筆とまなざし#119「『デナリ』イケメンスタッフが開発の『フォープーン』」
PEAKS 編集部
- 2019年02月20日
1台4役のカトラリー
久しぶりに上京し、久しぶりに四ツ谷の山の店「デナリ」に行ってきました。デナリのオーナーHさんは『PEAKS』でもおなじみで、とくに「尖ったもの」にはめっぽう強い。アックスのピックを鋭く研いだりチューンナップしたりと、「影の仕事」(?)が人気の名店です。かくいうぼくも、アックスをギットンギットンに研いでもらって購入したことがあります。
四ツ谷駅を降りると目の前に建設中の大きなビルが飛び込んできます。以前はそこにお店があったのですが、新ビル建設中のためいまは近くの仮店舗で営業しています。あと1年足らずで新しくなったビルに新店舗ができるそうです。ちなみに、いまのお店は入り口に鍵がかかっており、チャイムを押さないと入れてもらえないという、なんともすごいシステムになっています。
クライミングギアが豊富な店内。掘り出し物のウエアがあったりしておもしろい。オーナーからいろいろな情報を教えてもらったあと、店内をグルグル回ると以前から気になっていたアイテムを発見しました。デナリのイケメンスタッフIくんが発明、商品化したカトラリー「Forpoon」です。
こげ茶色の樹脂製のカトラリー。名前から想像できるように「フォーク」と「スプーン」になるのですが、それだけではない。パーツを外すとナイフとトングにもなるという1台4役のカトラリーなのです。「4」と「フォー(プーン)」をかけている、と個人的には理解しています。
Iくんに聞くと、「Forpoon」以外にもいくつか特許を持っているのだとか。発明なんて自分には縁遠いのでびっくりです。そして、アイデアを商品にして量産するというのはなんともすごい。
実際に使うのはフォークとスプーンが多いでしょう。この2種類は片手で切り替えることができて実用的。トングはキャンプなどでも使いやすそう。東京土産にひとつ買って帰ることにしました。山で使うのが楽しみです。
「Forpoon」の詳細はこちら
アマゾンでも売っていますが、東京の方はぜひデナリへ。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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