
スマートウォッチで見守り・健康管理!シニア世代におすすめのモデル10選

FUNQスタッフ
- 2023年03月29日
スマートウォッチは健康管理機能が豊富なので、若年層・中年層だけでなくシニア世代にも便利なアイテムです。
両親の体の様子が心配、GPSによる見守り機能が欲しい、もしもの時にSOSを出せる端末が欲しいという方には最適でしょう。
そこで今回は、シニア世代におすすめのスマートウォッチの機能や製品を詳しく紹介させていただきます。
シニア世代におすすめのスマートウォッチの機能!
まずは、シニア世代におすすめのスマートウォッチの機能を大きく分けて3つほど紹介させていただきます。
①GPSの見守り機能
GPSによる見守り機能があれば、シニア世代になった両親の外出中の居場所を確認したい時に役立ちます。
「帰りが遅い、どこにいるんだろう」「電話しても出ない。家にもいないが、どこに出かけたんだろう」と心配になったことがあるならば、GPSの見守り機能はかなり便利です。
また、認知症を疑われる方、既に認知症と診断を受けているご両親に身に着けてもらうのもよいでしょう。
徘徊などで行方不明になったとしても、早期発見できる可能性が高くなります。
②もしものときの緊急通知機能
GPSによる見守り機能以外にも、SOSを発信できる緊急通知機能があると便利です。
見守り機能は見守る側が使う機能ですが、SOS発信は、時計を付けている側が、自ら発信出来る機能なので「具合が悪くなった」「気分が悪いので迎えに来て欲しい」という時に便利です。
スマホの使い方に慣れていない方の場合、咄嗟にスマホを操作してLINEでメッセージを送ったり、電話するのは難しいものですが、手首に装着したスマートウォッチのSOS発信のやり方を覚えてもらうだけで大丈夫です。
③健康管理をサポートしてくれる
運動量を計測
一日の運動量を測定する機能は、シニア世代に大変喜ばれる機能です。
一日何歩くらい歩いたのか、何キロカロリー消費したのかが分かりますし、モデルによっては目標となる運動量を自動で設定してくれるものもあります。
運動が好きなシニア世代、お医者さんに「毎日5000歩、歩いてください」などと言われている方には、非常におすすめな機能!
心拍数や血圧を計測
健康管理機能が充実しているスマートウォッチは、多くの場合、心拍数センサーを内蔵しています。
心拍数が気になる方はもちろん、無理な運動をしていないか確認するのにも便利。
ストレス計測
心拍数センサーを用いる機能の一つに「ストレス計測」というものがあります。
人間はストレスを感じたり緊張すると、心拍数が上がる傾向にあるため、いつどのタイミングでストレスを感じたか心拍数センサーで判断してくれます。
睡眠時間や睡眠の質を計測
睡眠時間や睡眠の質を測ってくれるスマートウォッチも多いです。
睡眠管理サポートのあるスマートウォッチであれば、昨晩は深く眠れたのか、合計で何時間眠ったのかがすぐに分かります。
血中酸素測定
血中酸素測定は、散歩やランニングが好きなシニア世代の方に有用な機能です。
簡単に言えば「しっかり酸素を取り入れているか」をチェックする機能なので、酸欠防止に役立ちます。
適度な運動となっているかは、その日の体調にもよりますし、「運動負荷のかけすぎ」はランニング好きの方に起こりがちなトラブルです。
マスクを装着したままだと酸欠になりやすいので、運動する際の目安にもなるでしょう。
快適で便利なアラーム機能
スマートウォッチでアラーム機能を用いる場合、音ではなく手首のバイブレーションで目覚めることができます。
シニア世代におすすめのスマートウォッチ10選
Apple Watch SE(44mm)
Apple Watch SEは、血中酸素測定こそありませんが、見守り機能とSOS機能が付いています。
Appleユーザーのシニア世代であれば、同じアップル製品のApple Watchが最も使いやすく、簡単に使いこなせるでしょう。
Apple Watchの現行モデルでは、Apple Watch SEが最も安いのでコストを抑えたい方におすすめです。
同じApple Watch SEでも画面が小さいモデル(40mm)と大きいモデル(44mm)があるのですが、老眼でお悩みの方には、44mmがおすすめです。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | 〇 |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | ✕ |
バイブアラーム機能 | 〇 |
Apple Watch series8
Apple Watch series8は現行のApple Watchにおけるスタンダードモデルで、こちらも見守り機能とSOS機能が付いています。
シニア世代が使うに当たって、Apple Watch SEとの大きな違いは以下通りです。
- 常時表示ディスプレイに対応している
- 高速充電に対応している
- 皮膚温センサーがある
- 血中酸素ウェルネスアプリが使える
- 心電図アプリが使える
主に健康管理サポート機能が充実しており、皮膚温センサーがあれば体温の上下をグラフで確認できますし、心電図アプリの存在も貴重です。
また常時表示ディスプレイに対応しているため、常に画面が表示されているのもポイントです。
Apple Watch series8も画面が小さいモデル(41mm)と大きいモデル(45mm)があるのですが、やはり老眼のことを考えると45mmがおすすめです。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | 〇 |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
Apple Watch Ultra
Apple Watch Ultraは、現行のApple Watchにおける最上位モデルで、見守り機能とSOS機能が付いています。
Apple Watch series8に搭載している機能はすべて備わっている上で、シニア世代が使うに当たって以下の長所があります。
- Apple Watch史上最大となる画面サイズ(49mm)
- 最も堅牢で壊れにくいボディ
- 周囲に知らせる86デシベルのサイレン
- 他のApple Watchと比べて2倍のバッテリー(最大36時間)
画面サイズの大きさが最もわかりやすい特徴ですが、実は86デシベルのサイレン機能もついています。
86デジベルあれば最大で180メートル先まで音が聞こえるため、家族にSOS信号を送るのとは別に、周囲の方に助けを求めるのにも向いています。
