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サーマレスト・ ネオエアーシリーズに レギュラーワイドが仲間入り

アウトドア用マットのトップメーカー「サーマレスト」。
軽量性、重量、保温性、耐久性などの面から多様なタイプを作り分けてきたが、今回「レギュラーワイド」が登山向けモデルに登場する。
重量は抑えつつも横幅は格段に広がり、体が落ちる心配が激減。ますます寝心地がよくなっている。

プラス13cmがもたらす余裕

1972年にアメリカで生まれた「サーマレスト」は、アウトドア用マットの代名詞的存在だ。メーカー発祥とともに登場した“セルフインフレータブル(自動膨張式)”マットは業界に革新をもたらし、2009年に投入された「ネオエアー」シリーズもまた画期的だった。

従来の“重くて冷たい”エア注入式マットの欠点を補い、“軽量で暖か”なマットを実現したからである。

ネオエアーの登場により、以降のマットの主流は、エア注入式になったといっても過言ではない。軽くて断熱性が高いだけではなく、弾力性があって寝心地がよいのだから人気が出るのも当然だ。

そんなネオエアーシリーズは年々ラインナップを充実させている。その中心は初代ネオエアーの流れを引く「Xライト」。昨年まで183×51㎝の「レギュラー」をメインに、長さを119㎝に抑えた「スモール」、女性の身長に合わせた168㎝で保温力も高めた「ウーマンズレギュラー」といったサイズ展開があり、自分の体格や好みによってセレクトできた。

そこへ今年からさらに加わるサイズが「レギュラーワイド」だ。

ネオエアーXライトの4サイズ。左から、スモール、ウーマンズレギュラー、レギュラー、レギュラーワイド。さらにラージサイズ(196×64cm)もある

ネオエアーXライト

  • 価格:¥20,900(S), ¥26,400(WR), ¥26,400(R), ¥30,800(RW)
  • 厚さ:6.4cm
  • 重量:230g(S), 340g(WR), 350g(R), 430g(RW)

その名の通り、レギュラーワイドの長さはレギュラーと同じ183㎝。しかし横幅は64㎝と13㎝もワイドになり、余裕を持って使える大きさだ。

左右に何度寝返りを打っても、断熱性が高い幅広のマットが常に体を支え、快適さをキープ。とくに高山や寒冷な時期は、体がマットからズレると体が冷えて安眠できなくなるが、レギュラーワイドなら安心して使えるだろう。テント内でゴロゴロと寛ぎたい人にも非常によさそうだ。

重量差は、レギュラー350gに対して、レギュラーワイドは430g。80g程度の差で山中での熟睡が期待できるのならば、試してみる価値は大いにある。もちろん、軽量性を重視するならばスモールをセレクトし、男性でも身長に合わせてウーマンズレギュラーを選ぶという手もあるだろう。

じつは、レギュラーワイドサイズはウーバーライトなどの他のネオエアーのモデルにも加わる。自分の山行スタイルや好みに合わせ、さまざまなサイズやモデルを選べるとは、うれしい限りだ。

レギュラーワイドは有力な選択肢

山岳/アウトドアライター 高橋庄太郎さん

僕はもう25年以上サーマレストを愛用し、これまで数百泊は同社のマットで寝ています。所有サイズはすべてレギュラーですが、体が疲れると寝相が悪くなりがちで、体がマットから体がズレ、足腰が冷えて安眠できなかったことも……。その点、レギュラーワイドなら安心。それほど重くもならないし、これからはこの幅広サイズも有力な選択肢ですね。

レギュラーワイドのサイズ感は?

▲レギュラーサイズ
▲レギュラーワイドサイズ

身長164㎝の男性がふたつのサイズのマットの上に寝転んだときのイメージ。「レギュラー」の場合は横幅が“過不足ない”感じだが、余裕があるわけでもなく、両腕がサイドにはみ出しそうだ。

しかし「レギュラーワイド」ならば横幅にゆとりがあるために、両腕がしっかりとマットの上に乗る。これなら寝相が悪い人や大柄な人でも安心だ。

空気の封入、排出がしやすくなったバルブ

 

空気の出し入れが容易だと高評価の「ウイングロックバルブ」。ネイビーの部分をひねって空気を入れると内部の逆止弁の機能で注入した空気は抜けず、非常に効率がいい。一方、青いフックをひねれば空気は一気に抜け、収納も非常にスピーディに行なえる。

口径が大きいバルブは直接口をつけて空気を入れても比較的ラクだが、袋状の付属ポンプサックをバルブに連結すれば、ますます注入時間を短縮できる。

また、別売の電動ポンプ「ネオエアーマイクロポンプ」(¥5,170。重量65g)」を使えば、約3分でレギュラーサイズが自動で膨らむ。

空気が対流しにくい内部構造

マットの内部を三角形に仕切った「トライアンギュラーコアマトリックス」構造で内部の空気が対流しにくくなり、断熱性が格段にアップ。その結果、体に触れる面が暖かくなり、寒冷な時期でも快適だ。

さらにXライトには熱反射板の「サーマキャプチャー」テクノロジーも採用。体熱を反射して保温効果を高め、いっそう使いやすくなっている。

ウーバーライトにもレギュラーワイドを追加

2019年に登場した「ウーバーライト」にもレギュラーワイドが追加。レギュラーのサイズで250gという超軽量性で人気を集めるモデルだが、レギュラーワイドでもわずか310g。サイズアップしてもXライトのレギュラーよりも軽いのである。

なお、冬季向けの「Xサーモマックス」にもレギュラーワイドが用意されている。

ネオエアーウーバーライト

  • 価格:¥31,900(RW)
  • サイズ:64×183cm×厚み6.4cm

 

企画協力◉モチヅキ TEL.0256-32-0860 www.e-mot.co.jp

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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