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【ザ・ノース・フェイス】ウラノスシリーズ、新型バックパック3型のベストな使い分け方

人気アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスが、新型バックパックをリリースする。「フィット感」「機能」「軽さ」「使い勝手」の四拍子も揃ったニューフェイスは、瞬く間にシェアを拡大しそうな予感。こだわりの特長を開発担当者に聞いた。

ウラノスシリーズ3型のベストな使い分け方

市場にあふれるバックパックのなかで、整備された道を歩く山登りで使いやすく、かつ日本人の体型を意識してつくられたモデルは、意外と少ない。さらにそれが、背面長も調整できるものとなれば、数はガクッと少なくなる。

そんな希少なバックパックが、今春ザ・ノース・フェイスからリリースされるウラノスだ。
「日本人の体型にフィットして、機能的で、軽くて使い勝手がいいバックパックをつくりたかった」
こう話すのは、ウラノスの開発を担当した門司陽佑氏。自信作の特長を詳しく聞いた。

企画を担当した門司陽佑さん。商品企画は8年目で、一昨年からザ・ノース・フェイスを担当。仕事で心がけているのは、ユーザーが使いやすいかどうかを考えること。ウラノスの使い勝手のよさからその心情が伺える。

「海外メーカーがつくる自国ユーザーを意識したモデルは、たとえばヒップベルトが大きくカーブするなど、日本人の体には合わないと感じるものが多いです。骨格や肩の形状も異なるので、日本人が考える日本人仕様の背面パネルを、いちからつくりました」

こだわりのパネルには、トランポリン構造を採用。荷室と背中との間に隙間ができるので、通気性に優れる点が特長だ。

「背面に沿う絶妙な曲線をつくるのが難しかったです」

立体的な形状を実現するために何度もつくり直したという渾身の背面パネルは、重しを入れて背負ってみると、ピタッと背中にフィットして、包み込まれるような一体感。しなやかにカーブするフレームのおかげで、動いても荷物が背中に追随する感覚があった。

「自分に合うフィット感を得られるように、背面長はベルクロで簡単に調整できます」

店頭などで一度フィッティングすれば、自身の体型に合った唯一無二のフィット感を入手できる。
重量はどうだろうか。同社の定番パック「テルス」と比較すると、同じ45ℓでテルスは約1490g(M)、ウラノスは約1370g(M)と、若干軽量に仕上がっている。

「テルスのメイン生地が210デニールなのに対して、ウラノスは100デニール。70デニールまで薄くする案もありましたが、ブランドイメージにある剛性と安心感を損なわないようにバランスをとりました」

さらにボトムの生地を二重にするなど、耐久性は十二分だ。
便利な機能と使い分け方については、ぜひ各商品の説明をチェックしてもらいたい。メーカーサイドの位置付けはエントリーからのステップアップモデルだが、登山初心者が最初に手にしても、なんら問題はない。

むしろ機能を求めるなら、ウラノスのほうがより魅力的に映るはずだ。この完成度の高いバックパックを背負って、日本アルプスなどを闊歩する大勢の登山者の姿が、いまからでも目に浮かぶ。

ウラノス45

山小屋泊やテント泊など、2泊3日の縦走登山を想定。フロントアクセスは45ℓだけの特長だ。大容量のわりに縦長のスリムな形状もウラノスのポイント。外側にストレッチポケットを配置して、高い収納力を確保した。雨蓋も500㎖の山専ボトルが余裕で入る大容量。

  • 価格:¥30,800
  • 容量:45ℓ(M)、48.5ℓ(L)、40ℓ(WM)
  • サイズ:M、L、WM/カラー:アガベグリーン、他2色
  • 重量:1,370g(M)、1,400g(L)、1,340g(WM)

購入はこちらから!

フロントに大きな開口部があり、荷室へダイレクトにアクセス可能。奥に入れた防寒着や、有事の際に使うファーストエイドキットへ素早く手が届くなど、とても便利。

ショルダーハーネスにメッシュポケットを搭載。飲み水やエナジージェルなどを入れたソフトフラスク、またはスマートフォンなどを、取り出しやすい胸元に収納できる。

バックパックを下ろしたときに本体が自立するように、地面に接するボトムはフラットな形状。内側の空間を広くして、寝袋やテントなどを収納しやすいように設計されている。

ウラノス35

山小屋を利用した1泊2日をイメージ。防寒着など荷物が多くなる冬の低山にもぴったりなので、オールシーズンで活躍する万能サイズだ。フロントアクセスがないだけで、ほかは45ℓと同等の機能を搭載。エントリーユーザーは、この容量から検討するといいだろう。

  • 価格:¥27,500
  • 容量:36.5ℓ(M)、40.5ℓ(L)、35ℓ(WM)
  • サイズ:M、L、WM/カラー:サルファースプリンググリーン、他2 色
  • 重量:1,315g(M)、1,355g(L)、1,310g(WM)

購入はこちらから!

長さを調整できるトップリッドは取り外し可能(45ℓと共通)。保護カバーが荷室の入口を覆うので、荷物が少なければリッドレスでも使用できる。

絶妙な曲線を描き、背中と腰に当たるパーツの境に凹凸がないフラットな背面パネルこそ、開発努力の結晶だ。

ウラノス25

日帰りの登山に最適なサイズ感。背面長は調整できなくなるが、日本人向けのフィット感を提供するトランポリン構造の背面パネルは健在だ。しっかり荷重をヒップベルトで支えて快適に行動できる。アウトドアシーンはもちろん、タウンユースにもおすすめしたい。

  • 価格:¥22,000
  • 容量:26ℓ
  • サイズ:ワンサイズ
  • カラー:ブラック、他2色
  • 重量:970g

購入はこちらから!

25ℓのみパネルローディングを採用。大きく開くので荷物を出し入れしやすい。

レインカバーは全サイズ共通装備。晴れた日はフロントポケットの内側に収納できる。ボトムなどに専用ポケットをつくらなかったのは、重量増を回避するこだわりのひとつ。

企画協力◉ゴールドウイン
TEL.03-5466-9278(ザ・ノース・フェイス マウンテン) www.goldwin.co.jp/tnf

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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