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快適なハイクアップと滑りの安定性を両立|K2 ディスパッチプロ

軽快なハイク重視か、安定感のある滑走重視か、バックカントリースキーのためのブーツ選びでは、どちらに重きを置くかで選択するアイテムが変わってくる。今シーズン、そんな両方の性能を高次元で実現するブーツをK2がリリース。

軽さと剛性のバランスの良さが魅力

バックカントリーにおいても滑走性を求める滑り手からの評価が高いK2のブーツ。こちらのニューモデル、ディスパッチプロはテックビンディングのみに対応するツアーモデルで、軽さと剛性のバランスの良さが魅力だ。

シェルにはパワーライトツアーシェルという軽量な素材を用いつつ、2ピース構造でフレックスは硬めの仕上がりになっており、しっかりとパワーを伝える滑りが可能。重量は約1,500g とツアーモデルらしい軽い仕上がりで、可動域が広いウォークモードと相まって軽快なハイクアップを実現してくれる。また、インナーにはBOAを搭載。ブーツを履いたままでもフィットさせることができ、着脱もスムーズだ。

写真下のウォークモード時の最大可動域は60度(写真上は通常時)。足首をしっかり曲げられるので、ハイクアップも快適
9~15度の間で前傾調整が可能。ちょうど良い角度でフィットさせることができる。調整はネジを外して締めるだけと簡単

さらに特筆すべきは、蜂の巣状の空洞が特徴の「ハニカムブーツボード」と呼ばれるミッドソール。ダウンのように空洞が空気を溜め込み従来モデルに比べてより保温力が高いので、寒さが気になるパウダーシーズンの終日のツアーでも快適にすごせる。

蜂の巣のような空洞が特徴的なミッドソール。ダウンのようにデッドエアを溜め込むので、保温力が高く冷えを感じにくい

登山目線では軽量ギアに目が行きがちだが、滑りの技術に自信がない人こそストレスなく滑走できるモデルがおすすめ。このディスパッチプロは有力な選択肢のひとつとなるだろう。

ディスパッチプロ

¥115,500
対応ビンディング:TEC
サイズ:24.5 ~ 30.5cm
重量:1,525g(26.0cm)

企画協力◉K2ジャパン k2snow.com

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PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

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