BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

インシュレーション(化繊中綿)|ウインタークロージングギアカタログ2021-2022

2021年-2022年秋冬モデルから、化繊中綿のインシュレーションウエアをまとめて紹介する。中間着向け、アウター向けそれぞれに分類しているので参考にどうぞ。厳冬期の運動量が高いシーンで着たままでもオーバーヒートしにくい「アクティブインシュレーション」も紹介する。

文◉伊藤俊明 Text by Toshiaki Ito

写真◉永易量行 Photo by Kazuyuki Nagayasu
出典◉PEAKS 2021年11月号 No.144

MIDDLER 中間着

薄手の化繊綿のウエアは、とにかく扱いやすい。タフで濡れに強く、分厚いアウターと違ってすぐに乾くから、汚れたらすぐに洗濯機に放り込めるのもいいところだ。軽さやコンパクトさではダウンに敵わないが、気軽に使えるという意味ではダウンを凌ぐ。部分的にフリース素材を採用したハイブリッドなど、デザインの自由度も高い。

リサイクルポリエステルと植物由来の中綿を使用。

独特な三角形のステッチで中綿を固定した、同社のインシュレーションでもっとも軽量なモデル。中綿はペットボトルをリサイクルしたポリエステルと、植物由来で再生可能なデュポン社のソノナポリマーからなる。

左のハンドウォーマーに収納可能。荷物の隙間に押し込めるので、旅行などでも重宝する。

アウトドアリサーチ/
ヘリウムインサレーテッド フーディ
¥27,500
サイズ:S〜L
カラー:ツリーライン、他1色
中綿素材:バーティカルXエコ SRインサレーション
重量:326g(M)
問い合わせ:エイアンドエフ

粒状の化繊綿でソフトな着心地。

適度なボリューム感でソフトな着心地の一着。ポケッタブル仕様で旅行などでも使いやすそうだ。中綿のコンフォテンプは、ダウンを模した立体的な粒状繊維。軽量で断熱性が高く、イージーメンテナンスも特徴。

フードの額には伸縮素材のインナーが付いて頭にフィット。耳にはフリースを当てている。

モンチュラ/
アイガージャケット
¥46,200
サイズ:S〜L
カラー:グレイ、他2色
中綿素材:コンフォテンプ
重量:460g(M)
問い合わせ:エアモンテ

気軽なハイキングで着たいライトなモデル。

前身ごろのみに化繊の綿を封入したフーディ。フードと袖はポリエステルとビスコースにポリウレタンを混紡した素材で、伸縮性が高く、コットンのような心地よさ。低山のハイキングに似合うカジュアルな一着。

サロモン/
サイト ハイブリッドM
¥14,300
サイズ:S〜XL
カラー:エボニー×ミディアムグレー×ヘザー、他2色
中綿素材:シンセティックインサレーション
重量:513g(M)
問い合わせ:サロモン

エコロジカルでハイスペック。

シェルにも中綿にもリサイクル素材を使うエコロジカルなモデル。エアーフレイクは繊維をカールさせ、複雑に絡み合わせることで、多くの空気を含む。720FPのダウンに相当する復元力で少量でも優れた保温力を備える。

スタティック/
マタジャケット
¥44,000
サイズ:XS〜L
カラー:ブラック
中綿素材:エアーフレイク
重量:325g(S)
問い合わせ:スタティックブルーム

ブランドを象徴する環境配慮モデル。

化繊中綿とフリースを組み合わせたハイブリッド。フリースも中綿もシェルも、すべてがリサイクル素材を使っている。中綿を押さえるバッフルは表地と裏地を織り合わせてつくってあり、機能面でも妥協はない。

イタリア・サーモア社の中綿を体幹部分に使用。袖と体の側面、腰部分はフリース素材。

ピークパフォーマンス/
アルゴンハイブリッドフード
¥29,700
サイズ:S〜XL
カラー:ズィールオレンジ、他3色
中綿素材:サーモア
重量:480g(M)
問い合わせ:RCTジャパン

ダウンを模した中綿で軽量・コンパクト。

「ミミックゴールド」はリサイクルポリエステルでつくった中綿。ダウンのような粒状で、軽く柔らかい着心地とコンパクトな収納を可能にする。シンプルなベストだが、長めの丈で腰までしっかりカバーして暖かい。

ホグロフス/
スパイアーミミック ベスト
¥16,500
サイズ:S〜L
カラー:トゥルーブラック
中綿素材:ミミックゴールド
重量:275g(L)
問い合わせ:ホグロフス/アシックスジャパン

