。
容量(mAh) | 10000mAh |
端子 | USB-A×1ポート |
電圧 | 5V=2.4A |
サイズ | 約92 x 60 x 22mm |
重さ | 180g |
Belkin ワイヤレス モバイルバッテリー BPD004
BelkinのBPD004は非常に小さいMagSafe対応のモバイルバッテリーです。
Belkinらしいおしゃれなデザインとなっており、キックスタンドも付いています。
小さい割にワイヤレス充電とUSB-C充電を同時に使えたり、BPD004を充電しながらスマホも充電できるパススルー充電に対応しているので、かなり高機能です。
容量(mAh) | 5000mAh |
端子 | USB-C×1ポート、ワイヤレス充電 |
電圧 | ワイヤレス充電は最大7.5Wに対応、USB-Cの有線接続の場合は最大10W |
サイズ | 9.37 x 6.38 x 1.65 cm |
重さ | 177 g |
エレコム モバイルバッテリー 10000mAh EC-C02BK
エレコムのEC-C02BKは、PDに対応した10000mAhクラスのモバイルバッテリーでコスパの面で優れています。
AnkerのPowerCore 10000と比べると50gくらい重いですが、あちらはPDに対応していません。
容量(mAh) | 10000mAh |
端子 | USB-C×1ポート、USB-A×1ポート |
電圧 | USB-Cは5V/9V、USB-Aは5V |
サイズ | 1.5 x 7.3 x 14.1cm |
重さ | 233g |
自分に合ったモバイルバッテリーを見つけよう
自分に合ったモバイルバッテリーを持てば、スマホライフは更に快適になるでしょう。
よくモバイルバッテリーを使う方は、軽量重視のものと大容量のものを1つずつ持っておくと良いかもしれません。
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PROFILE
「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。