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未来へ向かうための ing ~「スタティック」と「フォルクスワーゲン」の環境負荷低減のための取り組み~

いま、当然のように享受できていることが、将来は当たり前でなくなってしまうかもしれない。
そんな危惧を抱き、アウトドア業界、車業界でそれぞれ活動を行なっている2社の取り組みをご紹介。

原料を循環、ゴミを出さないモノづくりを目指す「STATIC」のing

奥多摩の山々とせせらぎに包まれた、趣のある木造住宅。庭先にはクライミングボードが据えられ、家庭菜園が広がっている。そんな調和の取れた空間の一角を、山積みされたゴミ袋が占めていた。

「こっちはナイロンでそっちはウール混紡素材の端切れ。これらは付き合いのある縫製工場から送ってもらったものです」

アウトドアウエアに限らず、衣料を作る過程で生じてしまう端切れ。その量は仕入れた生地の30% にもおよぶ。そうして、日々、大量に発生するそれらは、工場側の経費で、焼却処分されているという。

2011年の東日本大震災は、わたしたちの快適な生活はひどく脆弱な基盤の上にあることを教えてくれた。そんななか、子どもを育てる親として、アウトドアを愛するひとりとして、なにができるのか。

「日常的に入る奥多摩でも、近年の台風で登山道が崩壊するなど、環境問題は身近に迫っている。アウトドアでの喜びを享受するだけでなく、目の前の課題に積極的にアクションを起こして状況を改善していきたい。そうした思いから、独自のブランドを立ち上げました」

「CHOICE FOR THE EARTH」という理念を掲げるアウトドアブランド・スタティック代表の田中健介さんは穏やかにそう語る。

スタティック代表・田中健介。アウトドアメーカー、輸入代理店を経て、2016年、輸入代理店「スタティックブルー ム」を、2020年に「スタティック」を立ち上げる。近隣の山々でのクライミングや沢登りを日々楽しむ

2020年の創業当時、まず目指したのがリサイクル素材の採用。ウエアのライフサイクルにおけるCO2排出量のうち、その50% が原料生産の過程で生じている。

「ところが、そうした素材選びだけでは表層的だと気づいたんです。生産から輸送、そして廃棄後の焼却まですべての流れを俯瞰し、持続可能なやり方に置き換えていきたいと思ったんです」

そうしてはじめたのが、製造過程で生じる端切れの再利用だった。ナイロンやポリエステルはもちろん、今後はウールも同様に集めて、世界三大産地のひとつ、愛知県一宮市に送り、再生ウールにしてもらう予定だという。その一方で、使い終えたフリースを回収し、再生フリースへと作り直す「ByeHello」プロジェクトを展開している。

「アウトドアショップを通じて回収させてもらい新商品として再生する、いわば水平リサイクル。手から手へとわたる、身近さを感じてもらえたらと思います」

国内外の再生素材メーカーからサンプルを取り寄せ、自社製品に活用。来期は超軽量かつ保温性の高い化繊綿を使ったスリーピングバッグをリリース
三俣山荘のクラウドファンディングの返礼品に採用される、端切れを再生したポリエステルTシャツ

そうした言葉ににじむのは、企業努力を越えた切実な思いだ。
「とはいえ、それは資源の乏しい日本では、昔から行なわれていることなんです。一宮の再生ウールメーカーのような技術は、脈々と受け継がれているんです」
そして、スタティックが手掛けているもうひとつのプロジェクトが、混紡素材の再生。ところが、ミックスされた生地や糸から再生できる特定の素材を抜き出す技術は、世の中に存在しないという。
「それでも混紡素材は大量に使われていますから、端切れも廃棄も多い。そこで、昔ながらの機織り機で裂き織りを行なっています」
裂き織りとは、使い込んだ衣料を裂いて横糸とし、縦糸の綿糸と織りこむことで、手触りある織物として再生してゆく、東北地方などで発達していた技術であり生活の知恵。スタティックでは機織り機を購入し、裂き織りで端切れのアップサイクルを始めた。そうして作った敷物は、来期から北アルプスの水晶小屋などで使われるという。

群馬の産地から譲ってもらった機織り機。今後は複数導入し、近所の知り合いなどの手を借りるなどし、生産数を増やしたいという
手触りのある質感と、優しい表情を持つ裂き織りの布地

「ぼくらが提案するのは、もうひとつの選択肢。捨てられたものに命を吹きこんで、ふたたび山で使ってもらうことにロマンを感じているんです」

太陽と健康な大地がある限り、森は育ってゆく。薪は再生産可能なクリーンエネルギー

2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、取り組みを加速中「フォルクスワーゲン」のing

高校時代から社会問題に関心があったという田中さん。自然を楽しむだけでなく守りたいと考える原点は、そこにある。

「意識するのは、アウトドアアパレルよりもはるかに規模が大きく、厳しい視線に晒されながらも先進性のある取り組みを行なう食の分野であり、車業界です」

そんななか注目するのが、フォルクスワーゲンの「Way to ZERO」。これは、2030年までに、ヨーロッパで生産される車両一台あたりのCO2排出量を、2018年に比べて40%削減し、2050年までに企業として完全なカーボンニュートラルを目指すというもの。その第一歩として、CO2を排出しない電気自動車「ID.4」の販売を日本で始めた。同時に、自動車の生産や消費者に届くまでのサプライチェーン全体でのCO2削減にも取り組んでおり、すでに生産工場の大半では、稼働に必要な電力を再生可能エネルギーから賄っている。また、再生可能エネルギーの供給網の拡大にも力を注ぐ。その一例として、本国ドイツにおいて大規模なソーラーパークを各地に設置するなど、化石燃料に頼らないクリーンエネルギーを生み出すとともに、充電ステーションを各地に充実させている。

こうして、環境負荷の低い電気自動車を広めるだけでなく、車をめぐる環境を持続可能なものに整える活動を世界中で進めている。

気になる「Way to ZERO」の詳細は、フォルクスワーゲンの特設サイトにて!

フル電動SUV「ID.4」が登場

日本で初めてのフル電動SUVモデルとなる「ID.4」。ラゲージルームは最大1,575ℓの容量をもち、500㎞を超える航続距離を誇るので、登山やアウトドアとの相性も抜群! 走行性の楽しさを併せもつ、新世代SUV

ID.4

¥6,365,000
サイズ:全長4,585㎜×
全幅1,850㎜×全高1,640㎜
乗車定員:5名

 

 

企画協力◉フォルクスワーゲンジャパン
www.volkswagen.co.jp
TEL.0120-993-199

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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