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2021年、ロゴを一新しリスタート。ゼログラムが描く、アウトドアの未来図

ギア好きには軽量テントでおなじみ、韓国発のアウトドアブランド「ゼログラム」。
今年、ブランド誕生から10年を迎え、アウトドアの未来へとつながる新たなビジョンを発表した。

キーワードは「Save Earth Save Us」

ポールにフライシートを掛けるだけでインナーテント、フットプリントの設営も完了する自立式ダブルウォールテント「エルチャルテンプロ」、同じように設営が簡単な半自立の軽量ダブルウォールテント「スルーハイカー」など、個性的なテントをリリースし、年々注目度が高まっているゼログラム。

テントの人気が高まったために、ゼログラムをテントメーカーと認識している人もいるかもしれないが、寝袋やマットといったスリーピングギア、クッカー、ウエアなどのアイテムも手掛けており、現在では総合アウトドアブランドへと進化を遂げている。

昨年まで使用されていたゼログラムのロゴ

「GO LIGHT GET MORE」

これは、ゼログラムのロゴにも書かれている、ブランドとしてのステートメント。これにはブランドの出自が大きく関係している。

2011年、ゼログラムの創始者がアメリカのロングトレイル「ジョン・ミューア・トレイル」のスルーハイク中に、「どんな環境でもハイカーが快適に進めるように、軽量で居住性にも優れ、さらに設営撤収が簡単なテントを作りたい」と、ブランドを立ち上げた。ハイク中はさまざまなULギアからインスピレーションを受け、ブランドとしての方向性も自然とULハイキング方面へと向かうこととなった。

ゼログラムが発表した最初のプロダクトは「パピヨン1」という3レイヤーのパーテックスシールドを使用したシンプルなシングルウォールテント。耐風性に優れるクロスポール、インナーテントとフットプリントが連結され設営しやすい構造などは、現在のパピヨンシリーズにも受け継がれており、その後登場するエルチャルテンシリーズなどにも一部のディテールが取り入れられている。

以降、テント以外のギアの製作もスタートし、年々アイテム数を増やしてきた。メーカー規模が大きくはないので毎シーズン新製品が大量に登場するわけではないが、既存アイテムのアップデートは頻繁に行なわれている。毎年、同社のスタッフがロングディスタンスハイキングを実践し、そこで感じた改良点などを製品に反映しているのだ。

たとえば、「結露による不快感を軽減したい」との考えから、現在すべてのインナーテントに使われている素材「モノフィラメント」の採用もそのひとつ。この素材は通気性に優れているのでテント内で発生する湿気が抜けやすく、さらに撥水性もあるのでフライシートに生じる結露の影響を受けにくい。

製品のカラーにもこだわりが込められている。テントのカラーは基本的に自然のなかにある色としており、そのためにハイカーがフィールドで設営した際、まるでそこにもともと存在していたかのように景色になじんでくれる。

設営自体は非常に簡単なものの、見慣れぬ構造のテントが日本でスムーズに受け入れられた背景には、このナチュラルなカラーリングも一因としてあるかもしれない。

フライシート、インナーテント、ポールのすべてが自然になじむ色合いの「エルチャルテンプロ」

このような、ハイカーの「GET MORE」を可能にするオリジナリティあふれるアイテムこそゼログラムらしさの象徴であり、まさにコンセプトともリンクしていた。

今年、ゼログラムはロゴを一新。ブランドとしてのメッセージも「Save Earth Save Us」へと変更された。この背景にあるものとは――。

人が自然に入ることで起こる影響を「ゼロ」にしたいという思いから、「ゼログラム」という名前で2011年にブランドがスタートした。2021年はブランド誕生からちょうど10年。

この区切りに、次なるディケード=10年に向け、さらに一歩進んだ環境配慮、持続可能なプロダクトの製造やアウトドアスタイルの提案へと取り組むことにした。その象徴が、新ロゴであり、タグラインだ。

新しいロゴに描かれているのは、漆黒に浮かぶ、一部が欠けた青い丸。青い丸は地球であり、1968年、月を周回して地球へと戻ってきたアポロ8号から見た地球がモチーフとなっている。

「Save Earth」と表現されているように、より大きなスケール、地球全体にも思いをめぐらせた製品作りを行なっていくという強い主張が感じられる。

今年新登場したロゴは、有人宇宙船のアポロ8号から見た地球がモチーフ。地球規模のマクロな視点で製品作りを再定義するという、ブランドとしての強いステートメントの現れだ

具体的には、海洋に廃棄された網、プラスチックごみなど、廃材をリサイクルした素材自体の開発、リサイクルを最適化できる製品デザインの研究、環境への負荷が少ない染色や加工といった製造技術の研究など、従来から行なってきた製品作りの前段階にあたる部分にブランドとして注力していく。そのために、製品企画とは別に資材関係の開発チームも発足させた。

すでに製品自体にはリサイクルマテリアルを積極的に取り入れており、今シーズン発売するウエア類には30%の再生素材が使われている。本年のリブランド前から環境問題に真剣に向き合い、そのためのさまざまな取り組みをスタートさせているのだ。

ウエアはもちろん、今シーズンはバックパック、トレッキングポールなども展開

地球全体へと目を向けるのと同時に、ゼログラムは一人ひとりのライフスタイルへも視野を広げている。ハイカーに向けた、従来からの軽く、使いやすく、快適なギアはそのまま、ハイカーがキャンプサイトで仲間や家族とすごす際の時間を充実させるようなアイテムも増えてきた。

たとえば、袋麺をそのまま調理できる角型クッカー「ラーメンパン」の大型サイズや、フルカーボンの軽量なタープポールなどが登場している。

アクティビティやシーンにかかわらず、アウトドアを広義に捉え、ゼログラムらしさが投影されたアイテムを今後もリリースしていく予定だ。

素材としてテントの端材が使用されたショルダーバッグは、ブランド10周年記念で作られた日本限定アイテム。ひとつずつカラーやパーツが違う一点物だ。公式サイトのみで販売。¥6,050

2021年春夏のプロダクト

エルチャルテンプロ 2p ¥70,400

設営、撤収が簡単な軽量ダブルウォールテント。自立式なので場所を選ばず使え、天井部分のサブポールの効果によって居住性にも優れる。一部の仕様がカラーや異なる新モデルが今夏登場予定(2色展開)

ラーメンパン カップル ¥6,380

袋麺や食パンがそのまま入るラーメンパンに、1,600㎖の大容量サイズが登場。煮る、焼くなどさまざまな調理で活躍する。本体はハードアノダイズド加工済で摩耗に強く、食品もこびりつきにくい。フタ付き。重量400g
購入はこちらから

ゼロストーム3Lジャケット ¥44,000

やわらかな3レイヤーの防水透湿素材を使用したレインジャケット。アジア人の体型にフィットするパターンで、行動中もストレスが少ない。カラーは全2色(ビスケット、ミッドナイトブルー)。重量398g(サイズL)

企画協力◉ゼログラム info@zerogram.co.jp www.zerogram.co.jp

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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