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【火】〜妖怪自慢爺〜|ユーコンカワイの山岳妖怪図鑑

あなたは登山中に不思議な人に出会ったり、説明のつかない怪奇現象に遭遇したことがないだろうか? それらはすべて“山岳妖怪”たちの仕業である。 謎だらけな彼らの生態、そして不意に出くわしてしまった際の対処法を、令和の陰陽師ことユーコンカワイが解説していく。

妖怪自慢爺

その妖怪は普通のベテラン登山者に擬態して、主に登山中の休憩ポイントであなたを待っている。そこであなたが不用意に「良い天気ですねえ」なんて話しかけたら最後。妖怪「自慢爺」は待ってましたとばかりに「良い山やろ? ワシこの山20回目やねん。北アルプスもワシの庭や。ジャンダルムなんて散歩道みたいなもんでな……」と自慢スイッチオン。

それに合わせて「へ、へぇ〜。凄いんですね。」と言ってしまえば火に油。「ワシもう来年で70歳やで」とよくわからない逆サバ読み健康アピールをかましだし、とくに聞いてもいないのに「毎朝5㎞もウォーキングしとるんや」と若さの秘訣を語り出す。ちなみに自慢爺の多くはなぜか関西弁。

標的とされるのは主に初心者と山ガールだ。さすがに面倒になって振り切ろうと「じゃあ僕は先を急ぐんで……」とその場を離れようとしても、自慢爺は往年の中澤佑二のようにぴったりあなたをマンマークで追従してくる。歩きながらでも武勇伝トークは止まらず、「若いころは平気で30㎏担いだもんや」などの心の底からどうでもいい情報を乱発して、あなたの疲労度を倍加させてくる。

基本的にこちらの話は聞いてくれないので、自慢爺にロックオンされたらキングボンビーにでも取り憑かれたと思って諦めるしかないのである。

  • 主な生息地:登山中の休憩地点
  • 口癖:若いころなんてなぁ
  • 危険度 ★☆☆☆☆
  • 迷惑度 ★★★★☆
  • ひょうきん度 ★★☆☆☆
  • 内容どうでもいい度 ★★★★★

一般的対処法

基本は「はひふへほ」だ。適当に「はー!」「ひい!」「ふぅ〜」「へぇ〜」「ほう!」とか言っておけば大抵の爺は満足してその場を去っていく。とにかくバイキンマンにでもなった気持ちで徹底的に「は行」を貫いていこう。

ツウな対処法

とにかく「死んだふり」を決め込もう。なにを話しかけられても、ドラクエの「ただのしかばね」のように決して返事をしてはならない。ただし演技が迫真すぎると救助要請されてしまうから、人がいないところでやるようにしよう。

出典

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PROFILE

ユーコンカワイ

PEAKS / ライター・イラストレーター

ユーコンカワイ

旅とロマンを愛するフリーランスライター&イラストレーター&遊び人。最近では岐阜県山県市で地域おこし活動をしつつ、本質的な遊び方や生き方を模索している。個人ブログ「股旅ベース」で様々な情報を発信中。http://yukonkawai.com/

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