山小屋も使える！？Go To トラベルキャンペーンの利用方法

10月から東京都も対象になり話題再燃!?
山小屋泊はどのように割引になる？どうやって利用する？

今年の7月から始まった「GoToトラベルキャンペーン」。宿泊を伴う、または日帰り今の国内旅行の代金総額の2分の1相当額を国が支援する事業だ。現在実施中の第2弾は旅行代金総額の35％割引にくわえて、総額の15％分が旅行先で使える地域共通クーポンとして付与される。

10月からは東京都の発着も対象に加わった。このキャンペーンは山上の山小屋でも利用できることをご存知だろうか。宿泊代金が割り引かれ（例えば1泊2食¥9,800なら¥6,370に！）、地域共通クーポンは山小屋での飲食や買い物、ふもとの日帰り温泉や飲食店などで使える。

山小屋で利用する方法は4つ

わずらわしい手続きなしで利用できる

ひとつめは山小屋に予約と同時にキャンペンーンの申し込みをする方法。どこかのサイトに会員登録などをする必要がなく利用できる。燕山荘や夏沢鉱泉などが実施しており、10月以降の宿泊者のほとんどが利用していたという。

• 燕山荘：www.enzanso.co.jp
• 夏沢鉱泉：www004.upp.so-net. ne.jp/natsuzawa/

高速道路周遊パスでクルマでの移動料金もセットで割引になることも

ふたつめは宿泊の予約は山小屋に連絡をし、予約後に専用サイトでクーポンを発行する方法。クーポンの発行、クーポン持参を忘れるリスクはあるが（スマホに保存もできる）、山小屋のネット環境が整っていない、電波状況などがあまりよくないエリアで活用されていると聞けば納得だ。八ヶ岳のオーレン小屋や大菩薩のロッヂ長兵衛などが利用しており、ロッヂ長兵衛では10月以降の宿泊は全員がキャンペーン利用者だったそうだ。

• ロッヂ長兵衛： www.choubei.info
• STAY NAVI （ステイナビ）：https://staynavi.direct

関連サイト、サービスのポイントが貯まるケースも

3つ目は宿泊予約サイトを利用する方法。会員登録の手間と入力の煩雑さから敬遠しがちだが、関連サイトでポイントをためている人にはおすすめだ。

• 白駒荘： http://yachiho-montblanc.com/

交通費込みのツアーもあるので、単独で行くよりお得な場合も

4つ目はツアーへの参加。モンベルが主催しているツアーでは、人気のエリアは例年より早いスピードで定員に達しているようで、参加費の高さで二の足を踏んでいた人には、お得に試せる機会がめぐってきたともいえる。

• モンベル： https://event.montbell.jp/

気になる山小屋を検索するのはもちろん、山小屋や山荘などのキーワードで検索して見つけた対象エリアへの山行を計画するのもおもしろい。いつもはテント泊という人も、今シーズンの雪山登山は山小屋を利用してみてはどうだろうか。

※上記は2020年10月31日現在の状況です。サービスや適用期間などは変更になる場合があります。ご利用の際は事前にホームページなどでご確認ください