脱がないなら軽いジップネックがいい。

「プリマロフトクロスコア」は、98%が空気の「エアロゲル」を混合。繊維自体に空気を多く含むため少量でも暖かい。脱ぎ着をしないなら、軽量なジップネックはより実戦的。長めのファスナーが換気に役立つ。

OMM/
ローターベスト
¥19,800
サイズ:S〜XL
カラー:ブルー、他2色
中綿素材:プリマロフトクロスコアインサレーション
重量:135g(M)
問い合わせ:ノマディクス

OUTER アウター

頑丈さと濡れても保温性を失いにくいことが化繊綿の最大の特長。アウターとしてウエアに求めるディテールはダウン同様だが、シビアな場面はもちろん、湿った雪が降ったり、思いがけず雨になる冬の始めや終わりも気兼ねせずに使えるのが利点だ。ダウンにない特徴は素材がつねに進化していること。保温性の追求に終わりはない。

ダウンのような新中綿採用でよりコンパクトに。

グローブをしたまま着られる袖のファスナーや大容量ポケットを備え、バックカントリーの滑り手に愛される傑作がモデルチェンジ。新たにダウンのような粒状中綿を採用し、保温性はそのままに収納性を大きく向上させた。

袖口のスライダーはロックも可能。大型のミトンにも対応できる。インナーリブになりフィット感も向上した。

ティートンブロス/
ホバックプリマオーバーフーディ
¥44,000
サイズ:XS〜XL
カラー:デニムブルー、他2色
中綿素材:プリマロフトサーモプルーム
重量:520g(M)
問:ティートンブロス

超電導素材の力でダウンのような暖かさ。

ミミックプラチナムは、グラフェンを混合した独自の保温素材。グラフェンはノーベル賞の対象となった超電導素材で、混合により同重量で35%も保温性が向上するという。感触もダウンに近く、今後の進化に注目だ。

ホグロフス/
Vシリーズ ミミック フード
¥54,450
サイズ:S〜L
カラー:トゥルーブラック
中綿素材:ミミックプラチナム
重量:380g(L)
問い合わせ:ホグロフス/アシックスジャパン

極寒の山でもアクティビティに集中できる。

ボリュームの異なる中綿を使い、シビアな環境でも保温性を維持できるよう開発したモデル。身ごろや肩、上腕は2層の綿で保温性を向上。ヘルメットと重なるフードや熱がこもりやすい両脇には薄目の綿を使っている。

アークテリクス/
ニュークリアイ SV パーカ
¥48,400
サイズ:XS〜XXL
カラー:タイムラプス
中綿素材:180gコアロフトコンティニュアス+90gコアロフトコンティニュアス
重量:600g(M)
問い合わせ:アークテリクス

Right MOment, その一瞬を掴むために。

冬のクライミングやボルダリングなど、携行性よりも保温性を重視する場面に向けて開発。中綿は蛇腹状で、軽量ながら空気を多く含み伸縮性に富む。この中綿とシェルの伸縮性を妨げないようステッチも工夫している。

袖口はインナーリブ仕様で、アジャスターを使わずとも手首にぴったりフィットする。

ザ・ノース・フェイス/
ライモジャケット
¥41,800
サイズ:S〜XXL
カラー:サミットゴールド、他3色
中綿素材:Vモーションインサレーション
重量:715g(L)
問い合わせ:ゴールドウインカスタマーサービス

強さと耐久性を求めたウインタージャケット。

悪天候にも負けないタフな一着。フードには薄手の、身ごろと袖には厚手の中綿を使用。中綿のプリマロフトクロスコアは、プリマロフトにNASAが開発した断熱素材「エアロゲル」を混合したもの。軽量でも優れた保温性を発揮する。

フードはヘルメット着用に対応。ひさしにはワイヤーが入り、悪天候下でも視界を確保。

ラブ/
ジェネレーター アルパインジャケット
¥35,200
サイズ:XS〜L
カラー:アンスラサイト、他2色
中綿素材:プリマロフトクロスコアインサレーション(133g+80g)
重量:540g(M)
問い合わせ:ランドアール

アクティブインシュレーション

インシュレーションウエアは停滞時や動きが少ない場面で使用する保温着だが、厳冬期のアクティビティで常時使えるように開発されたのが「アクティブインシュレーション(動的保温着)」と呼ばれるウエア。シェルに通気性をもたせることで、着たままでもオーバーヒートしにくい。「暖かい」のではなく「寒くない」ウエア。冬の中間着の新しい選択肢だ。

