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キャンプで快適に過ごすには椅子が重要!こだわりの詰まったキャンピングチェア5選

キャンプサイトの中心を作るテーブルと、それを取り囲み居場所を生むチェア。どちらもキャンパーならこだわりのひとつをもっておきたい超重要ギアだ。それゆえ実際これはどうなの?なんていう事前のリサーチにもチカラが入る。そんなみなさまのお役に少しでも立てればと、注目ギアのインプレッションを敢行!ここではおすすめのアウトドア・チェア5つをインプレッション。

文◉岡本546
写真◉後藤武久
撮影協力◉PICA富士西湖
出典◉CAMP TOOLS 2021

①ニーモ
ムーンライト リクライニングチェア

現在のリクライニングチェアブームの火付け役で、人気品薄が続くスターゲイズシリーズを産んだニーモ。それゆえ新作となれば言わずと期待が高まる。組み上げてまずはその軽さに驚愕!どんな体型にもフィットするフレキシブルな座り心地のメッシュ座面は、濡れたままでも座れるので夏場の出番が増えそうだ。

そして最大のポイントはこのミニマルなスタイルのなかにもちゃんと落とし込まれたリクライニングシステム。アームのところにあるパーツを引き締めたり緩めたりするだけで無段階での調整が可能だ。ニーモのチェアという時点で最初から期待値が高かったが、難なくそれを超えてきた!

スターゲイズシリーズをバックパッキングへという想いから生まれたムーンライトリクライニングチェア。腰掛けたまま簡単にリクライニングを調整できるメタルハンドルを備え、体の動きに順応してフレキシブルに変化するメッシュシートを採用する。

これだけ軽量にも関わらず耐荷重136㎏という数値も驚異的だ。

値段:¥16,500(2021年8月発売予定)
サイズ:D53cm × W49cm × H64cm
収納サイズ:D10cm × W10m × H35cm
重量:830g
問い合わせ:イワタニ・プリムス

②DOD
スゴイッス

「あれヤバイっす」。そんな噂をかねがね聞いており、どんなものかと思っていた話題の新作が噂どおりスゴかった!まず座面の大きさがイイ!自分の身体がデカイのもあるが“大は小を兼ねる”というとおり、大きい座面は深く包み込んでくれるのでどんな人にも快適な座り心地をもたらす。

そして最大の特徴は脚。4本それぞれが4段階ずつ高さを調整でき、たとえば傾斜や凹凸のある岩場でも前後ないし、4本それぞれの長さを調整することでフラットな座り心地を得ることができるのだ。こんなのいままでにないっす〜!

スタッフサックを折りたたんで背面のポケットに入れることでピロー効果を得る。
小物を収納するのに便利なサイドポケットが付いていたりと抜かりない「あれヤバイっす」。

値段:¥9,430
サイズ:D66cm×W60cm×H69-86-90-94cm
収納サイズ:D46cm×W39m×H11cm
重量:2300g
問い合わせ:ビーズ

③メレーム
キリカブ

昨年始動した新進気鋭のアウトドアブランドのイスが超突飛! 擬態系スツールというネーミングセンスもさることながら、遠目には切り株にしか見えないそのクオリティにも刮目する。エアスツールながら表材にほどよく硬さがあり、座っていて疲れるような柔らかい造りではない。

しかし当然のことながら背もたれがないので、長時間の仕様はいささか疲れる。そこでオットマンとしての使い道を探ると、なるほどこれは快適だ。そしてなによりも子どもたちを笑顔にするであろうその挑戦的デザインに拍手を送りたい。

まるでクマが切り株に座っているかのようなスタイルを生み出してくれる個性派スツール。
本体裏にあるプラグを外すと空気を抜くことでき、若干だがコンパクトになる。反対に空気を入れたいときはポンプが付属するのでそれを使おう。

値段:¥8,800
サイズ:φ38cm×H22.4cm
重量:2,360g
問い合わせ:ピーエルエム

④ハイランダー
リクライニングローチェア

使い勝手に優れるキャンプギアをハイコスパで作っているハイランダーは、いつでもキャンパーたちの強い味方。こちらのチェアもリクライニング機能をもちながら驚愕のU-5000。機能の面に目を向ける。4段階で背面の角度を調整でき、特筆すべきは数あるリクライニングチェアのなかでもめずらしくフルフラットにできるところ。

当然足まではカバーできないので、単体ではコット代わりとはいかないが、2台組み合わせれば十分に可能。「2台使いなんてぜいたく!」ってなるところに先のコスパの件が効いてくるのだ。

アームレストの下に付いた波状のパーツにフレームを噛ませることで、4段階のリクライニングが可能となったロースタイルのチェア。
ピロー部分は背面の裏側に逃がすことができるので適宜調整しながら座ることが可能。

値段:¥4,280
サイズ:D61cm×W59.5cm×H71cm
収納サイズ:D70cm×W62m×H7cm
重量:2,800g
問い合わせ:ナチュラム

⑤テントファクトリー
ZELデッキチェアMH

人気機種のデッキチェアがシリーズ化。元々はロータイプ、ブラックのみの展開だったが、今季より赤とモスグリーンの2色展開に。そしてさらにミドルハイの高さも新登場したのだ。その人気の秘訣は硬さだろう。

このタイプのチェアの座り心地は木のしなりとキャンバスの硬さがポイントで、比較的柔らかめに設定されたものが多い。一方でこちらはヨーロッパケヤキという非常に硬い木材を使っており、カリッとした座り心地が新鮮な印象を残す。しかも長時間座っていても疲れないのだ。硬派キャンパーはこれで決まり!

昨今人気のミドルハイスタイルとなったデッキチェア。ロースタイルとは異なり足への負担が少なく、より自然体で座ることができる。
またフレームには硬いケヤキ材を使っているので、体の重心を前にもっていきやすく作業にも向く。

値段:¥11,000
サイズ:D54.5cm×W56.5cm×H71cm
重量:2,800g
問い合わせ:テントファクトリー

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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