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【ヴィブラム】トラクションラグが誕生。進化を止めないヴィブラムが放つ、革新的なソールパターン

数多くの製品に採用され続けており、メーカーやユーザーからの信頼が厚いソールブランドのヴィブラム。この春、3D構造を用いた同ブランドの新たなソールパターン「トラクションラグ」を用いたシューズがリリースされる。これまで以上にシューズの可能性を広げてくれる、このラグの特徴とは。

3D構造のラグが地面をキャッチ

「ヴィブラムソールだから滑りにくい」
ショップでも、雑誌でもよく聞くこのフレーズ。その裏にはさまざまな意味が含まれている。

ソールの性能を左右するポイントは大別するとふたつある。ひとつは、材料をどのように配合して作ったかによって性格が変わるゴムのコンパウンド。わかりやすい例でいえば、最近よく使用されている「メガグリップ」などもこのコンパウンドの種類のひとつだ。

もうひとつは、ラグの形状、配置、深さなどのソールパターン。実際のソール開発の際は、「どのような用途に使われるか」を鑑みて、ヴィブラム社がベストなコンパウンド、ソールパターンを考えて、ソールを作り上げていく。

この春からシューズに取り入れられることになった「トラクションラグ」はソールパターンの新たな形状。上の写真のようにラグの側面に細かい立体的な凹凸があるのが大きな特徴で、ガレのような荒れた場所で、凹凸が適度に滑りを抑制しつつ、推進力をスポイルさせないのが一番のポイント。

もちろんブロックの深さ、配置、さらにはどのコンパウンドを使用するかによっても製品としてのキャラクターが異なるので、そこをどう調整するか、シューズメーカーの腕の見せどころでもある。

このように「ヴィブラムソール」といっても指しているものは千差万別。だからこそ可能性が無限であり、支持され続けているのだ。

トラクションラグを採用したニューモデル

地面を踏みしめて、前に進む力を高める

ハイキングシューズとトレランシューズのハイブリッドを目指し、定番のモアブをよりスポーティに仕上げた1足。優れた防水性と透湿性を発揮する「ゴアテックス メンブレン」を搭載しており、突然の雨でも足室内をドライで快適な状態に保ってくれる。ファストパッキング的にクイックに動き回りたい山行にピッタリ。

(左)モアブ スピード ミッド ゴアテックス

  • 価格:¥20,680
  • サイズ:メンズ25.0 ~28.0cm、29.0cm、30.0cm
    ウィメンズ22.5 ~25.0cm
  • カラー:メンズ全2色、ウィメンズ全2色
  • 重量:メンズ340g(27.0cm)、ウィメンズ90g(24.0cm)

メンズの購入はこちらから

ウィメンズの購入はこちらから

(右)モアブ スピード ゴアテックス

  • 価格:¥18,480
  • サイズ:メンズ25.0 ~28.0cm、29.0cm、30.0cm
    ウィメンズ22.5 ~25.0cm
  • カラー:メンズ全3色、ウィメンズ全2色
  • 重量:メンズ330g(27.0cm)、ウィメンズ80g(24.0cm)

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トラクションラグが使用されており、ラグの側面部分に細かな凹凸がある。深すぎず、浅くもない適度なラグの高さで、路面状態を問わずオールマイティに活躍してくれる。

丸紅フットウェア メレルPR/田中祐介さん

エコな素材と高性能ラグの組み合わせで生まれた1足

現在、サステナブルな素材を活用しつつも、製品のパフォーマンスを低下させないということがメーカーとして重要な課題となっています。原料の一部に廃材を使用したエコデュラというコンパウンドにトラクションラグを組み合わせることで、エコの面でも、パフォーマンスの面でも、完成度が高いシューズが誕生しました。

スポルティバ/TXガイドレザー

アプローチシューズ「TXガイド」のアッパーにレザーを使用したニューモデル。ソールは濡れた路面に強いイドログリップ、フリクション性に優れるメガグリップのコンビ。

  • 価格:¥23,100
  • サイズ:EU37 ~47
  • カラー:カーボン×イエロー
  • 重量:390g(サイズEU42)

詳細はこちらから
黒い部分がイドログリップ、赤い部分がメガグリップ、前足部でウェットな路面に着地しても滑りにくい。

創業1937年。80年以上の歴史を持つヴィブラム社

ヴィブラム社が創業したのは1937年。80年以上もの歴史を持つ超老舗ブランドだ。いまでは当たり前のように使われているゴム素材をアウトソールに用いることで、ヴィブラムは登山靴の世界に大きな革命を起こした。

創業者であるヴィターレ・ブラマーニ自身もゴム製ソールのシューズを履いてモンブラン登頂に成功。さらに、1954年には、イタリアの登山隊が同様にヴィブラムのソールを使用したシューズでK2に初登頂し、ブランドとしてさらなる信頼を得ることとなった。

クライマーである創業者のヴィターレ・ブラマーニ。友人の山での滑落死をきっかけにソール作りを始めた。

現在においては、リサイクル原料の使用、廃棄物の削減など、メーカーとして環境負荷削減に対するさまざまなアクションを行なっている。もちろん先鋭的なモノづくりマインドも健在。

近年では、長年のパートナーであるスポルティバが部分的な切り替えでふたつのコンパウンドを使用したシューズをリリースするなど、新たな挑戦に挑み続けている。

ヴィブラムの「あれこれ」がわかるイエローマップを配布

ヴィブラムの歴史、製品作りのこだわり、写真家・石川直樹さんのシューズにまつわるインタビューなどをまとめた小冊子「イエローマップ」を配布中。全国の登山用品店などで入手できるので、ぜひチェックしてみよう。

企画協力◉ヴィブラムジャパン https://jp.vibram.com/
SNS: @vibram (Instagram, Facebook, Twitter いずれも)

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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