【木】アウトドアサンダルが 夏を制する。|スタイリスト近澤のアウトドアファッション通信《チカラックアウト〜》
近澤一雅
- 2020年08月20日
20㎞/hのど真ん中ストレートを 見逃すと夏が終わるぞ。今回はまだ間に合うサンダルコーナー。
テバ
① テバのストラータユニバ ーサルはいちばん好きだったテラファイに近いモデルだけに期待値が高い。タフなソールはアメリカンスタイルのクルー丈ソックスにショーツを合わせるのがトラッドだが、若者からは不評なの。
② 超ベーシックなストラップタイプなだけに、どうとでもなる。ロールアップした足下にミックス地のソックスを履けば清潔感もUP。冠婚葬祭以外はオフィシャルの場も無敵でしょ。無地靴下もいいけどつまんない。
③ リブ付きのシャカパンを合わせると、ストラップの縦ラインとパンツの裾絞り具合が繋がり、偶然にも足長効果を発揮。裸足もストラップが目立つためか、より長く見える。サンダル自体のボリュームも相乗効果か。
チャコ
④ トングタイプでカカトのホールドもない。一本のウェビングベルトですべてを調整するシステムがチャコならでは。基本はソックスなしで履かなく てはいけないので裾勝負。カカトがなくてもホールド感ハンパねぇ復刻版。
⑤ 特徴的なベルトが裸足に印象的なデザインを映えさせる。カカトのベルトがないため、ロールアップした足下がスッキリ見える足首効果は女子にもおすすめ。ショーツで剥き出しの足より、チラリと覗く足首がセクシー。
⑥ リブで足首を少し隠すと若干サンダル感が薄れ、ローカットのシューズのような雰囲気に。サンダルのシルエットが平たく見え、雪駄的な形がちょっと和のテイストも感じさせるので、浴衣なんかと合わすといいのかも。
サロモン
⑦ サロモンのRXスライドはリカバリーサンダルといわれる、ランニング後や登山後の足元に癒しをあたえるモデル。裸足で履くのが本来の形。包み込まれるような感覚で非常に気持ちいい。最近は街なかでもブレーク中。
⑧ トングタイプもあるが、気軽に脱ぎ履きできるつっかけタイプをチョイス。 コンビニ行ってくるわ的なラフさに敬遠しがちだが、ソックスを履くことでスリッポンシューズのように見えてスマートな印象使いもできる。
⑨ これはちょっと上級者かな。流行りのスポーツミックスでもあるが、上半身の合わせ方次第ではモードにも。失敗するとかなりダサくなりそう。着丈長めの羽織りものと合わせるのがいちばん手っ取り早くシャレオツに。
Chikazawa’s voice
サンダル+ソックスで若い娘たちに失笑され続けたあのころ。こんなにも定番となってしまうとは。いまではサンダル+ソックス女子を見ると、逆に失笑してあげてます。裸足は臭いわよ。
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