【タトンカ】スキル30RECCO、耐久性と軽量性を兼ね備えたドイツ生まれのパック
PEAKS 編集部
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質実剛健なイメージをまといつつ、最新の機能を搭載したバックパックメーカー、タトンカ。高品質なモノづくりで知られるドイツ生まれの会社だ。今期の注目は、「Xベントゼロ」を搭載した、軽量で背負いやすい「スキル」シリーズである。
「Xベントゼロ」搭載で背負い心地と軽さを実現。
ネイティブアメリカンのスー族の言葉で、ウシ科の巨獣「バイソン」を表すというタトンカは、1993年にドイツのダージングで生まれたバックパックのメーカーだ。
職人気質で知られる同国のブランドだけに細かなディテールまで手は抜かず、耐久性が高い素材やパーツによって、強靭さをどこまでも突き詰めている。
だれもが安心して長く使える質実剛健なモノ造りの姿勢は多くのファンを集めているが、いっぽうで近年は耐久性の高さと軽量化を両立したモデルにも力を入れている。そのひとつが、今期の新製品である「スキル」シリーズだ。
薄手でも強度が高い格子状のリップストップ生地を使ったスキル30RECCOは、容量30ℓで800g。軽量化のためにウエストハーネスやショルダーハーネスのパッドも肉抜きが行なわれている。
ウエストハーネス
スキルは軽量性だけではなく、ほかにも多様な機能を持っている。
とくに注目したいのは、「Xベントゼロ」システムだ。これは背中でX型に交差するように配置されたグラスファイバー製ロッドの力で背面を外側に向かって湾曲させ、バックパック本体と背中のあいだに隙間を生み出す工夫である。
Xベントゼロ
「Xベントゼロ」の効果はじつに大きい。背中とバックパックの接触面が少なくなるばかりか、その隙間には涼しい空気が流れ込み、通気性は格段に上昇。背中の汗濡れを抑え、夏場でも心地よく背負えるようになっている。
感心するのは、その隙間の程度を簡単な操作で調整できること。
隙間が大きすぎると背中から荷物が離れてしまい、荷重が背中にしっかりと乗らないために体が左右に振られて歩きにくくなるが、「Xベントゼロ」システムはロッドのテンションを下げると荷物が体にぐっと近付く。
だから、自分の体感に合わせて調整すれば、ますます快適に背負えるようになってしまうのである。
また、背中の上部にRECCOリフレクターを搭載しているのも見逃せない。万が一、雪崩に巻き込まれた場合でも無線電波によって正確な位置を特定でき、救助隊に発見されやすくなる。だからスキルは温暖な時期に限らず、冬山でも非常に活躍するのである。
RECCO
スキルには22ℓの小型タイプも用意され、同様の機能を持つキングピークのようなモデルもそろう。試してみる価値はありそうだ。
スキル30RECCO
背中に「Xベントゼロ」システムを採用。涼しい風を通して汗の発散を促し、さわやかに使える。強度の高さを維持しながら軽量にした生地を用い、重量はわずか800gだ。
- 価格:¥14,300
- 容量:30ℓ
- カラー:ブラック、オレンジ
- 重量:800g
スキル22RECCO
日帰り山行に向いた容量22ℓ。ジグザグにつけられたサイドのコードで内部の荷物をしっかりと固定でき、スピードハイクにも便利だ。小型ながらトップリッドを備え、重量780g。
- 価格:¥13,200
- 容量:22ℓ
- カラー:オレンジ、ブラック
- 重量:780g
キングピーク45RECCO
スキルシリーズの長所を取り入れつつ容量を45ℓにアップし、重量1,200g。重い荷物に対応できるようにショルダーハーネスなどを強化し、荷物を減らせばテント泊でも活躍。
- 価格:¥17,600
- 容量:45ℓ
- カラー:ブラック、オレンジ
- 重量:1,200g
企画協力◉レザーマンツールジャパン
TEL.0575-23-5103 www.leatherman-japan.com/tatonka/
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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