「青木鉱泉」日本山小屋完全ガイド
PEAKS 編集部
- 2015年04月25日
登山者にとって快適な山歩きを楽しむための心強い味方、山小屋。館内施設や食事、成り立ちや売店メニューなど、山小屋の膨大な情報を集約しているので、山行計画に役立つこと間違いなし!
1世紀以上も登山者を見守って
地蔵岳へ、ドンドコ沢の渓流に沿って谷を詰めていくルートの起点。暑い時期ならいくつもの滝を眺めながら歩くだけに気分的にも楽しい。
この地に湯が発見されたのは古く、平安時代の草創期である延暦年間と伝わる。当時は現在地より4kmほど上流の大棚沢畔にあったといわれる。現在地に開業したのは明治14(1881)年で、明治期の詩人、大町桂月は定宿として、しばしば逗留していたという。
テント場にはドコモの電波塔が建っているが、部屋にはテレビなどはない。静かな山の夜を満喫していただきたいという、ご主人の配慮が垣間見える。
浴場は男女別で鉄平石を敷き詰めた造り。鉱泉成分に鉄分を多く含むので、よく温まると評判。
「青木鉱泉(あおきこうせん)」の基本情報
設備
テント場:あり
水場:あり
個室:あり
自炊室:なし
乾燥室:なし
お風呂:あり
生ビール:なし
営業期間
4月下旬〜11月中旬
電話・電波
ドコモ:良好
au:通話困難な場合が多い
ソフトバンク:通話困難な場合が多い
公衆電話:なし
収容人数
100人
標高
1,150m
宿泊料金
1泊2食:10,800円
素泊まり:7,020円
連絡先
070-4174-1425
https://www.mountaintrad.co.jp/~aokikosen/
アクセス
韮崎駅からバス1時間、地蔵岳から5時間
※2015年3月現在の情報です。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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