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【火】〜妖怪はらくだし〜|ユーコンカワイの山岳妖怪図鑑

あなたは登山中に不思議な人に出会ったり、 説明のつかない怪奇現象に遭遇したことがないだろうか? それらはすべて“山岳妖怪”たちの仕業である。 ここでは彼らの生態、そして不意に 出くわしてしまった際の対処法を、 令和の陰陽師ことユーコンカワイが解説していく。

妖怪はらくだし

登山開始から数時間が経ち、山小屋までもまだ距離がある。そんな“どっちに進んでもトイレが 遠い”という絶妙なタイミングで、突然その妖怪「はらくだし」は現れる。こいつは主に急激な汗冷えを起こしている者や、幸が薄そうな顔をした登山者を好んで襲う傾向がある。

一度取り憑かれると激しい腹痛とともに大量の脂汗が噴出し、脳内は瞬く間に“うんこ欲”に支配される。その欲を意識すればするほどにその登山者は“ゲーリーズ・ハイ”という状態となり、たとえ目の前に全裸の美女が現れようと「そんな場合じゃねえ!」という聖人の境地に到達するのだ。

そこから先は“ケツのご老公様”から「印籠出ちゃうの? それとも出ないの?」という白熱の攻防戦の始まり。腸内の悪代官は大声で「ええい! であえ! であえぃ!」と叫び、ワラワラとあふれ出てくるうんこ欲を助さん角さんが必死で成敗していく。

しかしそれも追いつかず、もしご老公様が「もういいでしょう」なんて諦めて印籠を出しちゃった日には、その登山者は人間としての尊厳、そしていままで大切にしてきたいろんな社会的地位を失うことになるだろう。もはや“人生楽ありゃクソあるさ”では済まされない事態になる。取り憑かれたらくれぐれも気と穴を引き締めていくことが肝要だ。

  • 主な生息地:トイレのない山中
  • 口癖:キュウ〜グルルルル
  • 危険度 ★★★☆☆
  • 迷惑度 ★★★★★
  • ひょうきん度 ★☆☆☆☆
  • わらにもすがりたい度 ★★★★★

一般的対処法

狙われやすい人は携帯トイレは必携品。腹の音 が「ピーピーピー」状態になって恥ずかしかったら、すかさず「ろくなもんじゃねえ〜!」と叫んでごまかそう。おそらく周りの人は「なんだ、長渕か」と思うはずだ。

ツウな対処法

マゾ気質がある人はあえて妖怪はらくだしを憑依させ、「“ケツからこんにちは状態”を維持しながらどこまで登れるか?」というスリルプレイを楽しんでみるといい。きっと新しい自分を開拓できるはずだ。

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PROFILE

ユーコンカワイ

PEAKS / ライター・イラストレーター

ユーコンカワイ

旅とロマンを愛するフリーランスライター&イラストレーター&遊び人。最近では岐阜県山県市で地域おこし活動をしつつ、本質的な遊び方や生き方を模索している。個人ブログ「股旅ベース」で様々な情報を発信中。http://yukonkawai.com/

ユーコンカワイの記事一覧

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