より軽く、装着感も向上! ペツルのハイエンドヘッドランプ「ナオ アールエル(NAO RL)」が登場
PEAKS 編集部
- 2023年01月31日
独自の光量調整機能「リアクティブライティング」を搭載するペツルのハイエンドヘッドランプ「ナオ」。
このリアクティブライティングは、反射によって入ってくる光をセンサーが感知、分析して、シーンに最適な明るさ、ビームパターンを調整してくれるという機能で、これにより無駄なバッテリー消費が抑えることができる。そのため、トレイルランニングのナイトランやオーバーナイトのレースで多くのランナーに愛用されてきた。
このナオが2023年1月にアップデート。「ナオアールエル(NAO RL)」として新登場した。
フィット感が向上し、重量も軽く
前モデルの「ナオ プラス(NAO+)」と比較すると一目瞭然。ほとんど別物と言っていいほど変わっているが、一番目立つのはライト部分の変化だ。
ライト部分が圧倒的に薄くなり、さらに内側がカーブ形状になっているので、より頭にフィットしやすくなった。またLEDの数が従来より増え、さまざまな方向を向いているので、ムラのない光の拡散効果も期待できる。照射力は前モデルのや2倍の1500ルーメン(リアクティブライティング時。最長2時間)。ヘッドランプとしては最高クラスの明るさだ。
ヘッドバンドの作りも前モデルから一新、ライトとバッテリーをつなげるコードがすっきりし、よりフィット感が向上した。激しい動きが伴う場合には、付属のトップストラップを付けるとさらに安定性が増す。
バッテリーは3200mAhの大容量リチウムイオンバッテリー。USBのType-Cで充電できるので、スマホ用に持っていくことが多い一般のモバイルバッテリーが充電に使える。さらにこのバッテリー自体がモバイルバッテリーとしても機能するので、緊急時はコードを繋げればスマホなどを充電することもできる。
気になるバッテリー照射時間は、リアクティブライティング時で弱(250ルーメン)10時間~、中(550ルーメン)5時間~、強(1500ルーメン)2時間~(リアクティブライティングは一定の出力でないので、使用シーンによって照射時間が変化する)。弱であっても250ルーメン程度なので、夜間でも十分な明るさがある。遠方の状況が見えにくくて危険な場合など、一時的に中や強にする場面もあるだろうが、弱で使用していれば夜が長い時期でなければほぼ一晩は持ってくれるだろう。
バッテリー下部の電源スイッチ部分に電池残量を知らせるインジケーターが搭載されており、残量がひと目で分かるのもありがたい。
バッテリーの後部で赤色光を点灯、点滅(切替可能)させることができるので、車が通るロードを走る際も安心だ。
別売の予備バッテリーまで収納できるポーチも付属。ポーチの中でライトを照らせばランタンとしても機能する。
全体の作りを見直すことで、重量は前モデルに比べ約40g、つまりジェル1本分軽くなっている。
リアクティブライティングならではのバッテリー持ちの良さ、さらにフィット感の向上や軽量化など、よりシビアなコンディションでも使いやすく進化を遂げた「ナオ アールエル」。今シーズン、ヘッドランプを新調する人はぜひチェックしておこう。
NAO RL
最大光量:1500 ルーメン
重量:145 g
照射レベル:弱、中、強
照射モード:リアクティブライティング、スタンダード
ビームパターン:ワイド、ミックス
問い合わせ先:アルテリア
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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