「ホテル親湯」日本山小屋完全ガイド
PEAKS 編集部
- 2015年04月25日
登山者にとって快適な山歩きを楽しむための心強い味方、山小屋。館内施設や食事、成り立ちや売店メニューなど、山小屋の膨大な情報を集約しているので、山行計画に役立つこと間違いなし!
自家源泉と創作料理でもてなし
蓼科温泉にある温泉リゾートホテル。落葉松に囲まれて建ち、茅野駅東口から送迎バスで30分。縞枯山などへの玄関口になる北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅までは車で20分ほどの距離。
伊藤左千夫や高浜虚子をはじめとする多くの文人らに愛された温泉旅館は、近年はリゾート地で過ごす上質な時間のもてなしに心を配っている。自慢は武田信玄が傷兵の療養に使ったと伝えられる温泉。自家源泉を持ち、豊富な湯が浴場に満たされる。湯川の音を耳に心身を伸ばせる露天風呂「天与の湯」や夜には坪庭にライトの灯る「お座敷風呂」など趣の異なる風呂を備える。泉質は疲労回復などに効くという単純温泉。
料理は創作料理。蓼科というリゾート地を「食」を通して感じてほしいと調理長らがメニューを考案し、丁寧に手作りしている。例えば「蓼科キュイジーヌ」には、蓼科牛や地元の食材が使われる。
部屋は渓流沿いの和室、別荘感覚の二間続きなど4タイプ。人数や時期などで料金は異なる。
ロビーラウンジから見渡せる緑の色合いは都会のとは一味違う。
夕食の例。料理長のこだわりは地域の食材を生かした手づくり料理。折々の味覚が見た目美しく変身し、食を通して会話も弾む。
一間の和室や二間続きの和室、洋室を備えており、目的や人数に応じて部屋を選べる。人数や時期などによって宿泊料は異なる。
「お座敷風呂」は木を基調に特注の畳を用いたお風呂。ほかに瀬音を耳にゆったり入れる「天与の湯」などを備えている。
「ホテル親湯(ほてるしんゆ)」の基本情報
設備
テント場:なし
水場:あり
個室:あり
自炊室:なし
乾燥室:なし
お風呂:あり
生ビール:あり
営業期間
通年
電話・電波
ドコモ:良好
au:通話不可な場合が多い
ソフトバンク:不安定
公衆電話:なし
収容人数
240人
標高
1,353m
宿泊料金
1泊2食:10,000円~
連絡先
0266-67-2020
http://www.tateshina-shinyu.com
アクセス
親湯入口バス停から15分、蓼科山から3時間30分
※2015年3月現在の情報です。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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