汗をかくような真冬のアクティビティに。

ウインドシェル並みの軽さながら、裏地にはプリマロフトを織り込んであり絶妙な暖かさ。温度調整がしやすい長めのファスナーを備え、真冬のトレランのような、寒冷下の運動量の多いアクティビティにピタリとはまる。

メッシュのベースにプリマロフトの短繊維を織り込んだ生地は軽量なうえ肌触りも良い。

OMM/
スーパーソニックスモック
¥25,300
サイズ:XS〜XL
カラー:ブルー×ネイビー、他2色
中綿素材:プリマロフト アクティブ
重量:185g(M)
問い合わせ:ノマディクス

最低限の中綿を入れたハイブリッド。

中綿は、前身ごろと袖だけに少量。腕の下側と背中は薄手のシェルのみなので、激しく動いてもウエアのなかに熱を溜め込まない。中綿は100%、本体は87%のリサイクルポリエステルで、PFCフリーの撥水加工済み。

本体は伸縮性をもつリップストップ。綿が入らない部分は光にかざすと透けるほど薄い。

パタゴニア/
サーマル・エアシェッド・ジャケット
¥33,000
サイズ:XS〜XL
カラー:スモルダーブルー、他2色
中綿素材:プルマフィル・インサレーション
重量:235g(M)
問い合わせ:パタゴニア日本支社

3つの生地で熱をコントロール。

透けるほど薄いシェルと部位によって裏地を変えるボディマッピング構造を組み合わせたモデル。ウエア内の熱を効果的に逃し、運動時のオーバーヒートを防ぐ。高密度の表地は防風性が高く、耐久撥水加工も施している。

身ごろと背面には化繊綿、脇口はナイロンのみで、袖にはメッシュの裏地を当てている。

マムート/
フレックスIN
¥24,200
サイズ:XS〜XXL
カラー:スパイシー、他3色
中綿素材:ポリエステルニットライニング+ポリエステル
重量:228g(M)
問い合わせ:マムートスポーツグループジャパン

まるで呼吸するように体の動きに合わせて通気。

「ベントリックス」はスリットが入った中綿。止まっているときは温かい空気を保持し、動いて綿が伸びるとスリットが開いて通気する。表地にも通気性の高いストレッチナイロンを使い、体の動きに追従する。

摩擦のストレスがかかる肩はプリントで補強。裏地にはレーザーホールを開けて通気を促進。

ザ・ノース・フェイス/
ベントリックスジャケット
¥27,500
サイズ:S〜XXL
カラー:モントレーブルー、他2色
中綿素材:ベントリックスインサレーション
重量:280g(L)
問い合わせ:ゴールドウインカスタマーサービス

冬山で着っぱなしのウエアを合体させて一着に。

「防風透湿のフロウラップに保温着を合体させたら、より快適では」。アルパインクライミングやBCスキーを楽しむ同社スタッフのそんなアイデアから生まれた新作。裏地には吸汗速乾に優れる生地を当てている。

ファイントラック/
フロウラップEXP
¥46,200
サイズ:S〜XL
カラー:マゼランブルー、他2色
中綿素材:ファインポリゴン
重量:455g(M)
問い合わせ:ファイントラック

暖かく、蒸れにくいシンプルなプルオーバー。

「ブリーザー」は、軽さと強力な撥水性、通気性や伸縮性をバランスよく備えるシェル素材。フーディやジャケットなど各種あるがミニマム派にはシンプルなプルオーバーがおすすめ。フロントの長いファスナーで効果的に換気できる。

ポーラテックのアルファダイレクトを採用。裏地のない起毛素材は素肌に着ても心地よい。

ミレー/
ブリーザー ライト アルファ ダイレクト プルオーバー
¥26,400
サイズ:XS〜XL
カラー:ドーン、他1色
中綿素材:ポーラテックアルファダイレクト
重量:246g(M)
問い合わせ:ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン

適度な暖かさと伸縮性で季節を問わない。

表地は身ごろと袖の上部にリサイクルナイロンをベースにしたパーテックス生地、脇と袖の下側にストレッチパネルを使い、裏地にテイジンのオクタを当てた。シャツのような感覚なので、季節を問わず重宝する。

オクタは中空で8本の突起を持つ繊維。少ない質量でも空気を多く含むため、軽く暖かい。

ノローナ/
フォルケティン オクタジャケット
¥28,600
サイズ:S〜XXL
カラー:インディゴナイト、他2色
中綿素材:テイジンオクタ
重量:264g(L)
問い合わせ:フルマークス

 

※この記事はPEAKS 2021年11月号 No.144からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。価格改定や売り切れ等については、お買い求めの際にご確認ください。

Info

SHARE

PROFILE

PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

No more pages to load