あなたの山装備、全部見せてください!【vol.6】-積雪期の八ヶ岳・日帰り山行の場合
PEAKS 編集部
- 2016年01月15日
バックパックに何を詰めているかで、“その人”がわかる!? どんなルートをどんな装備で登っているのか、 個性豊かな山好きの鞄の中身を大公開! 今回は雪山に魅せられ、登山にとどまらずスキーも始めたスポーツマンが登場します!
細田さんが選んだ「積雪期の八ヶ岳・日帰り山行」の装備はこれ!
野外フェスに足を運ぶなど、もともとアウトドアには興味があった細田さん。5年前、友人に誘われて八ヶ岳の赤岳~硫黄岳を縦走したのが山にハマるきっかけだった。
「雲海がとてもキレイで、自然の素晴らしさに魅了されました。雪山の美しさ、キーンと張りつめた空気感が好きなんです。冬の星空なんて最高ですしね。あと、人が少ないのもいい。より自然を感じることができるんです。」
ほどなくして雪山にも挑戦するようになった彼は、今では雪山の方が好きだと語るまでに。道具に関しては、「とにかく丈夫であること」を重要視しているという。
「以前、夏山で雨に降られた際、レインウエアの性能が低くてびしょ濡れになった経験があるんです。夏だったからよかったですが、冬山だったらアウトでした。ですから、命に直結する道具は慎重に選んでいます。」
危険と隣り合わせの雪山に耐えうる、バックパックとシューズ
細田さんの雪山装備の要となるのはこちらの2点。
「バックパックは、カリマーのクーガー70-95。「ウエストハーネスが少し固めですが、丈夫で安心感があります。シューズは、モンベルのアルパインクルーザー3000。ゴアテックス採用で保温力と防水透湿性が抜群です。ソールはすり減ったので軽量なものに交換して、より使いやすくなりました」
編集部が気になった山装備をPickUP!
細田さんが雪山へ向かう際に、持っていく道具とは? 編集部が気になったのは、こちらの4点だ。
1. 雪山の頼れる相棒 使いやすいピッケル
グリベルのエアーテックエボリューション。「最近買い替えたものです。シャフトがカーブしていて使いやすく、岩と雪のミックスルートにも対応できます」
2. 厳冬期も安心のアウタージャケット
ザ・ノース・フェイスのマウンテンジャケット。「妻からのプレゼント。ゴアテックス製の防水防寒ジャケットで登山はもちろんスキーでも重宝しています」
3. 万が一に備えて ハンディGPS
ガーミンのイートレックス30。「イートレックスの最上位機種で、軽量&コンパクトながら高性能。日本の地図を入れて使用しています。雪山には欠かせません」
4. 寒くても美味しいコンビニごはん
コンビニエンスストアのいなり寿司。「普通のおにぎりだと、寒さで固くなってくずれてしまうんです。でも、いなり寿司だと問題なし。必ず持っていきます」
★細田さんのそのほかの山道具は、PEAKS 2016年1月号にて全公開中!
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。