備えあれば憂いなし。救助要請に役立つ通信端末

近年は空前の登山ブーム。山に惹きつけられ、登山人口が増えるに従って、道迷いや滑落などの事故もあとを絶たない。中でも、中高年世代の遭難救助が増加中。携帯電話の基地局が増えたからといって、山中では万能ではない。

緊急時に救助を要請するための端末が日本国内でも充実しているので、これを機に万が一の状況に備えたバックアップ体制を見直してみては?

世界中をカバーする軽量端末

003 グローバルスターの「スポット GEN3」(2万4800円。端末とは別に月額基本料金2580円~で契約可能)は、救助要請端末としては全世界でもっとも利用者が多く、地球上のほとんどのエリアでの使用が可能。

日本国内でもこの7月からサービスを開始した。主な機能は3つ。一刻も早く救助を要請したいときの「緊急救助要請/SOS」 機能。生命の危険がない病気などの状況で使う「ヘルプ/SPOT S.O.V.」機能。そして家族や友人にメッセージで毎日の無事を伝えるための「チェックイン」機能がある。

最強の救援要請端末が登場!

002 ガーミンの「インリーチエクスプローラー プラス」(5万4800円。端末料金とは別に月額か年間プランで契約可能)は北極点や南極点をはじめ、世界中の高峰へ挑む登山家や冒険家などに、いまもっとも心強い救援要請端末。その理由はもっとも通信範囲が広いイリジウム衛星を使った双方向通信が行えることにある。

このため救助を待つユーザーや家族、友人たちも、現状把握がしやすく大きな安心感につながる。また、衛星携帯電話に比べて料金が抑えられており、GPS機器として定評のある同社のマップ機能が使える点も魅力。

ヘリによる会員制捜索サービス

006 遭難者の救助においてもっとも時間を要する「捜索活動」。それを短縮することで、生存率を格段に向上させるサービスがココヘリ(入会金3000円、年会費3650円)。

会員証となる発信機の電波を数キロ先から捜索するヘリコプターによりキャッチし、遭難者の位置情報を救助組織に引き継ぐことに特化。これによりスピーディな捜索が可能となる。このサービスを享受するためには、救助要請の際の捜索エリアを特定するため、登山届が必須となる。

(出典:『PEAKS 2018年9月号 No.106[付録あり]』)

(ライター:河西みのり)

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