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連休に狙いたいロングトレイルwithout ALPS

南北に長い日本には、個性をもったロングトレイルがあちこちにある。一気に全部歩かなくとも。2つの連休を組み合わせて歩くことだって。高地は赤く染まり、低山は心地良い、初秋こそロングトレイルのベストシーズン!

文◉森山伸也 Text by Shinya Moriyama
イラスト◉ナカオ☆テッペイ Illustration by Teppei☆Nakao
写真◉大森千歳(Trail.1、2、5)、矢島慎一(Trail.3、4、6)、岡野朋之(Trail.7、9)、宮上晃一(Trail.8) 
Photo by Chitose Omori, Shinichi Yajima, Tomoyuki Okano, Koichi Miyagami
出典◉PEAKS 2014年9月号 No.58

分割して歩いてもよし、一気に踏破してもよし!

「なにが6泊7日だ。そんな長い休みをくれる会社がどこにあるんだ?」とロングトレイル踏破を諦めているあなた!

これらのロングトレイルならいずれも3連休を2つ、あるいは4連休を組み合わせることでスルーハイクできちゃうんです。いわゆるセクションハイクというやつですね。

一気に歩いても、いくつかに分けて歩いてもスルーハイクは、スルーハイク。ニッポンロングトレイルの代名詞である信越トレイルでは、セクションハイカーにももちろん踏破証を発行しています。

セクションハイクのいいところは、山の麓の空気を感じられることでしょう。稜線を歩くだけでは、ロングトレイルの魅力のひとつである麓の自然や文化、歴史、人々の生活に触れることはできません。

あと、当然荷物が軽くなるわけですから、体力に余裕をもって歩けます。ビールも食料もたくさん持っていけます。初めてロングトレイルに挑戦する方はセクションハイクから始めて1泊、2泊と日程を少しずつ伸ばしていく作戦もいいでしょう。

季節を変えて歩けば、同じ山域でもまったく異なる四季折々の自然を楽しむこともできます。なんだか得した気分になります。

なんだセクションハイク、いいことばっかりじゃん。ただ、交通費が2倍かかるということが大きな悩みどころではありますが……。

TRAIL.1 大雪・十勝山系

大雪山系にそびえる北海道の最高峰旭岳からトムラウシ山、十勝岳を踏んで富良野岳を目指す超長距離縦走路。9月末には初冠雪を記録する山域なので天気の急変には注意しよう。健脚ハイカーなら4泊5日で歩けるゾ。

  • 行程:分割なら3泊4日+2泊3日/一気に踏破なら6泊7日
  • 歩行距離:約75km
  • 宿泊:テントも避難小屋も可

TRAIL.2 裏岩手縦走路

岩手山から八幡平まで標高1,200~1,600mのなだらかな高原に延びる道。2回に分ける場合はバス停がある松川温泉を利用する。テント場はなく、無人小屋のみ。紅葉時期は9月下旬~10月中旬。下山後の温泉も楽しみ。

  • 行程:分割なら1泊2日×2回/一気に踏破なら3泊4日
  • 歩行距離:約45km
  • 宿泊:避難小屋泊のみ

TRAIL.3 朝日連峰

新潟と山形の県境をなす静かでなだらかな稜線に延びる、冬は雪深い縦走路。泡滝ダムから以東岳、朝日岳を経由して古寺鉱泉へ。山深い山域のため登山口へのアクセスが悪く、関東からなら初日は6㎞先の大鳥小屋まで。

  • 行程:分割なら1泊2日×2回/一気に踏破なら2泊3日
  • 歩行距離:約35km
  • 宿泊:避難小屋泊のみ

TRAIL.4 飯豊連峰

新潟県と山形県、福島県に跨がる艶かしいたおやかな稜線。夏でも谷に雪が残り、山深い原始の山岳風景が広がる。アクセスの便が悪いため、初日にテン場がある切合小屋へいく場合は川入のキャンプ場に前泊すべし。

  • 行程:分割なら2泊3日+1泊2日/一気に踏破するなら3泊4日
  • 歩行距離:約38km
  • 宿泊:テント泊も避難小屋泊も可

TRAIL.5 信越トレイル

新潟県と長野県の県境をなす標高1,000~1,500mの関田山脈を歩くトレイル。道中4カ所に幕営地が整備され、宿泊はテント泊のみ。いくつもの峠道(車道)と交差するため、比較的容易に長野県側へ下れる。

  • 行程:分割なら2泊3日+1泊2日/一気に踏破なら4泊5日
  • 歩行距離:80km
  • 宿泊:テント泊のみ

TRAIL.6 奥秩父縦走路

山梨県の瑞牆山から金峰山、甲武信ヶ岳を踏み、雲取山へ抜ける縦走路。エスケープルートと山小屋が多く、森林限界がないのでロングトレイル入門者向けといえる。体力に余裕があれば雲取山から先もまだまだ歩ける。

  • 行程:分割なら2泊3日×2回/一気に踏破なら4泊5日
  • 歩行距離:62km
  • 宿泊:テント泊も小屋泊も可

TRAIL.7 高島トレイル

北は日本海、南は琵琶湖に挟まれた中央分水嶺を行く関西を代表するロングトレイル。関西とは思えない立派なブナの森が圧巻! 標高は低いがアップダウンが多い。指定のテント場はなく、林道横にビバークするスタイル。

  • 行程: 分割なら2泊3日+1泊2日/一気に踏破なら4泊5日
  • 歩行距離:80km
  • 宿泊:テント泊のみ

TRAIL.8 大峯奥駈道 北部

紀伊半島の屋根、大峰山脈に延びる吉野と新宮を結ぶ修験道。全行程170㎞を歩くには7~10日間かかる。吉野から釈迦ヶ岳までの北部だけなら4日間。最高地点は百名山・八経ヶ岳1,915mで修験道らしい険しい山道だ。

  • 行程:分割するなら2泊3日+1泊2日/一気に踏破なら3泊4日
  • 歩行距離:45km
  • 宿泊:テント泊と避難小屋泊

TRAIL.9 四国アルプス

別子銅山跡からスタートし、笹ヶ峰、瓶ヶ森、石鎚山で1泊ずつしながら歩く四国山地。2回に分けて歩くなら瓶ヶ森から西条市へ下るのが一般的。広葉樹の森、笹の原っぱ、険しい岩場など変化に富んだトレイルだ。

  • 行程:分割するなら1泊2日×2回/一気に踏破なら3泊4日
  • 歩行距離:50km
  • 宿泊:テント泊のみ

森山伸也

静かな山とテントとビールがあれば文句なしのジンセイを送るフリーライター。今秋に北欧ロングトレイル本を出版予定。

出典

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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