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筆とまなざし#138「三連休の悪天候は小川山から計画変更。山テントを新調!」

三連休は小川山へ行ってきました。土曜日は小雨の降るなか、辛うじてお目当のルートを登ることができたけれど、日曜日は雨。北八ヶ岳の登山口、稲子湯へ温泉に入りに行ったりしてレスト。月曜日に期待したものの夜から朝まで降り続き、あたりは真っ白のガスに包まれていました。仕方がないので計画を変更。びしょびしょに濡れたテントを車に押し込み、一路、松本へ向かいました。

行き先はカモシカスポーツとクライミングジム。カモシカスポーツへ向かった目的は、山用テントを新調したいと思ったからです。ずっと使っていたテントはフライのファスナーが壊れ、ポールも曲がり、山で使うには少々ボロボロになってしまっていました。ずいぶん前から新調したいと思っていたものの最近はフリークライミングばかりで登山に行かないし、自分にとっては高価なものなので、なかなか買うことができないまま足踏みをしていたのでした。しかし、今年は山の計画も立てています。夏山シーズンを前に買うならいましかない!と、思い切ってお金を下ろし、出陣したというわけです。

開店直後にお店に到着すると、すでに多くのお客さんで賑わっていました。

「お、成瀬さん、テントですか?」

声をかけてくれたのは副店長のYさん。そうなんです……思い切って新調しようと思って……などと少々奥手なのは値段が高いから。

買おうと思っているのはエスパースの「デュオ アルティメイト」。それはすでに決まっています。標準的な山岳用テントで、オプションでスノーフライがあり積雪期でも快適に使用可能。これまでは他社の山岳テントを使っていたのですが、エスパースは定評があるし、いつもカモシカスポーツでお世話になっているので、次に買うならエスパースにしてみようと思っていたのです。

「エスパースは遠征用のテントが出発点だから、悪天で閉じ込められても快適なように他社の山岳テントに比べて天井が高いんです。高さがあると風に弱いと思われがちなんですけど、その分、張り綱の位置も高くしてあります。フライにはポリエステルを使っていて繊維自体が保水しないようにしていたり、フライと本体が極力くっつかなようにデザインされています。他社と比べて少し値段が高いのは、使っている素材が違うからなんです」

ふむふむ、なるほど。「実際に立ててみましょうか」と、立てるときのポイントを教えてもらいながら店内のスペースに設営。立てやすさもさることながら、入り口が大きくて出入りがしやすかったり、フライのジッパーがテンションのかかるところから少しずらしてあったり、フライの出入り口を開けたままにするときはマジックテープで簡単に止められたり、フライが大きめで、しかも後部が庇状になっていて雨に強そうだったり、ベンチレーションである後ろのパネルを開けるとその庇のおかげで小物を置ける小さな前室(後室?)になったり、カタログではわからないディティールに気がつきました。なるほど、これは使いやすそう。中に入ると確かに天井が高く感じて居住性もいい。生地の滑りがいいので収納も楽々です。定価64800円(税込)。自分にとっては久しぶりの高価な買い物でしたが迷わず目的を果たしてお店をあとにしました。

高価な買い物をするとぐったり疲れが出るものです。クライミングジムはまたにしようと、トコトコと下道で帰路に着いたのでした。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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