ネックは価格が高いことですが、そこさえ問題ないのであればAppleユーザーのシニアに最もおすすめのモデルです。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | 〇 |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
HUAWEI WATCH 3
HUAWEI WATCH 3は、見守り機能とSOS機能はもちろんのこと、今回紹介した健康管理サポート機能はすべて搭載しています。
スマートウォッチとしては高性能な部類に入りますが、Apple Watchよりも格段に安いのが大きなポイントです。
画面も非常に大きく、SOSメッセージ機能を使えば、予め設定した連絡先に緊急メッセージを送ることができます。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | 〇 |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
HUAWEI WATCH 3 PRO
HUAWEI WATCH 3 PROは、HUAWEI WATCHが搭載する機能を備えた上で、以下の特徴をもちます。
- デュアルGPS(より精度の高いGPS機能)
- ゴルフアシスト(スイングテンポ、スイング時間、スイング速度の計測)
- 防水性能の上昇
- 皮膚温センサーを搭載
- りゅうずによる操作とビジネスライクなデザイン
見守りや健康管理サポートにおいては、より精度の高いGPSと皮膚温センサーを搭載しているのが大きな違いです。
ビジネスライクなデザインになっているので、現役で働いているシニア世代の方であればこちらのほうがしっくりくるでしょう。
ゴルフサポートもあるので、ゴルフ好きなご両親にプレゼントするのにも向いています。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | 〇 |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
GARMIN vívomove Trend
GARMINのvívomove Trendは、見守り機能とSOS機能を搭載し、今回紹介した健康管理サポート機能もすべて搭載しています。
異常心拍アラートや事故検出機能があるのもありがたいですね。
スマートウォッチでありながら、本物の時針と分針が動いているのも大きなポイントで、アナログ派のシニア世代の方も受け入れやすいでしょう。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | 〇 |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
GARMIN Venu Sq 2
GARMINのVenu Sq 2はSOS機能こそ付いていませんが、GPS見守り機能とその他の健康管理サポート機能はすべて搭載しています。
スマートウォッチ初心者にも使いやすく設計されているのがポイントで、操作が簡単なことに加え、心拍数やバッテリー残量の表示などが分かりやすいのがポイントです。
価格が控えめなのも大きなメリットで、はじめてのスマートウォッチとして最適です。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | ✕ |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
GARMIN MARQ Golfer
GARMIN MARQ Golferも見守り機能とSOS機能を搭載し、今回紹介した健康管理サポート機能もすべて搭載しています。
GARMINが発売しているスマートウォッチの中でも特に高級なモデルで非常に高価ですが、ゴルフサポート機能が充実しています。
- 風速風向き表示
- 全世界42000コース以上を収録
- クラブトラッキング
- 高低差情報
- グリーンビュー(グリーンの形状やレイアウト表示)
- グリーンまでの距離
- ピンの方向
- コース全体のハザード表示
- グリーンの傾斜情報を表示 など
健康管理とは直接関係のない機能ですが、ゴルフ好きなシニア世代の方には非常におすすめです。
ゴルフサポート機能を通じて、スマートウォッチの使い方を覚えてもらえますし、慣れ親しんでもらうことで常に身につけてもらう事も容易になるでしょう。
かなり高価なのがネックですが、「プロゴルファーも愛用している」と伝えれば、興味を示す方も多いのではないでしょうか。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | 〇 |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
Fitbit Sense2
Fitbitはアメリカ発の運動サポートに注力したフィットネスメーカーです。
SOS機能はついていませんが、GPS見守り機能は搭載しており、その他の健康管理サポート機能もすべて搭載している他、皮膚温センサーも付いています。
Fitbitアプリの月額会員になることで、個人に最適なフィットネスプランや運動評価を提示してくれるため、アクティブなシニア世代の方におすすめのスマートウォッチです。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | ✕ |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
Fitbit versa4
Fitbitのversa4は、Sense2と似た外観ですが皮膚温センサーがなく、その分安くなっています。
やはりフィットネス機能が充実しているので、安価なスマートウォッチの中で健康管理や見守り機能だけでなく、運動サポート機能も欲しいというシニア世代の方におすすめです。
GPS見守り機能 | 〇 |
SOS機能 | ✕ |
運動量計測 | 〇 |
心拍数計測 | 〇 |
ストレス計測 | 〇 |
睡眠時間計測 | 〇 |
血中酸素計測 | 〇 |
バイブアラーム機能 | 〇 |
父・母の日のプレゼントにもスマートウォッチはおすすめ!
見守り機能やSOS発信機能、健康管理サポート機能を搭載したスマートウォッチは、父の日や母の日、誕生日プレゼントにも最適です。結婚記念日に2人セットでプレゼントするのも良いでしょう。
心拍数や睡眠時間の計測結果などは、かかりつけ医に提示する参考データとしても活躍します。
スマートウォッチを受け入れづらいご両親の場合は、フィットネス機能やゴルフサポート機能の魅力でメリットを感じてもらいましょう。
また、健康管理機能が充実しているスマートウォッチに着目した記事もありますので、こちらも併せてぜひご覧ください!
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