山グルメの達人・小雀陣二に教わる、“ツナ缶”褒められレシピ [アウトドア]
PEAKS 編集部
- 2015年06月29日
山遊びや川遊び、キャンプなどアウトドアのお楽しみのひとつが食事タイム。青空や星空の下で食べる食事は、いつも以上においしく、楽しく感じる。定番のバーベキューやカレー、ちょっとがんばってダッチオーブン料理などのメイン料理のほかに、合間にちょこちょことサイドメニューが作れたら、テーブルはもっと賑やかになるだろう。
そこで、ご飯やパン、野菜など何にでも相性抜群! みんな大好き「ツナ缶」を使ったレシピを山グルメの達人“チュンチュン”こと小雀陣二さんに教えてもらった。
コンビニのおにぎりでも作れる!「トマトツナピラフ」
ご飯にツナとミニトマトのスープを加えるだけの簡単ピラフ。山グルメでは定番のアルファ米は水を加えるだけで食べられる優れモノなのでぜひお試しを。なければコンビニのおにぎりでも代用OK。ミニトマトの代わりにケチャップやカレー粉を使うとより濃いめの味に。
○材料(一人分)
オイル入りツナ缶:1個
ミニトマト:6個、アルファ米:1袋(コンビニのおにぎりでもOK)、玉ネギ:小1/4個、ピーマン:小1/2個、マッシュルーム:大1個
オリーブオイル:大さじ1、タリアンハーブミックス:少々(あればでOK)、ブラックペッパー:少々、塩:少々
○作り方
1. ミニトマトは1/4 にカット、マッシュルーム、玉ネギは細かく刻み、ツナ缶、オリーブオイル、イタリアンハーブミックスも入れて中火で炒める。
2. 1に水200mlを加えて煮る。コンビニのおにぎりを使う場合は水を少なめに。沸騰してトマトが崩れてきたら、火を止めてアルファ米の袋に入れる。
3. アルファ米が戻ったら、器に盛り、仕上げに刻んだピーマンを飾り、好みで塩、ブラックペッパーを振る。
バゲットに添えればおしゃれおつまみに!「ツナブルスケッタ」
切って炒めるだけのボリューム満点レシピ。バゲットに添えてよし、パスタとあえてもよし、サラダに盛り合わせもよしと楽しみ方いろいろ。トマトの彩りとニンニクの香りが食欲をそそるテッパンメニュー。
○材料(一人分)
オイル入りツナ缶:1 個
ミニトマト:4個、マッシュルーム:大1個、ニンニク:1/2かけ、バゲット:5枚
粉チーズ:大さじ1、オリーブオイル:大さじ1、塩:少々、ブラックペッパー:少々
○作り方
1. ミニトマトはヘタを取り1/4 にカット。マッシュルームは細かくみじん切りにしておく。
2. 鍋にオリーブオイル、刻んだ具材、ツナ缶を入れて中火で炒め、塩、ブラックペッパーで味を整える。
3. 煮詰まったら火を止めて、粉チーズを振りかけて、あらかじめスライスしておいたバゲットにのせればできあがり。
青空ごはんにぴったり!野菜たっぷり「ナスツナゴハン」
炒めてクタクタに柔らかくなったナスとご飯がよく合うメニュー。薄くスライスして炒めると時間も短縮できるし、なによりツナとよく絡むからよりおいしい。パスタにしても◎
○材料(一人分)
オイル入りツナ缶:1 個
ナス:1個、ピーマン:1/2個、シメジ:1/2株、アルファ米:1袋(ご飯やパスタでもOK)
おろし生姜:小さじ1/2、サラダ油:大さじ2、しょう油:小さじ1、コショウ:少々、塩:少々
○作り方
1. ナス、ピーマンをスライスし、シメジはバラバラにしておく。
2. 鍋にサラダ油を入れて熱し、カットした具材を炒め、ツナ缶、おろし生姜を入れてさらに炒める。
3. 全体がとろとろになったら、しょう油を入れて味を決めれば完成。
「山に登るだけの楽しさだけでなく、美しい景色を眺めながらおいしい食事も食べたい、楽しみは多い方がいい」と試行錯誤してきた小雀さんのレシピは、簡単で、おいしいと大好評! 次のアウトドアイベントにはツナ缶を持って外ごはんを楽しもう。
(K)
○Profile
小雀陣二(こすずめ・じゅんじ)
1969年、東京生まれ。アウトドアコーディネーター。
アウトドアメーカー、シーカヤックショップ勤務を経てフリーに。
雑誌を中心に広告、テレビ、ラジオでアウトドア関連の撮影や取材をサポートしている。
名前が“こすずめ”だから、“チュンチュン”の愛称でも親しまれている。
2012年には神奈川県の三浦市・三崎に念願のカフェ『雀家』
(https://www.facebook.com/suzumeya)をオープンした。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。