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山のオールラウンダーのためのティートンブロスのアルパインシェル「クライマティック」

定評あるバックカントリースキーシェルとして知られるTBジャケット&パンツをベースにアルパインクライマーの要望を取り入れてリ・デザイン。冬山登山に最適な注目の1着。

冬の多目的な登山に使えるオールラウンドなシェル

人気のツルギジャケットで知られるティートンブロスは、もともとバックカントリー用シェルからスタートしたジャパンブランドだ。湿雪から粉雪までさまざまにコンディションが変化する日本のウインターシーズンの山で、いかに快適で、いかに安全に行動するかをテーマにウエア作りを続けてきた。なかでも一番のこだわりは、オーバーヒート対策である。

冬山登山に欠かせない防水透湿素材といえども、急斜面の登高やラッセルなど、運動強度の強い行動を続ければ、ウエア内は汗と熱で蒸れる。その結果、ジャケットの脱ぎ着は増えるし、場合によっては結露した水分が体を冷やし、危険な低体温症にも結び付く。

そこでティートンブロスでは、通気性の高い防水生地を採用するとともに、胸元から脇腹まで大きく開くアングルベンチレーションを設けることで、クールダウン機能の高いシェルを作ってきた。

大きな開口部から効果的に換気できるティートンブロスの特徴的なベンチレーション

この「クライマティックジャケット&パンツ」は、そうしたティートンブロスらしいコンセプトを継承した、登山・クライミング用シェルである。オーバーヒートを防ぐ特徴的な大型アングルベンチレーションを受け継ぎつつ、体に沿ったスリムフィットで、稜線の強風にバタつかず、体の周囲の視認性も向上。さらには、昨年からは素材を防水通気素材「タズマ」に一新。汗抜けの良さのみならずこれまで以上に高い通気性と防水性を同時に発揮してくれる。

このタズマの基布には、ツルギジャケットと同じ50デニールのメカニカルストレッチナイロンが使われてきたが、さらに今季からは、100デニール相当の強度を持つ50デニールの双糸の高強度素材を擦れやすい部位にマッピング。これはバックカントリーシェルのTBジャケットと同じ高強度素材であり、重いバックパックとの擦れや、雪面にヒザを着いたり、腰を下ろしたりといった冬山での行動に備えたアップデートである。

パックやハーネスと接する肩や腕外側、ウエスト周りは50デニール双糸素材を採用

「クライマティックジャケット&パンツ」は、アルパインクライマーの要望で作られたシェルだが、当然、冬山登山から、アイスクライミングまでオールラウンドで活躍してくれる。また、アルパインエリアでのBCスキーに最適なハーフビブパンツも用意されていることも付け加えておきたい。

クライマティックジャケット ¥66,000

サイズ:S ~ XL カラー:オレンジ×イエロー、ダークオリーブ× ブラウン、ネイビーブラック×ネイビー 重量:470g(M)

カラー:ダークオリーブ× ブラウン
顔の垂直方向とこめかみから横方向のフィッティングを、ワンアクションで調整できる
胸ポケットの開口部を斜めにセットすることで、反対側の手を入れやすくなっている

クライマティックパンツ ¥57,200

サイズ:S ~ XL カラー:ネイビーブラック×ネイビー、オレンジ×イエロー 重量:445g(M)
カラー:オレンジ×イエロー
サイドはベンチレーション兼フルジップ仕様で、ブーツを履いたまま容易に着脱できる
しやなかな50デニール素材に、擦れやすいヒップとヒザは50デニール双糸生地で補強
メイン素材「タズマ」はメカニカルストレッチのため、ヒザもストレスなく屈曲できる
フロントのスナップを取り除き、面ファスナーにすることでハーネスとの干渉を軽減

クライマティックビブパンツ ¥64,900

サイズ:S ~ XL カラー:ガンメタル 重量:675g(M)

オーバーヒートを防ぐ防水通気素材「タズマ」

高い防水性と通気性をバランス良く併せ持つ新世代の防水通気素材。何層にも重なるミクロの網の目が水分を遮断し、物理的な通気を可能にする。表地は高強度ナイロンで耐久性と軽量性を両立し、メカニカルストレッチにより十分な伸縮性がある。防水通気素材とは思えないやわらかな着心地がもうひとつの大きな特徴。裏地は吸湿速乾性に優れた20デニールのニットバッカーでしなやかなテクスチャーと高機能を併せ持つ

愛用者の声

「スリムフィットと通気性の良さが好印象」

以前からTBジャケット&パンツを愛用してきましたが、クライマティックのほうがスリムで体にフィットするので、強風下でもバタつかないし、クランポンを履いた足元も確認しやすい。行動中も熱や湿気が溜まりにくい素材のため、冬の行動中の脱ぎ着が圧倒的に減っています。ただ、通常の防水透湿素材のウエアよりも抜けがいいぶん、ミッドレイヤーを気持ち暖かめにすると良いかも。生地がしなやかなので、着た感じが軽く、とても動きやすい点も気に入っています。

Photo by Akane Matsumoto

ヨシキ&P2 N.M.D.事業部長 吉野時男

老舗登山用品店の社員としての業務を続けつつ、トレッキングからフリー&アイスクライミング、バックカントリースキーまで、四季折々の山をオールラウンドに楽しんでいる

 

「信頼度が高く、今季もフル活用間違いなし」

僕がウエアに求めている第一条件は、動きやすいこと。雪山のガイド中はさまざまなことに目を配る必要があるので、ウエアは余計なストレスがないことが理想です。その点、クライマティックジャケット&パンツは、動きやすさ、軽さ、フィット感、耐久性など、ウインター用シェルとしての満足度は高いものがあります。僕の場合は一般登山者よりもはるかに着用頻度が高く、冬から春までは、ほぼ毎日のように着用していますが、その信頼性の高さも重要なポイントです。

山岳ガイド 水野隆信

楽しく安全を絶対的なテーマに、通年の登山、バリエーションルート、各種クライミング、BCスキーなどオールラウンドに活動する山岳ガイドであり、現役クライマー

企画協力◉ティートンブロス www.teton-bros.com

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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